エルプフィルハーモニー・ハンブルク、2016-2017年シーズンの音楽プログラムを発表

~ドイツ・ハンブルクに建設中の新しいランドマークにて開催~

ドイツ・ハンブルクの新しいランドマーク、「エルプフィルハーモニー・ハンブルク(通称、エルフィ)」はハンブルクの港と、ユネスコ世界遺産に登録された運河沿いの歴史的倉庫街シュパイヒャーシュタット(Speicherstadt)の間に現在建設中で、音楽ホールやホテルなどを含む複合施設として、来年2017年1月11日にグランドオープンを迎えます。エルフィは世界的に有名なスイスの建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンが設計し、2つの音楽ホールには世界で活躍する音響設計家の豊田泰久氏が携わっています。


オープンを前に、エルフィおよびハンブルクのもう1つのコンサートホール「ライスハレ」の総監督兼芸術監督を務めるクリストフ・リーベンゾイター(Christoph Lieben-Seutter)氏と、ハンブルク市第一市長、オーラフ・ショルツ(Olaf Scholz)氏がエルフィのコンサートシーズン2016-2017年のプログラムを発表しました。

こけら落としコンサートは、トマス・ヘンゲルブロック(Thomas Hengelbrock)氏の指揮のもと、NDR(北ドイツ放送)エルプフィルハーモニー・オーケストラにより、正式オープン当日と翌日の2日間行われ、その後5カ月間にわたりクラシックだけでなく、現代音楽やジャズ、ワールドミュージックなども含む、数々の音楽イベントが繰り広げられます。

プログラムはハンブルクの音楽界を担う主要団体の協力の結果実現したもので、エルフィ独自のプログラムに加え、NDRエルプフィルハーモニー・オーケストラ、アンサンブル・レゾナンツ(Ensemble Resonanz)、ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団、ハンブルク交響楽団などがさまざまな形で参画しています。

エルフィで中心となるのは、交響楽のコンサートプログラムです。NDRエルプフィルハーモニー・オーケストラ、ハンブルク州立フィルハーモニー管弦楽団が共に本拠地をエルフィとし、コンサートを開催します。ライスハレを本拠とするハンブルク交響楽団もエルフィでの魅力あふれるコンサートプログラムを予定しています。ドイツ室内フィルハーモニー管弦楽団は今後、コンサートのサイクルを延長し、ハンブルクの2つのコンサートホール、エルフィとライスハレの両方での演奏活動を行います。さらに、2016-2017年シーズンはシカゴ、ロンドン、ミラノ、ウィーン、ベルリン、ドレスデン、プラハ、ニューヨーク、ロッテルダム、ミュンヘンなど世界的に一流の14のオーケストラをハンブルクに招き、首席指揮者(プリンシプル・コンダクター)などがエルフィの音楽ホールでタクトを振る予定です。

エルフィは「Concert Hall for Everyone」というコンセプトが示すとおり、すべての人に開かれたコンサートホールを目指しています。幅広い層の人たちに興味を持ってもらえるようさまざまな音楽ジャンルを網羅した質の高い、誰でも楽しめる多彩なプログラムを用意しています。オープンからの6カ月間、リサイタルホールで100回、グランドホール(大ホール)で200回を超えるコンサートを予定しています。オープニングシーズンだけで延べ45万枚用意されるチケットは手軽な価格となっており、より多くの人が気軽に一流の音楽を体験できる機会を設けています。

オーラフ・ショルツ氏(ハンブルク市第一市長)は、プログラムの発表にあたり、次のように述べています。「エルプフィルハーモニー・ハンブルクは市の中心部に位置し、美しさと素朴さが共存しています。まさにこの立地ゆえに、誰にでも開かれたコンサートホールを作り上げることが求められました。新たに始まるシーズンのプログラムで、ついにその目標を実現できます。エルフィのオープンにより、新たに形成される世界的な芸術ネットワークは、これまでの経済的な強みに加え、ハンブルクにとって新しい魅力となると考えています。エルフィがこの地域だけでなくハンブルク全体に音楽をもたらすことをうれしく思います」

クリストフ・リーベンゾイター氏(総監督兼芸術監督)は、次のように述べています。「私たちは世界的に著名なオーケストラを迎えるだけでなく、世界で最も有名な歌手や数十人の一流ピアニストを迎えることになります。シーズン最初の目玉となるのが、2017年1月11日から29日にかけてのオープニング・フェスティバルであり、この間、素晴らしい音楽家たちをゲストとして迎えることを心待ちにしています」

2016-2017年のシーズンチケットは2016年4月11日より、また、各コンサートのチケットは2016年6月20日より予約受付を開始します。2017年1月11日と12日開催のエルプフィルハーモニー・ハンブルクこけら落としコンサートの入場券1,000枚は抽選となり、予約申込開始は2016年5月9日を予定しています。

音楽プログラムやチケットの詳しい申込方法については、エルプフィルハーモニー・ハンブルクの公式ウェブサイト (https://www.elbphilharmonie.de/en/) をご覧ください。


エルプフィルハーモニー・ハンブルクについて
2017年1月11日にグランドオープンニングを迎えるエルプフィルハーモニー・ハンブルク(通称:エルフィ)は、ユネスコの世界遺産に指定された古いレンガ倉庫街シュパイヒャーシュタット(Speicherstadt)と臨港地域に囲まれ、欧州最大規模の都市再開発が進められているハンブルク・ハーフェンシティ地区に位置するユニークなコンサートホールです。かつて茶葉やたばこ、コーヒーなどの貯蔵に用いられた歴史的な古い倉庫跡「カイシュパイヒャーA(KaispeicherA)」の上部、高さ110メートルにそびえ立つ、まばゆいばかりのガラスに覆われたエルフィの斬新な建物は、スイス出身の著名な建築家ユニット、ヘルツォーク&ド・ムーロンの設計によるものです。エルフィは、多彩な音楽イベントを始め、総合的な音楽教育プログラムが提供される3つのコンサートホール、ホテル、そして地上37メートルの高さからハンブルクの町が一望できる素晴しい眺めの公共広場(プラツァ)で構成されています。

 

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
-
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
20355 Hamburg Germany
電話番号
-
代表者名
Guido Neumann
上場
未上場
資本金
-
設立
-