ウィンマジック、クラウドストレージに保存したファイルのリスクを排除するセキュリティソフトウェア SecureDoc Cloud を発表
-クラウドへの保存前に企業データのシームレスな暗号化と暗号キー管理を実現、 従業員の生産性を低下させることなくクラウドのリスクを排除可能に-
加ウィンマジックのテクノロジー担当副社長、ギャリー・マックラッケン(Garry McCracken) は、「数多く提供されている他のファイル暗号化ソリューションでは、クラウド上で実際に暗号化前のコピープロセスにおいてデータが露出するため脆弱な状態になります」と述べるとともに、「SecureDoc Cloud は、エンドポイントでファイルを自動的に暗号化するソリューションであるため、コピープロセスでデータが露出することはありません。また企業は暗号キーを社内で安全に管理することができ、ユーザもデータが暗号化されていることを全く意識せずクラウドストレージを利用できます」と強調しました。
クラウド環境のファイルセキュリティに対する SecureDoc 7.1 の画期的なアプローチにより、次のような機能やメリットがもたらされます。
- 暗号キーの完全な自社管理: SecureDoc Cloud は、ファイルがクラウドに保存される前にエンドポイントで暗号化します。企業は暗号キーを独自に管理し、自社のポリシーに基づき暗号キーの割り当てや無効化することができます。利用中のクラウドサービスに脆弱性があり、不正アクセスされたり、特定のクラウドインスタンスが別の地域のサーバに移動していた場合でも、ファイルは暗号化された状態を保つと同時に、いつでもアクセスが可能です。
- 暗号キーの一元管理: SecureDoc により、特定のエンドポイントにおける、他のフルディスク暗号化方式とともに、クラウド上のファイル保護の暗号キーを容易に一元管理することができます。
- シームレスで優れたエンドユーザエクスペリエンス: ワークグループにおけるコラボレーション、信頼できる第三者とのファイル共有、あるいは幅広いデバイスからのファイルへのアクセスなど、SecureDoc Cloud は新たにパスワードを設定することなく企業内で安全なファイル共有を実現し、シームレスで優れたユーザエクスペリエンスを提供します。
加ウィンマジックが公開している調査によると、クラウドファイル共有サービスの利用によって先天的なセキュリティリスクがもたらされるにもかかわらず、ユーザはその快適さを優先してサービスを利用していると考えられています。SecureDoc Cloud は、このような問題を解決する新しいソリューションです。2015 年 2 月に、加ウィンマジックの委託によりHarris Poll が実施した2,000 名を超える米国内の成人を対象として実施したオンライン調査によれば、回答者のほぼ 3 分の 2(64%)がクラウドストレージを利用していると答えており、その約 4 分の 3 がクラウドに保存されている自身のデータのセキュリティを多少は信頼していることが明らかになっています。
加ウィンマジックの最高業務執行責任者(COO)、マーク・ヒックマン(Mark Hickman)は、「クラウドデータの漏えいが大きな注目を集めていることを考えると、これほど多くのユーザがクラウドサービスを信頼してデータを保存しているという事実は、企業の IT に関する意思決定者やIT管理者にとって大きな問題です」と警鐘を鳴らします。加えてヒックマンは、「企業は、従業員がデータセキュリティにあまり懸念を持たずにクラウドサービスを利用していることに気付いてください。今こそ、クラウドデータの適切な暗号化に投資する時なのです」と語っています。
既に SecureDoc Cloud のベータ版は提供を開始しておりSecureDoc Cloud が追加されるSecureDoc 7.1は2015年10月に正式リリースを予定しています。SecureDoc 7.1は、クラウドファイルの暗号化機能に加え、実績ある数々の機能を備えています。代表的な機能として、マイクロソフト社が提供し、広く普及している暗号化機能である BitLocker の管理が可能です。BitLockerのユーザは、SecureDoc を導入することでパスワードのリセットやユーザのプロビジョニングなどの暗号化に関連する様々な課題を解決できます。さらに、SecureDoc は TCG(Trusted Computer Group) Opal 準拠ドライブ、アップル社のネイティブ暗号機能である FileVault 2、およびSecureDoc 自体が備える FIPS 140-2 認証のソフトウェア暗号など、多様な暗号化方式を管理することができます。このように、SecureDoc は最先端のストレージのアプローチや主要なオペレーティングシステムに対応しており、暗号化の管理に付随する様々な問題が生じることはありません。
ウィンマジックは、5月13日(水)から15日(金)まで東京ビックサイトで開催される情報セキュリティEXPOに出展し(ブース番号:東40-10)、最新の SecureDoc Cloud のデモンストレーションを行います。
【引用されている調査方法について】
本プレスリリースで引用されている調査は、加ウィンマジックの委託により、Harris Poll のオンラインサービスを利用して米国内の 18 歳以上の成人 2,019 人を対象に 2015 年 2 月 23 日~ 25 日に実施されました。このオンライン調査は確率標本に基づいて実施されていないため、理論的な標本誤差の推定値を算出することができません。
【WinMagic Inc.について】
WinMagicは、世界最高レベルのセキュリティと管理性、そして使いやすさを備えたデータ暗号ソリューションを提供しています。SecureDoc は、企業内のあらゆるデータセキュリティを管理できる総合的な暗号化/セキュリティ管理製品です。ディスクドライブ全体、ローカルあるいはネットワーク上の特定のファイルやフォルダ、さらにモバイルデバイスやリムーバブルメディアをすべて暗号化することによって、SecureDoc はその保存場所を問わずお客様のデータを安全に保護すると同時に、Windows、Mac OS、Android、Linux など幅広いオペレーティングシステムにおいてエンタープライズレベルの強力なデータセキュリティポリシーの適用と暗号キー管理を実現します。SecureDoc は、ビジネスのリスク軽減、プライバシーや法的規制のコンプライアンス要件への対応、さらに不正アクセスからの大切な情報資産の保護を実現する高度なテクノロジーによって、世界中の何千もの企業や政府機関から高い信頼を得ています。充実したプロフェッショナルサービスとカスタマサービスを誇るWinMagicは、今日、80 を超える国々で 500 万以上におよぶ SecureDoc のユーザを支援しています。
【ウィンマジック・ジャパン株式会社について】
ウィンマジック・ジャパン株式会社は、世界最高レベルのセキュリティと管理性、そして使いやすさを備えたデータ暗号ソリューションを提供するWinMagic Inc.の日本法人です。ウィンマジック・ジャパン株式会社の詳細は、http://www.winmagic.com/jp をご覧ください。
WinMagic、SecureDoc、SecureDoc Enterprise Server、Compartmental SecureDoc、SecureDoc PDA、SecureDoc Personal Edition、SecureDoc RME、SecureDoc Removable Media Encryption、SecureDoc Media Viewer、SecureDoc Express、SecureDoc for Mac、SecureDoc Central Database は、米国およびその他の国における WinMagic Inc. の商標です。本文中のその他の社名、製品名等は、各社の商標、または登録商標です。
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