「ウォータージェット施工業界初」カーボンオフセット付はつり工事 2月6日より開始
~施工時に建設機械から排出されるCO2をカーボンオフセット~
本取組みは環境省の「平成24年被災地産J-VER等を活用したカーボン・オフセット認証取得支援事業」に採択されました。支援事業の内容に基づき、環境省によるカーボン・オフセット認証を取得し、取組みについて一定の客観性を確保しています。
■取組み概要
WJ工法によるコンクリート床版はつり工事に使用する建設機械から排出されるCO2を被災地産J-VER等を活用して1年分オフセットする取組みです。被災地域を中心とした橋、高速道路等のインフラ整備の工事をはじめ、全国各地で実施する工事に導入することにより、被災地復興支援と地域の温室効果ガス削減の両方を実現し、被災地域の活性化に貢献します。
【背景】
弊社は、コンクリート構造物の切断・穿孔施工を中心に建設・土木・設備の幅広い分野で様々な施工を行い、洗練された技術を提供してきました。昨今、地球温暖化が深刻化する中で、都市開発と地球環境の保全という、相反することがらの両立が求められるようになり、これからの事業活動の継続のためにも環境負荷低減に向け、今回の取組みに至りました。
【第一カッター興業のカーボン・オフセットサービス】
サービス概要は、カーボン・オフセット付工事を希望されるお客さまに対して、工事から排出されたCO2量に応じ、J-VERを活用してカーボンオフセットを実施。オフセット主体を工事発注者であるお客さま自身とし、お客さまが環境配慮をPRできる仕組みです。尚、排出権の無効化についてはあんしんプロバイダー制度に参加しているITOKIが実施することで、透明性及び信頼性の確保に努めます。工事を導入いただくだけで、お客さまが気軽に環境貢献をすることができます。
本年度は本サービスによるオフセット量を70tと見込んでおります。業界内での積極的な普及活動に努め、社会基盤整備と地球環境保全の両方を実現できる街づくりの普及を目指します。
【メリット】
① CSR活動の1つとしてPRできます。
② 工事を導入するだけでCO2削減に貢献します。
③ 被災地域の支援も実現しています。
■カーボンオフセットの概要
オフセットの範囲
オフセットを希望した全国発注者を対象にWJ工法によるコンクリート床版はつり工事に伴うCO2排出量のオフセットを実施。
オフセット対象及びオフセット量
WJ工法によるコンクリート床版はつり工事に使用する建設機械(散水車、ポンプ車、発電機、吸引車)の稼動に伴うCO2排出量の1年分。1工事1日のオフセット量は約2t。*1
*1:現場施工時の標準的な建設機械の組合せによる推計値です。実際の排出量は、各現場ごとにモニタリングを実施し、その1年間分の合計量をカーボン・オフセットします。
使用するクレジット
プロジェクト名 福島県木質ペレットストーブオフセットクレジット活用事業
排出権の種類 オフセット・クレジット(J-VER)
木質ペレットストーブの導入による化石燃料等の削減により、
概要 創出されたクレジットです。クレジットの販売を通じて、福島
県内の森林整備を推進し、地球温暖化防止に取組んでいきます
期間 2008/04/01 – 2011/02/28
排出削減量 125 t
【お問い合わせ先】
○報道関係の皆様及びお客さま
第一カッター興業株式会社 営業本部 担当 砂川
Tel 03-3517-1113
e-mail. sunakawatakahiro@daiichi-cutter.co.jp
HP http://www.daiichi-cutter.co.jp/wj-co2/
○カーボンオフセットに関するお問合せ
株式会社イトーキ ソリューション開発統括部 担当 岸田
Tel 03-6228-6375
e-mail. ecosl@itoki.jp
HP http://www.ecoworkstyle.com
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