日経BPイノベーションICT研究所 「全国『道の駅』iPhoneのLTE接続調査」
全1004カ所の「道の駅」で調査を実施 LTE接続率、通信速度はauが1位に
日経BP社(本社:東京、社長:長田公平)の日経BPイノベーションICT研究所はこのほど、「全国『道の駅』iPhoneのLTE接続調査」を実施し、結果をまとめました。調査では、現在開業している全国1004カ所すべての「道の駅」において、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの携帯電話主要3事業者が提供するiPhone 5sのLTE接続率とデータ通信速度の実態を調査しました。その結果、全1004カ所の「道の駅」で、LTE接続率、通信速度はKDDI(au)が1位となりました。
LTE接続に限定した場合、KDDI(au)が全国道の駅1004カ所のうち921カ所で91.7%、NTTドコモが745カ所で74.2%、ソフトバンクモバイルが527カ所で52.5%の接続。また事業者別のLTE通信のダウンロード速度はKDDI(au)が26.41Mbps、NTTドコモが19.88Mbps、ソフトバンクモバイルが14.01Mbpsとなりました。
LTE接続に限定した場合、KDDI(au)が全国道の駅1004カ所のうち921カ所で91.7%、NTTドコモが745カ所で74.2%、ソフトバンクモバイルが527カ所で52.5%の接続。また事業者別のLTE通信のダウンロード速度はKDDI(au)が26.41Mbps、NTTドコモが19.88Mbps、ソフトバンクモバイルが14.01Mbpsとなりました。
報道関係者/メディア・媒体関係者各位
日経BPイノベーションICT研究所 「全国『道の駅』iPhoneのLTE接続調査」
全1004カ所の「道の駅」で調査を実施 LTE接続率、通信速度はauが1位に
日経BP社(本社:東京、社長:長田公平)の日経BPイノベーションICT研究所はこのほど、「全国『道の駅』iPhoneのLTE接続調査」を実施し、結果をまとめました。調査では、現在開業している全国1004カ所すべての「道の駅」において、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの携帯電話主要3事業者が提供するiPhone 5sのLTE接続率とデータ通信速度の実態を調査しました。
国道沿いなどに設けられている「道の駅」は、ドライバーや住民に様々なサービスを提供するほか、近年は地元の農水産物を直売する施設が増え、観光客の人気も高まっています。しかし、その立地はコンビニエンスストアも出店を避けるような過疎地が多く、通信環境もこれまでは決してよいとは言えませんでした。今回、観光振興や地域の活性化の切り札として注目を集める「道の駅」の通信環境の実態を把握するために調査を実施しました。端末としては、NTTドコモの参入で出そろったiPhoneの上位機種iPhone 5sを選びました。調査結果の詳細はこちらを参照ください。
調査結果の主なポイントは次のとおりです。
①LTE接続に限定した場合、KDDI(au)が全国道の駅1004カ所のうち921カ所で91.7%、NTTドコモが745カ所で74.2%、ソフトバンクモバイルが527カ所で52.5%の接続という結果になりました。
②都道府県別に見ると、東京都、福井県、山口県、沖縄県がいずれの「道の駅」も3社のLTE接続率が100%でした。逆に、最もLTE接続率が低かったのは和歌山県でした。
③事業者別のLTE通信のダウンロード速度はKDDI(au)が26.41Mbps、NTTドコモが19.88Mbps、ソフトバンクモバイルが14.01Mbpsでした。一方、アップロード速度はKDDI(au)が7.20Mbps、ソフトバンクモバイルが5.18Mbps、NTTドコモが4.13Mbpsでした。
■ 道の駅でのLTE接続率はauが1位
LTE(4G)、3Gを合わせた接続率はNTTドコモとauがほぼ100%
今回の調査では、日本全国1004カ所の「道の駅」において、iPhone 5sの接続状況を調べました。その結果、最もLTEの接続率が高かったのは、KDDI(au)の91.7%(921カ所)でした。以下、NTTドコモが74.2%(745カ所)、ソフトバンクモバイルが52.5%(527カ所)でした。(図1、表1)。LTE(4G)、3Gを合わせた接続率では、NTTドコモが99.9%、KDDI(au)が99.6%とほぼ100%に近かったのに対し、ソフトバンクモバイルは97.7%でした(表1)。圏外だった「道の駅」の数は、NTTドコモが1、KDDI(au)が4、ソフトバンクモバイルが23という結果でした。
図1●全国「道の駅」(1004カ所)でのLTE接続率とダウンロード速度の平均値
■ 4都道府県がLTE接続率100%、最下位は和歌山県
都道府県によって設置されている「道の駅」の数はかなりばらつきがありますが、都道府県内のすべての道の駅でLTEがつながるかどうかを見たところ、北から東京都(道の駅数は1)、福井県(同11)、山口県(同20)、沖縄県(同7)では3社のLTEがすべてつながりました(表2)。逆に、最もつながりにくかった県は、和歌山県(同25)でKDDI(au)が64.0%、ソフトバンクモバイルが32.0%、NTTドコモが20.0%でした。
■ LTEデータ通信速度はダウンロード、アップロードともにKDDI(au)が上回る
休憩中に近くの観光スポットをチェックしたり、走行プランを立てたりなど、「道の駅」でスマートフォンを利用する際に気になるのは通信速度です。今回、LTEデータ通信のダウンロード速度が最も速かったのは、KDDI(au)で26.41Mbpsでした(図2、表3)。NTTドコモは19.88Mbps、ソフトバンクモバイルは14.01Mbpsでした。一方、アップロード速度はKDDI(au)が7.20Mbps、ソフトバンクモバイルが5.18Mbps、NTTドコモが4.13Mbpsの順でした。
図2●LTE データ通信速度(全国「道の駅」での平均値)
調査概要
2014年2月7日から2月27日にかけて全国47都道府県の「道の駅」1004カ所におけるスマートフォン(「iPhone 5s」)でのLTE接続率、およびデータ通信速度に関する調査を実施しました。開業前または閉鎖中を除き、現在開業している全ての「道の駅」で測定しました。測定場所は各「道の駅」の中心となる商業施設の入口前、もしくはその周辺です。調査対象端末として、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの「iPhone 5s(16G)」を選び、「RBB TODAY SPEED TEST」アプリにてデータ通信速度を計測しました。同地点で各3回計測を行い、平均値を記録。またその際の接続通信方式についても記録しました。計測調査結果は、47都道府県および11エリア(「北海道」、「東北」等)に分割し、集計・分析しました。
日経BPイノベーションICT研究所について
日経BPイノベーションICT研究所(http://itpro.nikkeibp.co.jp/ICT/)は「ICTによるイノベーションを促進し、日本の競争力向上に貢献」をテーマとして、調査・研究、コンテンツ開発、プロフェッショナルの育成支援などを手掛けています。
お問い合わせ先
本リリースに関するお問い合わせは、日経BPイノベーションICT研究所 電話03-6811-8795にお願いいたします。
下記URLにて詳細内容を掲載しています。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/ICT/news140305/
日経BPイノベーションICT研究所 「全国『道の駅』iPhoneのLTE接続調査」
全1004カ所の「道の駅」で調査を実施 LTE接続率、通信速度はauが1位に
日経BP社(本社:東京、社長:長田公平)の日経BPイノベーションICT研究所はこのほど、「全国『道の駅』iPhoneのLTE接続調査」を実施し、結果をまとめました。調査では、現在開業している全国1004カ所すべての「道の駅」において、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの携帯電話主要3事業者が提供するiPhone 5sのLTE接続率とデータ通信速度の実態を調査しました。
国道沿いなどに設けられている「道の駅」は、ドライバーや住民に様々なサービスを提供するほか、近年は地元の農水産物を直売する施設が増え、観光客の人気も高まっています。しかし、その立地はコンビニエンスストアも出店を避けるような過疎地が多く、通信環境もこれまでは決してよいとは言えませんでした。今回、観光振興や地域の活性化の切り札として注目を集める「道の駅」の通信環境の実態を把握するために調査を実施しました。端末としては、NTTドコモの参入で出そろったiPhoneの上位機種iPhone 5sを選びました。調査結果の詳細はこちらを参照ください。
調査結果の主なポイントは次のとおりです。
①LTE接続に限定した場合、KDDI(au)が全国道の駅1004カ所のうち921カ所で91.7%、NTTドコモが745カ所で74.2%、ソフトバンクモバイルが527カ所で52.5%の接続という結果になりました。
②都道府県別に見ると、東京都、福井県、山口県、沖縄県がいずれの「道の駅」も3社のLTE接続率が100%でした。逆に、最もLTE接続率が低かったのは和歌山県でした。
③事業者別のLTE通信のダウンロード速度はKDDI(au)が26.41Mbps、NTTドコモが19.88Mbps、ソフトバンクモバイルが14.01Mbpsでした。一方、アップロード速度はKDDI(au)が7.20Mbps、ソフトバンクモバイルが5.18Mbps、NTTドコモが4.13Mbpsでした。
■ 道の駅でのLTE接続率はauが1位
LTE(4G)、3Gを合わせた接続率はNTTドコモとauがほぼ100%
今回の調査では、日本全国1004カ所の「道の駅」において、iPhone 5sの接続状況を調べました。その結果、最もLTEの接続率が高かったのは、KDDI(au)の91.7%(921カ所)でした。以下、NTTドコモが74.2%(745カ所)、ソフトバンクモバイルが52.5%(527カ所)でした。(図1、表1)。LTE(4G)、3Gを合わせた接続率では、NTTドコモが99.9%、KDDI(au)が99.6%とほぼ100%に近かったのに対し、ソフトバンクモバイルは97.7%でした(表1)。圏外だった「道の駅」の数は、NTTドコモが1、KDDI(au)が4、ソフトバンクモバイルが23という結果でした。
図1●全国「道の駅」(1004カ所)でのLTE接続率とダウンロード速度の平均値
■ 4都道府県がLTE接続率100%、最下位は和歌山県
都道府県によって設置されている「道の駅」の数はかなりばらつきがありますが、都道府県内のすべての道の駅でLTEがつながるかどうかを見たところ、北から東京都(道の駅数は1)、福井県(同11)、山口県(同20)、沖縄県(同7)では3社のLTEがすべてつながりました(表2)。逆に、最もつながりにくかった県は、和歌山県(同25)でKDDI(au)が64.0%、ソフトバンクモバイルが32.0%、NTTドコモが20.0%でした。
■ LTEデータ通信速度はダウンロード、アップロードともにKDDI(au)が上回る
休憩中に近くの観光スポットをチェックしたり、走行プランを立てたりなど、「道の駅」でスマートフォンを利用する際に気になるのは通信速度です。今回、LTEデータ通信のダウンロード速度が最も速かったのは、KDDI(au)で26.41Mbpsでした(図2、表3)。NTTドコモは19.88Mbps、ソフトバンクモバイルは14.01Mbpsでした。一方、アップロード速度はKDDI(au)が7.20Mbps、ソフトバンクモバイルが5.18Mbps、NTTドコモが4.13Mbpsの順でした。
図2●LTE データ通信速度(全国「道の駅」での平均値)
調査概要
2014年2月7日から2月27日にかけて全国47都道府県の「道の駅」1004カ所におけるスマートフォン(「iPhone 5s」)でのLTE接続率、およびデータ通信速度に関する調査を実施しました。開業前または閉鎖中を除き、現在開業している全ての「道の駅」で測定しました。測定場所は各「道の駅」の中心となる商業施設の入口前、もしくはその周辺です。調査対象端末として、NTTドコモ、KDDI(au)、ソフトバンクモバイルの「iPhone 5s(16G)」を選び、「RBB TODAY SPEED TEST」アプリにてデータ通信速度を計測しました。同地点で各3回計測を行い、平均値を記録。またその際の接続通信方式についても記録しました。計測調査結果は、47都道府県および11エリア(「北海道」、「東北」等)に分割し、集計・分析しました。
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日経BPイノベーションICT研究所(http://itpro.nikkeibp.co.jp/ICT/)は「ICTによるイノベーションを促進し、日本の競争力向上に貢献」をテーマとして、調査・研究、コンテンツ開発、プロフェッショナルの育成支援などを手掛けています。
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本リリースに関するお問い合わせは、日経BPイノベーションICT研究所 電話03-6811-8795にお願いいたします。
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