メールシステムテストのためのメールを共有するオープンソースプロジェクト 「test-mailsプロジェクト」を開始
株式会社クリアコード(本社 東京都文京区 代表取締役 須藤 功平)は、エキサイト株式会社(本社 東京都港区 代表取締役社長 今川 聖)と、メールシステムをテストするためのメールを共有するオープンソースプロジェクト「test-mailsプロジェクト」を開始しました。
- test-mailsプロジェクトの概要
- test-mailsプロジェクト発足の経緯
またリニューアルにあたって、メールシステムの検証用にテストメールを作成しました。これらのテストメールを自社だけでなくだれでも自由に再利用できるようオープンソースにすることを検討した結果、株式会社クリアコードと連携してtest-mailsプロジェクトを発足することとなりました。
- テストメールのライセンス
- 収集するテストメール
行儀の悪いメールの例としては以下のものが挙げられます。
** RFC5321に準拠していない
** MTAの限界を超えている
** 日本の携帯キャリアの独自仕様が含まれている
** ASCII以外のエンコーディングを使っている
このような行儀の悪いメールは、慣習として通常のメール同様に処理されることが期待されており、メールサービス提供者は特別の対応が必要となります。またメールの消失や文字化けなどを防ぐためにはこれらの行儀の悪いメールに予め対応することが望ましく、行儀の悪いメールがそろったテストメールの必要性は高まっています。
- テストメールの拡充
なお、test-mailsプロジェクトの開始にあたって、三菱電機インフォメーションシステムズ株式会社、株式会社デージーネットがプロジェクトへの参加ならびにテストメールの提供を表明しています。
- プロジェクト参加企業からのエンドースメント
流通・ネットワーク営業部長 小林 敦様
三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)は、エキサイト株式会社様、株式会社クリアコード様のプロジェクト設立に賛同いたします。
当社も過去に、通信キャリアのメールシステムをオールOSSで構築した際に、システム試験におけるテストメールのパターン検討とケース作成に大変な労力を割いた経験があります。今回のプロジェクトは、テストケース(テストデータ)のオープン化という新たな試みにより試験工数の削減、ひいてはシステム構築コストの低減に寄与するものであり、当社はテストメールの提供と、それらの活用による低コストなメールシステム構築の両面で、積極的に本プロジェクトに参加していきます。
株式会社デージーネット
代表取締役 恒川 裕康様
株式会社デージーネットは、test-mailsプロジェクトの発足を歓迎致します。
メール関連のアプリケーション・システムのニーズは依然として高く、その安全性・安定性も高いレベルで求められています。テストメールを収集し公開することで、より信頼性の高いメールシステムの提供に、貢献できると確信しております。
また今後弊社もプロジェクトに協力させて頂くだけでなく、プロジェクトの成果物を積極的に利用させて頂き、より高品質なメールシステムを提供して参ります。
- お問い合わせ先
test-mailsプロジェクト
URL https://github.com/milter-manager/test-mails
株式会社クリアコード
担当 南 慎一郎
〒113−0033 東京都文京区本郷3−27−12
電話 03ー6231ー7270 FAX 03−6231−7271
メールアドレス minami@clear-code.com
URL http://www.clear-code.com/
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