【シスウェーブHD報道資料】オーストラリアにおけるスーパーソルガム種子の販売に関する覚書を締結
〜インドネシア、メキシコに続き戦略的エリア展開、成長戦略推進へ〜
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販売権取得の背景及び経緯
当社グループは、当社のバイオ燃料事業におけるスーパーソルガム商用化を更に加速させるべく、株式会社日本ソルガムの当社完全子会社化や、インドネシアにおける地域循環型経済の発展を目的とした糖液ビジネス展開及びバイオエタノール事業展開の推進、メキシコ合衆国内大手企業アルフェール社とのスーパーソルガムの種子販売代理店契約に向けた商用実験など、様々な取り組みを進めてまいりましたが、この度、スーパーソルガム事業のオーストラリア進出を決定し、当社完全子会社である日本ソルガムとアースノートの間でオーストラリアにおけるスーパーソルガム種子の販売に関する覚書を締結いたしました。
オーストラリアは年間3,145万トン、世界第9位(2010年出典 帝国書院より)のサトウキビ生産国であり、収穫したサトウキビは粗糖に加工されて、日本やインドネシア等に輸出されています。特にオーストラリアの北東部に位置するクイーンズランド州(以下、「当該地域」という。)は、サトウキビの栽培において非常に適した気候条件であることや、広大かつ平坦な耕地において、栽培及び収穫の完全機械化や充分な農業インフラを整えることで効率的な大規模農業を展開しており、現在オーストラリア国内の約95%のサトウキビを生産しています。クイーンズランド州の代表的なサトウキビ産地は5地域であり、その中で最もサトウキビ収量の多い地域では1haあたり年間平均120tと、他国のサトウキビ産地と比較して1.3倍から2.2倍の収量を誇っています。
この先進的農業を展開する当該地域の農業関係者が、スーパーソルガムに非常に高い関心を示し、かつ、これまでの栽培実績が高く評価され、現在、複数の現地企業や農業団体より問合せをいただいております。 当社としても、当該地域は気候条件の適合性や先進的農業インフラの整備状況等から、スーパーソルガムの世界的な戦略市場の1つと考えており、この度、日本ソルガムを通してオーストラリアにおけるスーパーソルガム種子の販売権の取得し、オーストラリアでの事業展開を決定いたしました。サトウキビにとって最適な環境は、スーパーソルガムに最適な環境でもあります。当該地域でのスーパーソルガムの栽培は、現地サトウキビの収量を大きく上回るだけでなく、これまでにない高効率な収量が実現するものと期待されております。
- 今後の展開について
当社は、オーストラリア国内での大規模展開のための販路の獲得を目指すため、スーパーソルガム種子販売のパートナー企業の選定を今後行う予定です。また、種子販売だけでなく、スーパーソルガムから粗糖を生成する過程で分離されるブドウ糖および果糖を生かした液糖ビジネスなど、応用ビジネスの分野も視野に入れ、収益向上の実現に努めてまいります。
【シスウェーブホールディングス 会社概要】
商号:株式会社シスウェーブホールディングス
代表者:代表取締役社長 宮嶋 淳
所在地:神奈川県川崎市中原区小杉町一丁目403番地
設立:1970年12月
証券コード:6636 (東証JASDAQ)
関連・関係会社:
株式会社シスウェーブ
株式会社シスウェーブトレーディング
株式会社シスウェーブテクノ
株式会社上武
株式会社リアルビジョン
株式会社ソアーシステム
【シスウェーブホールディングス 公式WEBサイト】
URL: http://www.syswave-hd.jp/
【本プレスリリースに関する報道関係者様からのお問い合わせ先】
株式会社シスウェーブホールディングス
担当: マーケティング戦略兼広報室 赤尾 伸悟
Tel:044-738-2470
Email:postmaster@syswave-hd.jp
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