「電通BtoB-Web Auditor」中国語版、2月よりサービス開始
日系企業の中国向けBtoBサイトを顧客評価に基づき診断
株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)関西支社は、BtoBビジネス(企業間取引)企業が運営するウェブサイトの営業支援効果を改善するための診断プログラム「電通 BtoB-Web Auditor」の中国語版サービスを2月より開始します。
BtoB-Web Auditorとは、購買層の評価や彼らが重視するポイントを踏まえ、独自に開発した評価基準をもとに企業サイトを診断するプログラムで、日本語版のサービスについては昨年4月から提供を開始しています。
BtoBビジネスにおいては、従来型の営業人員による売り込みに加え、企業サイトを有効に活用し、受注率を向上させることが重要な営業施策のひとつとなっています。また、企業サイトは、海外市場におけるブランディングや営業ツールにもなるため、企業からは、中国語版や英語版への要望が寄せられていました。
こうしたニーズに応え、当社は、日本語版における56の診断項目をベースに、中国のビジネス環境に精通している上海良星造想信息技術有限公司(WELLSTAR CREATION INC.)の協力を得、中国市場向けにカスタマイズした中国語版の診断プログラムを開発いたしました。
具体的には、製品ページ・検索ページ・サイト全体について、中国でのネット環境および商習慣などを考慮した66の項目でウェブ診断・分析を行い、より効果的な企業サイトへと改善していくための課題を抽出します。また、あるべき企業サイトの実現に向け、日本語版でのサービス同様に、抽出された課題に基づき、サイトの改訂サービスも提供いたします。
当社は、今後もBtoBビジネス企業が運営するウェブサイトの営業支援効果の改善に資するサービスのさらなる充実化と顧客からの要望が寄せられている英語版の開発にも着手してまいります。また、当社グループが強みとするコミュニケーション領域における統合ソリューションにより、BtoBビジネス企業が抱える多様な課題にお応えしてまいります。