VMware、VMworld 2021でマルチクラウド時代の「クラウドスマート」アプローチを発表

VMware Cross-Cloud Servicesであらゆるクラウドに自由度、柔軟性、セキュリティの提供を支援

ヴイエムウェア株式会社

*本内容は、2021年10月5日(米国時間)に米国VMware, Inc.が発表した報道資料の翻訳版です。

【2021年10月5日(米国時間)カリフォルニア州発】
VMware, Inc.(NYSE:VMW)は本日、VMworld 2021において、VMware Cross-Cloud Servicesの提供開始とともに、マルチクラウド時代の顧客支援に関する戦略を発表しました。VMware Cross-Cloud Servicesは統合化されたサービス群として、自由度と柔軟性を備えた環境の下、アプリケーションをあらゆるクラウド上で構築、実行、よりセキュアに保護する機能を提供することで、迅速でスマートなクラウド化によるデジタルビジネスへの対応をサポートします。
現在、企業はビジネス遂行のために平均で約500種類のアプリケーションを稼動していますが(1)、それらは複数のクラウドに分散しています。VMwareユーザ企業の75%は2つ以上、40%は3つ以上のパブリッククラウドを利用しています(2)。このようなマルチクラウドのアプローチによって、アプリケーションのスピードとイノベーションは加速し、組織の俊敏性と耐障害性は大幅に向上します。しかしマルチクラウドは、これまでに企業が管理してきたシステム環境よりもはるかに多様かつ複雑で、分散化しています。このような複雑な環境では、迅速な対応とリスク管理の間でトレードオフを迫られることが多くなり、結果的に実行スピードの低下やコストの増大が生じます。VMwareは、このような厳しい選択や課題を克服できるような支援策を打ち立て、マルチクラウドビジネスにおける自由度とコントロールの強力な組み合わせを提供します。

すべてのアプリケーションに対応するVMware Cross-Cloud Services
VMware Cross-Cloud Servicesは、マルチクラウド時代に対応するため、クラウドへの移行の加速、コスト効率の向上、あらゆるクラウドにわたる柔軟性とコントロールという3つのメリットを提供します。VMware Cross-Cloud Servicesは、マルチクラウド環境に対応するVMwareの製品ポートフォリオの機能を拡張することで、希望するクラウド上で必要なサービスを選択して、進化するビジネス需要に対応します。なお、VMware Cross-Cloudサービスは、5つの中核的機能から構成されます。

クラウドネイティブ アプリを構築/展開するための最先端のプラットフォーム
  • エンタープライズ アプリを運用/実行するためのクラウド インフラ
  • 異種混在のクラウド間でアプリのパフォーマンスやコストを監視/管理するクラウド管理機能
  • マルチクラウドの運用全体にまたがるセキュリティとネットワーキングによる、すべてのアプリの接続とよりセキュアな保護
  • 分散化された業務環境を実現するデジタルワークスペースと、エッジ ネイティブ アプリを展開/管理するエッジ ソリューション

また、VMworld 2021では、VMware Cross-Cloud Servicesに含まれる、以下の新しいイノベーションを発表しました。
  • クラウド インフラおよび管理:新しいマルチクラウド イノベーションにより、迅速かつより安全なクラウドへの移行、アプリのモダナイゼーションの加速、クラウド運用モデルの適用を支援
  • アプリ:進化したVMware Tanzuポートフォリオを通じて、あらゆるクラウド上でアプリを構築/展開するための自律性を開発者に提供
  • エッジ:VMware Edgeの発表。この製品ポートフォリオにより、お客様は場所を問わず、複数のクラウド環境でエッジ ネイティブ アプリの実行/管理が可能
  • セキュリティとネットワーキング:クラウド/アプリ環境の内部および全体で、エンドツーエンドのZero Trustアーキテクチャを実現する新しいセキュリティ イノベーション

VMwareの戦略とイノベーションによって、サービスとクラウドにおけるパートナの成長を促進
VMwareは、カスタマ ファーストおよびパートナ主導の戦略に沿った、いくつかの新しいパートナ プログラムのイノベーションを発表しました。これはリセラー パートナ向けのVMware Cloud Universalや、マスター サービス コンピテンシー(MSC)を取得したパートナ向けのVMware Success 360などが挙げられます。これによりMSCを持つパートナは初めて、カスタマージャーニーのすべての段階において、VMwareソリューションに基づく独自のカスタマ サクセス サービスの提供が可能になります。さらに、新たに更新されたVMware Customer Lifecycle Incentivesにより、サービスやクラウド提供におけるパートナの成長を促進します。

VMware, Inc. 最高経営責任者(CEO) ラグー・ラグラム(Raghu Raghuram)コメント:
「マルチクラウドは、業界全体が再変革を進める中で、今後20年間のデジタルビジネスモデルとなります。もはや『クラウドファースト』ではなく、『クラウドスマート』であることが重要です。企業は、自社の戦略的なビジネス目標に基づき、適切なクラウドを自由に選択できるようになるでしょう。VMwareはクラウドにとらわれないアプローチにより、お客様の現状を把握し、ゴールへと導いていけるユニークな立場にあります。そして、すべての企業がイノベーションを加速させ、マルチクラウド時代に自社の戦略を推進できるよう支援します」

VMworld 2021について
VMworld 2021は、クラウド コンピューティングとデジタル インフラに特化した、世界規模のプレミア イベントです。VMworldには75社ものスポンサー企業が参加し、600を超える貴重なセッションとラボのほか、モバイル デバイスからデータセンタ、クラウドまで、ソフトウェアベースのビジネスへ向かうプロセスを加速する、ネットワーク イベントを特長としています。VMworldの参加者は、クラウド環境の新たな動向を捉えるだけでなく、ビジネス変革に必要な他にはない知見やツールを入手できます。VMworldに関する詳細情報については、 www.vmworld.com にアクセスください。

*US参考資料原文、および参考資料内コメントは下記URLよりご覧ください。(英語サイト)
https://news.vmware.com/releases/vmworld-2021-cross-cloud-services

*デジタル化を進める企業のスマートなクラウド移行に向けたVMwareの最新情報については、下記URL/VMworldメディアキットよりご覧ください。(英語サイト)
https://news.vmware.com/vmworld-2021-media-kit

1. K2 Cybersecurity, “Average Enterprise Runs 464 Custom Applications,” March 2021.
2. VMware Research, 2021

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアは、あらゆるアプリケーションに対応したマルチクラウド サービスを提供するリーディング プロバイダであり、企業によるコントロール下でのデジタル イノベーションを実現します。VMwareのソフトウェアは、イノベーションを加速させる信頼性の高い基盤として、企業が未来を築くために求められる柔軟性と選択肢を提供します。カリフォルニア州パロアルトに本社を置くVMwareは、同社の2030 Agendaを通じて、より良い未来の構築に取り組んでいます。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。

VMware、VMworldは、VMware, Inc.またはその子会社の米国および各国での商標または登録商標です。

会社概要

ヴイエムウェア株式会社

10フォロワー

RSS
URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区芝浦3-1-1 田町ステーションタワー N 18階
電話番号
-
代表者名
山内 光
上場
海外市場
資本金
-
設立
-