世界で取扱額の最も大きい旅行代理店は、3年連続で「エクスペディア」
~世界の「旅行・観光」に関する最新データを発表~
ユーロモニターインターナショナルは、世界各国の様々な産業やサービスに関するデータ・分析レポートを提供する、国際市場調査のリーディングカンパニーです。210カ国・28産業にわたる幅広く詳細なデータや分析レポートは、世界各国の企業のお客様に活用され、高い評価をいただいています。
このたび当社は、世界の「旅行・観光」産業に関する最新の調査結果(2014年までの実績データと将来予測、および各種レポート)を発表しました。
このたび当社は、世界の「旅行・観光」産業に関する最新の調査結果(2014年までの実績データと将来予測、および各種レポート)を発表しました。
また、スマートフォンの普及やダイナミック・パッケージ商品(旅行者が、交通手段と宿泊施設を所定の範囲内で自由に選択できる旅行商品)の増加を受け、より分かりやすく効率的に市場動向を把握できるよう、データベースの構成を見直しました。さらに、旅行者の流れ(Tourism Flow)の算出基準を、国連世界観光機関(UNWTO)の定める基準・統計データに則ったものとすることで、より業界標準に沿ったデータの提供が可能になりました。
主な調査結果は、下記の通りです。
■ 2014年、世界で取扱額の最も大きい旅行代理店は、3年連続で「エクスペディア」(2014年取扱額:504億USドル)。次いで、Booking.comなどを保有するプライスライングループで、この数年堅調にシェアを伸ばしている。
■ モバイル端末からの旅行商品売上が最も大きい国は、アメリカ。次いでイギリス・日本。
■ 地政学的な緊張や地域紛争により、世界の旅行・観光産業は2014年に落ち込みを見せたが、2015年は回復を予想。インドやインドネシアなどの新興国からの旅行者の増加に支えられ、全世界において国外へ旅行をする人の数は、2015年には2014年比で5%増加する見込み。特に中国からの国外旅行者数は、10%増加する見込み。
■ 中東・北アフリカでは、政治的混乱が観光需要を大きく落としており、2014年のチュニジアへの旅行者は、2013年比で2%減少。
■ 旅行・観光産業の落ち込みが最も激しかった国の1つは、ロシア。ウクライナとの衝突による緊張や、石油収益の減少により、2014年のロシアからの国外旅行者は、2013年比で15%減少した。2015年も前年比で2%減少の見込み。フィンランドなどの近隣諸国だけでなく、タイ・スペイン・トルコなども、ロシアからの旅行者減の影響を大きく受ける。
■ユーロモニターインターナショナルについて(日本語)
http://www.euromonitor.com/jp-euromonitor-about-us
■各国の「旅行・観光」産業に関するレポート(英語)一覧は、こちらからご覧いただけます。
http://www.euromonitor.com/travel-and-tourism
■データベース導入に関するお問い合わせフォーム
http://www.euromonitor.com/jp-passport
■レポートの購入に関するお問い合わせフォーム
http://www.euromonitor.com/jp-reports
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像