世界初・日本発の津波防災プロジェクト「#beORANGE」をスタート
愛知、静岡、高知の海をオレンジに。新しい津波防災を、世界へ。
「#beORANGE」公式サイト URL:http://beorange.jp/
■海の街にオレンジの旗を立て、「津波防災」を日常に。
愛知県(田原市)、静岡県(下田市)、高知県(高知市)の海をオレンジにします。
日本の太平洋沿岸・海沿いの地域は、「南海トラフ巨大地震」による津波被害が懸念されています。
「#beORANGE」プロジェクトでは、8月23日(火)に愛知県(田原市)、9月3日(土)・4日(日)に静岡県(下田市)、10月(予定)に高知県(高知市)にて、約100本の「オレンジフラッグ」の掲示を開始※します。
(※…各地域のハザードマップ・浸水予測図に基づき、指定の「津波避難ビル」や学校施設・マンション等に設置。期間等の条件は地域により異なります。)
「津波防災」が身近にあれば、人々の避難行動は加速し、二次的な被害を防ぐことに繋がる。
この考え方に基づき、「#beORANGE」では各自治体・行政機関・地域の人々に、フラッグの意味を周知し、活用を継続でき、定期的な防災訓練に「津波防災訓練」を容易に導入できる仕組みを構築。
「津波防災」の新しいロールモデルとして、他地域への展開を図ってまいります。
■人々が海と共存し続けるための、世界初・日本発の試み
「万里の長城」とも呼ばれる高さ10メートルもの防波堤をつくり、「津波防災の町」として有名だった岩手県田老町(たろうちょう)は、2011年3月、東日本大震災による津波で甚大な被害を受けました。しかし今、東北・三陸沿岸では再び、総延長400キロもの「巨大防潮堤」が立てられようとしています。
「津波の被害が出たら、防波堤を作る。」そのような対策だけでは、海との共存文化は衰退・人々の防災意識は希薄化し、また同じことが起きうる。
防災ガールは「同じことを繰り返す防災をやめたい」と思っています。
「TSUNAMI」は、いまや世界の共通語です。
数多くの津波被害に見舞われてきた日本には、率先して「人々が海と共存し続けられる仕組み」を作り、「地域を問わず、どこでも容易に取り入れられる津波防災モデル」として日本全国、そして世界に示していく使命があると考え、本プロジェクトの立ち上げに至りました。
■オレンジは、津波防災の色。
オレンジは、青の対照色とされ、海で遊ぶ人々・沿岸部で生活する人々にとって最も視認性の高い色です。また、「失敗しても諦めない」「行動に移してから学ぶ」「喜びを分かち合う」という意味を持つと同時に、ショックやトラウマを表す色でもあります。
災害という脅威に、人はショックを受けるからこそ、「失敗しても諦めず」、「行動に移して学び」、「喜びを分かち合う」必要があります。
海に映える夕焼けの色・オレンジ で、人々の心と命を繋ぎたいとの想いからキーカラーとして採択しました。
■海の日(7/18)は、都内でオープニングイベントを開催!
「#beORANGE」プロジェクトのスタートに伴い、 来たる「海の日」にオープニングイベント(参加費無料)を開催!老若男女誰もが参加でき、渋谷付近・お台場を オレンジで染めるウォーキングイベントです。(※イベントは終了しました!)
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「#beORANGE」は、一般社団法人防災ガールと日本財団が共催する津波防災プロジェクトです。
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