脳にある神経時計をチューニング 日本初!Interactive Metronome®法の特別セミナー開催決定
タイミング能力を強化するリズミカルトレーニングを用いた次世代リハビリテーション ~Interaactive Metronome®法の理論と実践~
近年、コミュニケーションに困難のある子どもたちや脳卒中など神経疾患患者、そして認知症の高齢化が全国的に増加傾向にあります。このような障害に対するリズミカルトレーニングが脳内神経時計をチューニングすることで、脳機能や神経発達を回復させることがわかってきました。
また、スポーツ選手のスランプや伸び悩みを突破する切り札として、リズムとタイミングが重要であることもわかってきました。スポーツスキルの向上には、身体的なトレーニングだけでなく、神経系、特に脳のトレーニングも必要であることが注目されています。リズムとタイミングは、脳の中にある時計の働きであり、この時計が脳のピークパフォーマンスと大きく関連しているといわれています。
今回、脳内神経時計を厳密にチューニングするInteractive Metronome®法(IM)について臨床経験豊富な作業療法士を米国から招へいし、その基礎的な理論と具体的な実践方法およびその効果について教授していただくセミナーを福岡で開催します。
講師紹介
April Christopherson
約20年にわたり米国の作業療法士として臨床実践し、その後認知神経セラピーの総合専門会社である現在のMaxAchieve社を設立してCEOに就任した。彼女は、成人と子どもの両者に対する病院、クリニック、教育現場、そして地域ヘルスに関して豊富な経験を有した作業療法士である。彼女が対象とするのは、子どもから高齢者に対する神経リハビリテーションだけでなく、スポーツアスリートのパフォーマンス向上にも関与している。彼女は、米国アイオワ州のSt Ambrose Universityにて作業療法学と心理学の学位を授与されている。
=== 一般セミナー ===
米国における子どもの発達支援の最新事情
~Interactive Metronome®法の紹介~
講 師 April Christopherson
米国認知神経セラピー専門会社MaxAchieve社CEO
対 象 教員・保育士・臨床心理士・PT・OT・ST・医師など
医療・教育関係者・関係患者グループ
定 員 150名
参加費 1,000円(資料代含む)
主 催 一般社団法人 次世代リハビリテーション研究所
通 訳 日本語通訳あり
【開催スケジュール】
<広島県福山会場>
日 時 5月13日(月)18:00~20:00
場 所 県民文化ホールふくやま・文化交流室
<福岡県博多会場>
日 時 5月14日(火)16:00~18:00
場 所 麻生塾研修センター・大ルーム
<愛知県名古屋会場>
日 時 5月18日(土)18:00~20:00
場 所 名古屋経済大学・名駅サテライトキャンパス10階ホール
共 催 名古屋経済大学附属発達臨床センター
=== 資格認定セミナー ===
Interactive Metronome®法の国際資格認定の取得に必要なセミナー
講 師 April Christopherson
米国認知神経セラピー専門会社MaxAchieve社CEO
対 象 教員・保育士・臨床心理士・PT・OT・ST・医師など
医療・教育関係者
定 員 20名
参加費 30,000円(資格認定諸経費含む)
※ このセミナーを終了するとIMを用いたセラピーが国際的に許可されます。日本では初めての資格認定セミナーとなります。
主 催 一般社団法人 次世代リハビリテーション研究所
通 訳 日本語通訳あり
【開催スケジュール】
<福岡県博多会場>
日 時 5月15日(水)9:00~18:00
場 所 麻生塾研修センター・中ルーム
<広島県福山会場>
日 時 5月17日(金)9:00~18:00
場 所 銀河学院鞆の浦研修センター
<愛知県名古屋会場>
日 時 5月19日(日)9:00~18:00
場 所 名古屋経済大学・名駅サテライトキャンパス9階講義室
共 催 名古屋経済大学附属発達臨床センター
【申込方法】
ホームページ:http://www.ingr.or.jp/new/2012/topics/06.html
FAX:06-6444-3945
【インタラクティブ・メトロノーム(IM)とは】
IMはコンピュータをベースにした特殊な機器を用いて、一定のリズムを音や光として提示し、そのリズムにピッタリとタイミングを合わせて、難易度の異なる運動課題に取り組むトレーニングの方法です。特に、リズムと運動のタイミングを合わせることを重点においているのが特徴であり、1000分の1秒単位でのタイミング能力をトレーニングしていきます。タイミング能力には、高度な時間情報処理とそのための注意資源配分が要求され、46分野を中心とした前頭前野のワーキングメモリーが関与するといわれています。近年、発達障害あるいは認知症とワーキングメモリーとの関連が明らかにされており、タイミング能力を強化するIMによって、ワーキングメモリーを活性化させるというのが理論的根拠となっています。この点についての実証研究は、IMの基礎研究者によって現在も進められています。
【一般社団法人 次世代リハビリテーション研究所】
代表理事:辻下 守弘
TEL:06-6136-7145
FAX:06-6444-3945
URL:http://www.ingr.or.jp/index.html
リハビリテーション現場の新しいカタチを創るため、さまざまな有識者、最先端技術を結集し、始動しました。
目的は、多様な社会ニーズに対応する研究開発と若いセラピストの育成を通じて、保健医療福祉の向上をめざし、全生涯にわたる健康的生活の実現に貢献すること。
グローバルな視点で未来をみつめ、「次世代」の名にふさわしいリハビリテーションを発信していきます。
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