世界で二例しかない、貴重な“巡礼の道”の世界遺産登録10 周年を迎えて 「世界遺産のあるまち~田辺」by Jimmy Ming Shum
【写真展】
和歌山県田辺市は、2004 年に世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」が10周年を迎える今年、渋谷ヒカリエにて写真展「世界遺産のあるまち~田辺」を開催。「道が人をつなぎ、人が未来を創る」をコンセプトに、国際的に活躍する香港人フォトグラファーJimmy Ming Shumが、世界で二例しかない貴重な“巡礼の道”である熊野古道や、その地に生きる人、暮らし、味や仕事を切り取った。
和歌山県・田辺市は、2004 年に世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」が 10 周年を迎える本年、
東京・渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区渋谷 2-21-1)にて写真展「世界遺産のあるまち~田辺」を開催します。
本写真展は「道が人をつなぎ、人が未来を創る」をコンセプトに、日本はじめ国際的に活躍する
香港人フォトグラファーJimmy Ming Shum を起用し、世界で二例しかない貴重な“巡礼の道”である熊野古道を始め、
その地に生きる人、暮らし、味や仕事を切り取りました。そこには私達が気付かない、
まちの顔やちいさな再発見が隠れていました。
<開催概要>
■名 称 : 「世界遺産のあるまち~田辺」by Jimmy Ming Shum
■日 時 : 2014年4月15日(火)~4月23日(水)11:00-20:00(23日のみ11:00-16:00)
※15 日は関係者内覧会、16 日から一般公開予定。最終日23 日の入場は15:30 まで。
■会 場 : 渋谷ヒカリエ 8階CUBE 1,2,3(入場無料)
■主 催 : 和歌山県田辺市
■企 画 : 田辺市企画部企画広報課
■後援(予定) : 一般社団法人 田辺市熊野ツーリズムビューロー
■協力(予定) : Ambassadors of Design, Japan (AODJ)
*本写真展及び写真ダウンロード、世界文化遺産の詳細はHP をご覧ください*
http://www.city.tanabe.lg.jp/kikaku/photo_exhibition.html
<写真展コンセプト>
道が人をつなぎ、人が未来を創る。
日本のどの地方都市も、若い人たちが地元を離れ、まちも村も昔の元気を失いつつあります。
地方のまちや村には自然も景観も産物も豊富にありますが、この大切な資産を消費するだけでなく、
未来に大切に繋ぐのは、そこに生きる人たち、その人たちの元気です。1000年もの昔より、人々が来世を願い、
再生を賭け、日本全国から熊野古道を歩いてこの地を訪れてきました。
時を経て、この地を去る若者がいる一方で、この地の魅力にひかれて移り住む人々、
訪れる人々がいて、まちには小さな新陳代謝がおきています。
多様な文化や価値観を持った人々が、互いに作用しながら、多彩な価値を生み出し、まちをかたちづくると言えます。
いにしえから続く世界遺産がある田辺の道を歩き、日本のまちや村がどうあるべきか、どこに向かっていくのかを考える旅の記録です。
<フォトグラファー Jimmy Ming Shum 沈平林 (香港)略歴>
サンフランシスコ・アート・インスティテュートでBFA を取得し、
Pratt Institute New York に留学。その後香港に戻りフォトグラファーとしてテレビコマーシャルなどを制作。
2003 年に香港ヘリテッジミュージアムまた2004 年には清里フォトアートミュージアムに若手写真家の一人として
作品が収蔵された。2005 年、米国の雑誌Surface Magazine の"Avant Guardian Award"受賞。
Vogue やMen’s Uno 等のファッション雑誌を中心に活躍し、香港や台湾、中国では最も売れている写真家として、
台北での個展なども開催している。近年は日本での活動も目覚ましく、2013 年に写真集「G 郷ひろみ」を台湾で
撮り下ろすほか、松山ケンイチ、松田龍平、中村獅堂らの俳優の撮影なども手掛けている。
<田辺市とは>
紀伊半島の南西側、和歌山県の南部に位置する田辺市は、平成17 年5 月1 日、5市町村が合併し、
人口約80,000 人、面積1,026 平方キロメートルと県全体の約22%を占める近畿で最も広い市域を有します。
田辺市は、先人たちの努力によって、古くから紀南地方の政治、経済、文化の中心地として栄え、今日では
高速道路を核とする道路交通網の整備を始め、医療や福祉の分野においても重要な都市的基盤を多数有するなど、
県下第二の都市として、さらには紀南の中核都市としての役割を担ってきております。
また、市域には、美しい海・山・川の大自然を始め、世界遺産に登録された「熊野古道」や「熊野本宮大社」に代表
される古い歴史や文化、日本三美人の湯として知られる「龍神温泉」や日本最古の湯といわれる「湯の峰温泉」など
の温泉郷、温暖な気候と風土の賜物である梅・みかん、紀州備長炭などの特産物など、人々の心と身体を癒す豊か
な自然環境や、多彩で魅力的な地域資源を数多く有しております。
<世界遺産登録10周年>
「紀伊山地の霊場と参詣道」が平成16 年7 月、ユネスコ世界文化遺産に登録され、今年で10 周年を迎えます。
「紀伊山地の霊場と参詣道」は、紀伊山地の自然がなければ成立しなかった「山岳霊場」と「参詣道」、及びそれを取
り巻く山、川、滝、温泉、田園、町並みなど、自然と人間の営みが長い時間をかけて形成してきた「文化的景観」が大
きく評価されたものです。また、世界文化遺産の多くは遺跡や建物である中、「巡礼道」として登録されている異例な
ものであり、キリスト教徒の聖地である「サンティアゴへの巡礼道」と世界に2例しかない、貴重な「巡礼の道」なのです。
<熊野古道>
平安時代から江戸時代にかけ、熊野三山の信仰が高まり、上皇や庶民に至るまで、旅人の切れ目がなく行列ができた
様子から「蟻の熊野詣」と例えられるほど多くの人々が熊野に参詣しました。熊野古道にはいくつかのルートがあり、
多くの旅人が歩いたのは、京都から大阪・和歌山を経て田辺に至る「紀伊路」、そして田辺から山中に分け入り
熊野本宮に向かう「中辺路」。そのほか、田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう「大辺路」、
高野山から熊野へ向かう「小辺路」、伊勢と熊野を結ぶ「伊勢路」、吉野・大峯と熊野本宮をつなぐ山岳修験道
「大峯奥駈道」などがあげられます。田辺は中辺路と大辺路の分岐点にあたり、中辺路ルートの大部分が
田辺市にあります。 田辺から熊野本宮に向かう中辺路、田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう大辺路、
高野山から熊野へ向かう小辺路が、「熊野参詣道」として世界遺産に登録されています。
東京・渋谷ヒカリエ(東京都渋谷区渋谷 2-21-1)にて写真展「世界遺産のあるまち~田辺」を開催します。
本写真展は「道が人をつなぎ、人が未来を創る」をコンセプトに、日本はじめ国際的に活躍する
香港人フォトグラファーJimmy Ming Shum を起用し、世界で二例しかない貴重な“巡礼の道”である熊野古道を始め、
その地に生きる人、暮らし、味や仕事を切り取りました。そこには私達が気付かない、
まちの顔やちいさな再発見が隠れていました。
<開催概要>
■名 称 : 「世界遺産のあるまち~田辺」by Jimmy Ming Shum
■日 時 : 2014年4月15日(火)~4月23日(水)11:00-20:00(23日のみ11:00-16:00)
※15 日は関係者内覧会、16 日から一般公開予定。最終日23 日の入場は15:30 まで。
■会 場 : 渋谷ヒカリエ 8階CUBE 1,2,3(入場無料)
■主 催 : 和歌山県田辺市
■企 画 : 田辺市企画部企画広報課
■後援(予定) : 一般社団法人 田辺市熊野ツーリズムビューロー
■協力(予定) : Ambassadors of Design, Japan (AODJ)
*本写真展及び写真ダウンロード、世界文化遺産の詳細はHP をご覧ください*
http://www.city.tanabe.lg.jp/kikaku/photo_exhibition.html
<写真展コンセプト>
道が人をつなぎ、人が未来を創る。
日本のどの地方都市も、若い人たちが地元を離れ、まちも村も昔の元気を失いつつあります。
地方のまちや村には自然も景観も産物も豊富にありますが、この大切な資産を消費するだけでなく、
未来に大切に繋ぐのは、そこに生きる人たち、その人たちの元気です。1000年もの昔より、人々が来世を願い、
再生を賭け、日本全国から熊野古道を歩いてこの地を訪れてきました。
時を経て、この地を去る若者がいる一方で、この地の魅力にひかれて移り住む人々、
訪れる人々がいて、まちには小さな新陳代謝がおきています。
多様な文化や価値観を持った人々が、互いに作用しながら、多彩な価値を生み出し、まちをかたちづくると言えます。
いにしえから続く世界遺産がある田辺の道を歩き、日本のまちや村がどうあるべきか、どこに向かっていくのかを考える旅の記録です。
<フォトグラファー Jimmy Ming Shum 沈平林 (香港)略歴>
サンフランシスコ・アート・インスティテュートでBFA を取得し、
Pratt Institute New York に留学。その後香港に戻りフォトグラファーとしてテレビコマーシャルなどを制作。
2003 年に香港ヘリテッジミュージアムまた2004 年には清里フォトアートミュージアムに若手写真家の一人として
作品が収蔵された。2005 年、米国の雑誌Surface Magazine の"Avant Guardian Award"受賞。
Vogue やMen’s Uno 等のファッション雑誌を中心に活躍し、香港や台湾、中国では最も売れている写真家として、
台北での個展なども開催している。近年は日本での活動も目覚ましく、2013 年に写真集「G 郷ひろみ」を台湾で
撮り下ろすほか、松山ケンイチ、松田龍平、中村獅堂らの俳優の撮影なども手掛けている。
<田辺市とは>
紀伊半島の南西側、和歌山県の南部に位置する田辺市は、平成17 年5 月1 日、5市町村が合併し、
人口約80,000 人、面積1,026 平方キロメートルと県全体の約22%を占める近畿で最も広い市域を有します。
田辺市は、先人たちの努力によって、古くから紀南地方の政治、経済、文化の中心地として栄え、今日では
高速道路を核とする道路交通網の整備を始め、医療や福祉の分野においても重要な都市的基盤を多数有するなど、
県下第二の都市として、さらには紀南の中核都市としての役割を担ってきております。
また、市域には、美しい海・山・川の大自然を始め、世界遺産に登録された「熊野古道」や「熊野本宮大社」に代表
される古い歴史や文化、日本三美人の湯として知られる「龍神温泉」や日本最古の湯といわれる「湯の峰温泉」など
の温泉郷、温暖な気候と風土の賜物である梅・みかん、紀州備長炭などの特産物など、人々の心と身体を癒す豊か
な自然環境や、多彩で魅力的な地域資源を数多く有しております。
<世界遺産登録10周年>
「紀伊山地の霊場と参詣道」が平成16 年7 月、ユネスコ世界文化遺産に登録され、今年で10 周年を迎えます。
「紀伊山地の霊場と参詣道」は、紀伊山地の自然がなければ成立しなかった「山岳霊場」と「参詣道」、及びそれを取
り巻く山、川、滝、温泉、田園、町並みなど、自然と人間の営みが長い時間をかけて形成してきた「文化的景観」が大
きく評価されたものです。また、世界文化遺産の多くは遺跡や建物である中、「巡礼道」として登録されている異例な
ものであり、キリスト教徒の聖地である「サンティアゴへの巡礼道」と世界に2例しかない、貴重な「巡礼の道」なのです。
<熊野古道>
平安時代から江戸時代にかけ、熊野三山の信仰が高まり、上皇や庶民に至るまで、旅人の切れ目がなく行列ができた
様子から「蟻の熊野詣」と例えられるほど多くの人々が熊野に参詣しました。熊野古道にはいくつかのルートがあり、
多くの旅人が歩いたのは、京都から大阪・和歌山を経て田辺に至る「紀伊路」、そして田辺から山中に分け入り
熊野本宮に向かう「中辺路」。そのほか、田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう「大辺路」、
高野山から熊野へ向かう「小辺路」、伊勢と熊野を結ぶ「伊勢路」、吉野・大峯と熊野本宮をつなぐ山岳修験道
「大峯奥駈道」などがあげられます。田辺は中辺路と大辺路の分岐点にあたり、中辺路ルートの大部分が
田辺市にあります。 田辺から熊野本宮に向かう中辺路、田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう大辺路、
高野山から熊野へ向かう小辺路が、「熊野参詣道」として世界遺産に登録されています。
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