KDDIと提携し、全く新しい純国産SaaS型ERPを発売

株式会社 GCT研究所

               モディファイ無料!
    全く新しい純国産SaaS型ERP 「Just-iS(ジャスティス)」を先行リリース
    2008年秋にはKDDIのSaaSソリューション「Business Port」で本格提供
 株式会社GCT研究所(東京都千代田区、代表取締役社長:岡部摩利夫)は2008年3月13日、KDDI株式会社との提携に基づき、全く新しいSaaS(Software as a Service)型ERPサービス「Just-iS(ジャスティス)」を新発売することを発表しました。同サービスは、IT業界の常識を打ち破り、カスタマイズ時のモディファイを無料としました。また同サービスは、KDDI株式会社とマイクロソフト株式会社が提供する「Business Port Support Program」における最初の業務アプリケーションの一つとなります。

 「Just-iS」は従来のASP(Application Service Provider)サービスともERPパッケージや個別開発されるシステムとも異なり、ユーザー企業が必要とするアプリケーションの機能(業務サービス)を、細かな業務メニューの単位で自由に選択して利用できるオンデマンドの「リアルSaaS」サービスです。しかも導入に際しては、アプリケーションをカスタマイズして個々のユーザー企業に適した形に仕上げますが、このうち画面やシステムの内部に変更を加える「モディファイ」は、GCT研究所が無料で申し受けます。選択した業務のフロー設定や各業務内の項目、画面構成なども自在に変更できるので、ユーザー企業は自社固有のニーズに合致した高機能かつ高品質の業務システムを短期間でリーズナブルに導入することができます。特殊なアドオン(追加)開発などは有償となりますが、これらも従来に比べて格段の低コストで実現可能です。

 「Just-iS」のサービスメニューは、一般企業のERP(統合基幹業務システム)に求められる業務や機能のほとんどを順次網羅していきます。なおかつ足りない業務や機能がある場合は、ご希望に応じ迅速かつ柔軟に追加でき、特殊な業種・業態に特化した新たな業務フローの追加も可能です。
 これら「Just-iS」の対応業務範囲は、将来に向け拡大・成長を続けます。あるお客様で業務が追加されたり拡張されたら、その変更分も新たな業務メニューとしてリリースされます。結果として、他のお客様が業務範囲を広げる際の選択肢が増えるという「業務コミュニティー」の形成を、GCT研究所では目指しています。

 市場投入の第1弾となる今回は、まずSeasonβとして、Suica/PASMO等のデータを活用した「自動旅費精算フロー」を2008年4月1日よりリリースします。本年秋以降予定されている「Business Port」での提供開始時には「受注・販売フロー」「商品購買・在庫フロー」「リソース調達フロー」「直送フロー」「経費精算フロー」「債権・回収管理フロー」「債務・支払管理フロー」などを順次リリースし、その後も拡張して参ります。従って今回のSeasonβは、ERPサービスとしての本格展開に先立つ先行本番投入であり、従来存在しなかった業務システムの導入方法を実証する国内初の商用プログラムとなります。

これら「Just-iS」全体に共通するお客様の導入メリットは以下の7つです。
●「Just-iS」の7つの特徴
1.進化するERPで、モジュールの制約なく対応業務を拡張
Season1、Season2、…と、お客様のニーズに応えてどんどん適用業務を拡大していきます。ERPシステムでありながら、ビックバン導入や大きなモジュール単位に導入する必要がなく、スモールスタートが可能。細かなメニュー単位の導入で着実に費用対効果を上げながら、段階的に適用範囲を拡大していくことができます。

2.業界初!モディファイ無料で個別要求へ柔軟に対応
予め用意された業務フローや画面、帳票、データベースなどの変更は、無料で弊社が承ります。通常のアプリケーションパッケージやASPサービスでは追加開発費用が発生するようなカスタマイズ要件であっても、Just-iSなら多くの場合、無償モディファイの範囲で対応できます。
特殊な業務やプログラムのアドオンにも、これまで考えられなかった低コスト・短期間で対応します。GCT研究所独自の先進アーキテクチャ(特許申請済)が可能とした柔軟性により、オンデマンドサービスでありながらもスクラッチ開発のような自由度で、お客様1社1社の業務要件にピタリと合致したシステムを実現します

3. 完全Web対応、固定資産を抱えずにオンデマンドユース
インターネット接続環境さえあれば、わずかな初期導入費用だけで、すぐに基幹業務システムをスタートできます。面倒なダウンロードやインストール作業は一切不要。もちろんサーバー等の専用ハードウェアも必要なく、シンクライアント環境でも利用可能です。導入時の設定作業は最短数日間で完了します。
アプリケーションをサービスとして利用するSaaSなので、ライセンス購入などの固定資産投資が発生しません。ソフト/ハード資産を「所有」することなく、ユーザー数と利用する業務メニューの数に応じた月額費用でご利用頂けます。専任のシステム管理者を置く必要もなく、試験的な導入や臨時職員などの期間限定ユーザーにも手軽に対処できます。

4.「Bussiness Port」に支えられた高信頼性SaaS
Just-iSは、KDDIが運営するSaaSソリューション「Business Port」で提供されます。キャリアグレードのデータセンタ・ファシリティとネットワークの維持・運用・管理、お客様への一次保守窓口対応ならびに課金請求管理はKDDIが責任を持って遂行するので、セキュリティ面や事業継続性(Business Continuity)も安心です。さらに、au携帯電話網を使った「モバイルSaaS」とのシームレス連携も予定しております。
「Business Port」の詳細については、下記の文書をご参照ください。
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2008/0313/index.html

5.限りなくスケーラブルな業務システム
Just-iSは大企業専用でも、中小企業専用でもありません。超巨大企業の複雑な業務プロセスから、零細事業所の事務合理化、従来採算のとれなかったニッチドメインにおける電子化まで、単一の業務/システムアーキテクチャでカバーできます。企業の成長、ユーザー数の増大、適用業務範囲の拡大、海外展開などに、どこまでも追随可能なスケーラビリティを備えています。このためお客様は、長期にわたって同じシステムを活用でき、システムのリプレイス等の悩みから解放されます。
Just-iSは「スーパーマルチテナント」に対応。取引先やグループ会社の間で、ハードウェアのみでなく同一の業務システムを共通利用できます。企業間のシステムをEDI(電子データ交換)等で連携させる仕組みをわざわざ構築する必要がありません。
グローバルユースにも対応しています。業務用語や各種の項目名等を登録したリソースファイルをお客様サイドで翻訳して頂ければ、どの国の言語にも無償で対応できます。もちろん、各国の通貨制度や税制にも対応可能です。しかも、海外向けに別途システムを設けることなく、同一システムを共用しながら画面表示だけを現地向けに変えることができます。

6.業務品質の高さが内部統制・SOX法対応を強力に推進
Just-iSには、複数のERPパッケージ開発で培った業務ノウハウを投入し、業務システムとしての高い完成度と優れた業務品質を実現しました。純国産のERPシステムなので、日本の企業の緻密な業務要件をキメ細かくサポートしています。
業務フローの可視化、証憑保全、アクセスコントロール、変更履歴管理、人為的ミスを防ぐ先進のデータ入力支援機能などによって、J-SOX(金融商品取引法・新会社法)の求めるIT業務統制を強化しながら、同時にエンドユーザーの利便性向上と情報共有を強力に支援します。

7.既存システムとの連携、マッシュアップも可能
Just-iSは様々な集計パターンで、各業務ごとのデータをダウンロード可能。XMLによる他の公開サービスとのマッシュアップ機能も装備しています。既存システムからのデータ取得も、APIを介して追加することが可能です。
マイクロソフトのテクノロジーを用い、複数のアプリケーションを連携する統一プラットフォームであるBusiness Port。今後、順次追加される予定の多種多様なアプリケーションとの連携による、新たな価値の創造を追及します。

●Seasonβ「自動旅費精算フロー」の特徴
 「Just-iS」Seasonβでリリースされる「自動旅費精算フロー」は、従業員の交通費申請、上長の承認、経理部門のチェック、振込精算という一連の業務をWeb上で簡単に処理できるようにします。申請入力作業はSuica/PASMO等の履歴データをICカードや携帯電話端末から読み込み、ファイルアップロードするだけで可能です。私用乗車を簡単に排除したり、訪問先やプロジェクト、原価コードの付与、一括入力も自由自在に行えます。一般的に1ヶ月分の作業平均時間は30分以上かかっていましたが、たった数分程度に短縮できます。各種経理サポート機能とあわせ、申請・チェック時間を大幅に短縮し、ミスや改竄を防止して内部統制の向上も図れます。 
1. 指定のフォーマットCSVファイルのアップロード・自動入力
2. 通勤定期区間の自動排除、タクシー等の追加入力
3. メールによる承認依頼通知、申請漏れアラート通知
4. Webによる上長承認、お客様既存フォーマットでの申請書作成
5. 経理チェック機能、費用・原価を区別した自動仕訳元データ生成
6. 銀行振込ファイルを簡単作成
7. 申請者へのメールによる振込案内通知 など

●「Just-iS」の柔軟性を可能にした革新的フレームワーク「iRYSHA(イェライシャ)」
 「Just-iS」は、「iRYSHA」(イェライシャ)と呼ぶ革新的なアプリケーション・フレームワークをERP分野に適用することで開発されました。GCT研究所は「iRYSHA」の研究開発に4年の歳月を費やして参りました。「iRYSHA」はあらゆる業務サービスを、従来誰も達成できなかったハイパフォーマンスで構築可能とします。これにより、一般的なスクラッチ型のシステム開発や、従来のパッケージ・カスタマイズを根底から覆す全く新しい開発モデルの実現に成功しました。
「iRYSHA」では、設計メタデータを読み込むことにより、業務フローや画面、帳票などを動的に生成するので、その変更にプログラミング作業はほとんど必要ありません。規定ルールの範囲内での変更であれば、設計メタデータを変更するだけでよいので、開発に要するコストと時間を劇的に削減でき、同時に品質も担保できます。また、標準装備された多彩なAPIを通じて、外部の他システムと連携させたり、特殊な目的や機能を担う独自プログラムを追加することも可能です。

●価格・提供時期
 Just-iSのご利用価格は、契約企業各社様等のご利用人数と、ご使用になる業務の範囲に応じた月額従量課金制です。具体的な価格構成などの詳細は近日中に公開しますので、以下のサイトをご参照下さい。先行サービスの「自動旅費精算フロー」についてはキャンペーン価格として1社月額数万円~を予定しております。
http://www.gcti.co.jp/Just-iS/season1/index.html

●GCT研究所について
 GCTは「GYOMU Control Technology = 業務統制技術」。これまでの常識とは全く異なる新たなドメインを創設し、それを日本発で世界に広めたい、との想いをこめて、日本語の「業務」を「GYOMU」と名付けております。株式会社GCT研究所は2006年10月に、その3年前から研究開発を続けていたiRYSHA事業を買収し、設立致しました。Just-iS以外の主力事業として、日本郵船グループの株式会社MTI様とのパートナーシップで、RFIDを用いた物流管理パッケージを完成車メーカーに提供しております。使いやすく、使い続けられる業務統制の実現を目指し、今後も様々なパッケージやソリューションを提供して参ります。

●本件に関するお客様および報道機関からのお問い合わせ先
株式会社GCT研究所 営業本部 石川、山崎 E-mail:info@gcti.co.jp

〒101-0032 東京都千代田区岩本町3-3-6 井門岩本町ビル2階
TEL.03-5821-6464 FAX.03-5821-6463
http://www.gcti.co.jp

「Suica」は、東日本旅客鉄道株式会社の登録商標です。
「PASMO」は、株式会社パスモの登録商標です。
その他、掲載している会社名、サービス名、製品名などはいずれも当社あるいは各企業、団体の商標または登録商標です。
当社では説明の便宜上、その商品名、団体名などを記載する場合がありますが、それらの商標権の侵害を行う意思や目的はありません。

ビジネスカテゴリ
パソコン

会社概要

株式会社 GCT研究所

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URL
http://gcti.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区岩本町3-3-6   井門岩本町ビル2階
電話番号
03-5821-6464
代表者名
岡部 摩利夫
上場
未上場
資本金
2億3750万円
設立
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