イマドキの10歳女子に迫る『10歳キラキラ白書』発表!

様々な変化がはじまる“はじめ年齢”との コミュニケーションポイントは“傾聴”と“共感”

株式会社ワコール

株式会社ワコールは、身体面、環境面ともに大きな変化が生まれる“10歳”の女の子たちにとって大切なことを伝える「『10歳の未来』プロジェクト」活動を行っています。この度、当プロジェクトの活動の一環として、“10歳”前後の女の子のイマを切り取った『10歳キラキラ白書』を発表いたします。

 
“10歳”は、女の子にとって「身体」が変化しはじめる時期であり、「環境」や「心」の面でも大きな変化を迎える時期。さまざまな情報が取り巻く中で、親との意識のギャップなども生じはじめる状況をふまえ、子どもたちと、その親世代に対しても、正しい情報を届けていくことが重要と考えています。学校では高学年となり、今まで形成されてきた自分と親との関係から、徐々に友達とのコミュニティーが広がっていきます。また、身体の変化だけではなく、様々な環境の変化により、親と物理的な距離だけではなく、心理的な距離が広がっていきます。

 本白書は、“10歳”という年齢を、様々な変化がはじまる歳“はじめ年齢”と定義し、編集。「カラダ編」・「ココロ編」・「トモダチ編」・「カゾク編」のテーマごとに、イマドキの“10歳”事情に迫っています。『10歳キラキラ白書』からは、“10歳”という年齢は大きな変化に直面する時期で、以降、親との接点が少なくなっていくことが分かりました。さらに今回、法政大学心理学部の渡辺弥生教授にご協力いただき、10歳前後の子どもとのコミュニケーションのあり方を探ってみました。キーワードは、“傾聴”と“共感”。子どもの成長を支える上で、この2点が大きなポイントになりそうです。

【10歳キラキラ白書2016】URL:
http://www.wacoal.jp/girlsbody/oyanavi/10yearold_whitepaper2016/

〈調査概要〉
□調査期間 :2015年9月~12月
□対  象 :ワコールが運営する小学生・中学生女の子下着の悩み解決するサイト
     「ガールズばでなび(http://www.wacoal.jp/girlsbody)」訪問者2,134名(10歳=274名)
□方  法 :インターネット調査

【主な調査結果(一部抜粋)】
〈カラダ編〉

■ブラジャー所有率は、4割程度
■ブラジャーの購入は「親と一緒に」が8割と圧倒的

〈ココロ編〉
■10歳の約70%が恋愛中!
■あこがれの女性有名人は桐谷美玲さん

〈トモダチ編〉
■友達とのやり取りは「交換日記」「手紙」などアナログなツールが2トップに
 女子は“ヒミツのハナシ”で絆を深める
■恋バナに次いで、カラダやブラジャーの話も友達との話題に

〈カゾク編〉
■10歳の約60%が自分用の携帯電話を持っている!
■10歳以降は「ひとり」での入浴が急増。11歳以降は「お父さん」と一緒に入る人が激減


【カラダ編】
カラダの発育状況を確認し、特にバスト、ブラジャーに関する調査をしました。

■ブラジャー所有率は、4割程度。
10歳ではブラジャーの所有率が約43%ですが、11歳になると約56%に増加します。ブラジャーの所有率については、親の関心度の違いなども反映されている可能性もありますが、10歳~11歳の時期に、半数以上がカラダの変化とともに大人への成長を意識する年齢であることが考えられます。
(画像:「Q.ブラは持ってる?(SA)参照)


■ブラジャーの購入は「親と一緒に」が8割と圧倒的。

ブラジャーの購入状況としては、「親と一緒に」買う人が8割近くにのぼりました。
こちらは年齢による大きな差は見られませんでした。
(画像:「Q.(ブラジャーを持っている人だけ答えてね)ブラはどうやって買ってる?(MA)」参照)


【ココロ編】

ココロ編では、心理面の発育状況、とくに恋愛や異性に対する意識や、また将来の夢やあこがれに関する事柄を調査しました。

■10歳の約70%が恋愛中!
10歳・11~14歳ともに、約70%が恋愛中です。こちらは年齢による変化は見られませんでした。
(画像「Q. 今、恋してる?(SA)」参照)

 

■あこがれの女性有名人は桐谷美玲さん
1位の桐谷美玲さんをはじめ、テレビや雑誌などでファッションリーダーとして活躍する有名人が上位にあがりました。
(画像「Q.あこがれの女性有名人をおしえてね。(FA)」参照)

 

【トモダチ編】
トモダチ編では、友人との付き合い方、コミュニケーションツール、主に「学校」というライフシーンでの実態を調査しました。

■友達とのやり取りは「交換日記」「手紙」などアナログなツールが2トップに。
 女子は“ヒミツのハナシ”で絆を深める。

友達とのコミュニケーション手段を聞いてみると、メールやLINEを抑えて「交換日記(交換ノート)」や「手紙」が堂々の2トップに。学校への携帯・スマートフォンの持ち込みを禁止している学校も多いかもしれませんが、10歳ではまだまだアナログな方法で情報交換をし、仲を深めているようです。
(画像「Q. 友達との「やりとり」でしているものを全部えらんでね。(MA)」参照)

 

■恋バナに次いで、カラダやブラジャーの話も友達との話題に
友達との間で流行っていることを聞いてみると、 恋バナに次いでカラダやブラジャーの話がランクイン。
(画像「Q. 友達とのあいだで、はやっていることは?(FA)」参照


【カゾク編】
カゾク編は、家族との関わり方、家庭での生活習慣について調査しました。


■10歳の約60%が自分用の携帯電話を持っている!
コミュニケーションに欠かせないものの一つとして定着しているスマートフォン・携帯電話。
10歳では、自分用のスマートフォン・携帯を持つ割合が60%近くに達しています。
(画像「Q. 自分用の携帯かスマホ持ってる?(SA)」参照)

 

■10歳以降から「ひとり」での入浴が急増。11歳以降は「お父さん」と一緒に入る人が激減…
カラダの変化が現れていく年齢になるにつれ、ひとりで入る割合が増えていくことがわかります。
特に11歳以降は「お父さん」と一緒に入る割合が激減します。
(画像「Q.今、いっしょにお風呂に入ることがあるのはだれ?思い当たる人を全部えらんでね。(MA)」参照


【「10歳キラキラ白書」考察と“はじめ年齢”とのコミュニケーションについて 】

渡辺弥生教授(法政大学文学部心理学科)
『10歳キラキラ白書』は、思春期の入り口と考えられる“10歳”(=はじめ年齢)に焦点を当て、女の子の心理と親との関係性を明らかにしようとしています。実際の等身大の10歳の女の子は、白書をご覧になるとわかるようにまだまだ 個人差があります。自分のココロやカラダについても、自分を取り巻くトモダチやカゾクについても、気になりはじめている子もいれば、まだ無頓着な子も混在しているように思われます。

しかし、しだいに中学生に近づくに連れて、大半の子が、些細な自分の変化や環境の変化に とまどうようになります。いままで正しいと思っていたことが疑わしく思えたり、信じていた親の言葉が腑に落ちなかったり不安が増します。

これは、大人になるうえで第二次性徴をむかえると同時に、知識も増え抽象的なことが考えられるようになる健全な証です。一方で、問題を解決する力やスキルが未熟なために気持ちが不安定で、親にとっては扱いにくくなります。こんなとき、親はすぐに親の価値判断でジャッジしないで、まずは、子どもの気持ちに寄り添ってやりましょう。娘が自分の世界を持ち始めることをリスペクトして、その存在を丸ごと見守ってやろうという強い気持ちをもちましょう。

難しいのは、親自身が人生の中年期になり、自分の生き方に戸惑い、気持ちが安定していないとき、そのイライラや身勝手さが娘に影響を与えてしまうことです。まずは、理解者の存在が孤独を癒す大切さを信じて、娘の自立への戸惑いや不安に【傾聴】し【共感】してやりましょう。そのうえで、子ども扱いしないコミュニケーションを心がけます。危なっかしいところや強い反抗には、ただのダメだしではなく、親自身が一人の人間として【誠実に】娘と向き合い、きちんと具体的に【伝えて】いくようにします。

「『10歳の未来』プロジェクト」のご紹介
“10歳”は、女の子にとって、「からだ」が変化し始める時期であり、「環境」や「心」の面でも大きな変化を迎える時期です。さまざまな情報が取り巻く中で、親世代との意識のギャップなどもある状況をふまえ、子どもたちと、その親世代に対しても、正しい情報を届けていくことを目的として、2014年から活動を開始しています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
保育・幼児教育学校・大学
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社ワコール

1フォロワー

RSS
URL
http://www.wacoal.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
京都府京都市南区吉祥院中島町29
電話番号
-
代表者名
安原弘展
上場
-
資本金
-
設立
-