やきものファン待望の1冊! 日韓国交正常化50周年を記念して、幻の豪華コレクション図録『座辺の李朝』の復刻版が発売!
初版発行から44年の時を経て、限定800部で完全復刻。
やきもの関係者の必携の書ともいわれる私家本『座辺の李朝』(1971年)は、古書市場では10万円前後の値がつくこともある貴重書です。この度の復刻版の発売は、よりリーズナブルに「李朝」を愉しむことができる機会として、関係者をはじめ、一般のファンからも大きな注目を集めています。
- 書籍概要
書名:復刻版 座辺の李朝
著者:中川竹治
体裁:B5変形判(横182 × 縦245 × 束26mm)
/上製/208ページ/カラー・モノクロ
価格:本体15,000円+税
ISBN:978-4-8109-1285-2
発売日:2015年5月15日
発行部数:800部
発行:青月社
特設サイト:
http://richo01.businesscatalyst.com/
- いま観直す、サラリーマン・コレクターの“李朝道”
氏は自らを“サラリーマン・コレクター”と称し、一般企業に勤務するかたわら、とりわけ白磁を主とした、身辺に置いて愉しめる李朝陶磁を蒐集されました。その集大成としてまとめられたのが、700部限定の自費出版図録『座辺の李朝』(1971年)です。
本企画ではこの『座辺の李朝』を寸分違わず「完全に再現」し、原本の魅力を損なうことなく現代に再発信します。
- 入手困難な貴重書を、求める方のもとへ
原本『座辺の李朝』は一般書店では流通しない自費出版であったために、今日では非常に貴重な書籍となっています。
古書市場に流通すること自体が稀で、登場すれば高額ながらもすぐに買い手が付く状態です。
公立図書館では国内4箇所、海外1箇所のみに所蔵。国立国会図書館や東京都立中央図書館といった大型図書館や、東京国立博物館、東京文化財研究所のような専門施設にも所蔵されておりません。
一方で、やきもの観賞を趣味とする方や古美術商の方々の間では必須・必携の書とされており、きわめて高い需要があります。
- 内容の特徴
“1見開きに1点”を基本とする、ゆったりとした紙面構成
見開きの左側に図版、右側に作品についての小文が付されます。余白を贅沢に使用し、まるで白磁を思わせるような、ゆったりとした紙面構成が特徴です。
愛蔵の品、全100点を収録。
掲載作品は初期白磁33点、中後期白磁37点、染付13点、鉄砂及び飴釉17点の計100点。均質な美意識で貫かれた著者愛蔵の品が収録されています。
含蓄に溢れた文章から感じられる、ものへの眼差し。
一点一点に付される短い文からは、著者の類稀な見識はもちろん、日常の場面で器物を用いながら愛情を傾けていた様が垣間見え、より一層の味わいを醸し出しています。
よみがえる豪華装丁
毛羽立った風合いの函、表紙のクロス、本文の用紙。すべてにこだわり抜いて仕上げられた装丁を完全再現。生み出された当初の美しさを現代に再現します。
- 復刻版だけの特典
本書を発行元に直接注文すると、著者である中川氏ご自身がコレクションとの出合いについて綴ったエッセイ「李朝観賞」を収録した冊子(B5変形判/40P)を進呈します。
- 著者プロフィール
中川竹治(なかがわ・たけじ)
1899年岡山県生まれ。東京商科大学卒業後、銀行勤務のかたわら李朝陶磁をコレクション。自ら「サラリーマン・コレクター」と称し、特に白磁や疵物の蒐集で知られた。号・箕山人。1994年没。
- 問合せ先
株式会社 青月社
メール:info@seigetsusha.co.jp
電話:03-5833-8622(担当:小松)
所在地: 〒101-0032 東京都千代田区岩本町3-2-1 共同ビル8階
URL: http://www.seigetsusha.co.jp/
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