ナノキャリア株式会社からのライセンス契約締結及び出資に関するお知らせ
これによりアキュルナ株式会社は、産学連携により生まれた画期的な核酸医薬DDS技術の創薬への応用を目指し、世界展開を視野に活動を本格化させます。
アキュルナ株式会社(代表取締役 渡邉温子)は、平成28年3月16日、ナノキャリア株式会社からの全世界における特許の再実施権付き独占的実施許諾契約を締結するとともに、同社との資本提携を行なったことをお知らせします。今回の出資にはナノキャリア株式会社と共に株式会社ファストトラックイニシアティブの運営する組合
(ファストトラックイニシアティブ2号投資事業有限責任組合)が応諾しております。
これによりアキュルナ株式会社は、産学連携により生まれた画期的な核酸医薬DDS技術の創薬への応用を目指し、世界展開を視野に活動を本格化させます。
アキュルナ株式会社について:
ナノキャリア株式会社から実施許諾を受ける既存の核酸医薬DDS技術関連の知的財産に加え、ナノキャリアの創業メンバーおよびサイエンティフィック・アドバイザーである東京大学の片岡一則教授のグループが関与するナノ医療イノベーションセンター(神奈川県川崎市)やセンター・オブ・イノベーション(COI)プログラムでの今後の研究成果も移転し、社会実装を実現していくために設立。
本社所在地:東京都文京区本郷4-1-4
設立 :2015年12月
代表 :代表取締役 渡邉温子
事業内容 :薬物送達システムを応用した核酸医薬品などの研究開発
URL : http://www.accurna.com/index.html
ナノキャリア株式会社について:
ナノキャリアは片岡一則教授(東京大学)と岡野光夫教授(東京女子医科大学)らが発明した日本発のミセル化ナノ粒子技術を用いたDDS技術により、主にがん領域において新しい医薬品を生み出し、医療に貢献することを目指す創薬基盤技術型ベンチャーです。プラットフォーム技術であるミセル化ナノ粒子に低分子から高分子に至る様々な薬物を封入し、ガン組織への送達効率を高め、薬物の放出を制御し、従来の製剤では成しえなかった「副作用の軽減」と「薬効の増大」を目的とした新薬の開発を行っています。現在、ワールドワイドでPhaseIIIを含む臨床開発を多数実施しており、患者さんの闘病中のQOL向上を目指した画期的な医薬品の実現に向け積極的な開発を推進しています。
本社所在地:千葉県柏市若柴226番地39中央144街区15
設立 :1996年6月
代表 :代表取締役社長 中冨一郎
役職員 :60名
事業内容 :ミセル化ナノ粒子技術を応用した医薬品などの研究開発、製造
株式会社ファストトラックイニシアティブについて:
ライフサイエンス・ヘルスケア領域のベンチャー企業への設立出資や成長ステージに応じた経営支援と企業育成に優れた実績を有するベンチャーキャピタル。現在、ファストトラックイニシアティブ2号投資事業有限責任組合を運営している。
主な投資分野:ライフサイエンス分野(医薬、再生医療、医療機器、診断等)
ヘルスケア分野(医療ICT、予防関連、在宅医療関連、流通、栄養等)
ファンド規模:65.5億円
以上
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