白揚社100周年記念出版『不思議の国のトムキンス』復刻版8月1日刊行！

大正6年創業の出版社・白揚社が創立100周年を記念して、 日本の有名な科学者たちが愛読した科学読み物の古典 『不思議の国のトムキンス』を復刻出版します。

 

★『不思議の国のトムキンス』とは？
平凡な銀行員トムキンス氏が不思議な世界で繰り広げる奇想天外な冒険を通して、相対性理論を楽しく解説する科学読み物。1940年の原書刊行以来、各国語に翻訳され、白揚社は1950年に邦訳を刊行。
物理学者の佐藤勝彦さん、村山斉さん、宇宙飛行士の毛利衛さんをはじめ、現在活躍中の多くの科学者が本書を愛読していました。

 

★科学者による著者ガモフへの賛辞
「あなたが今度一般読者向けにお書きになった本は、とても刺激的でウィットに満ちあふれ、
私も読ませていただいて実に得るところ大でした。」――アルバート・アインシュタイン

「ジョージ・ガモフ博士の書いた本は、どれでも面白い。
彼は、人間ばなれした現代科学を巧妙な話術によって、科学者以外の人たちにも親しみあるものと感じさせ、興味を持たせる特別の才能に恵まれている人である。」――湯川秀樹(「ガモフ博士について」)

「ガモフはその独創性とみごとな語りによって、物理学の基本原理の背後に隠れた複雑かつ難解な謎を、魔法みたいに魅力的な物語に作り変えることに成功している。」――ロジャー・ペンローズ

 

★著者プロフィール

ジョージ・ガモフ（1904－1968年）

「ビッグバン宇宙論」を提唱した理論物理学者。
ロシアのオデッサ生まれで、レニングラード大学卒業。のちにアメリカに移住し、ジョージ・ワシントン大学、コロラド大学で教鞭をとる。
一般読者向けに難解な物理学をわかりやすく解説する数多くの読み物でも有名。


白揚社と復刻版について
大正6年に創業した白揚社は、当時としては画期的だった『温泉地案内』を手始めに、実用書・人文書のほか『レーニン全集』などの左翼的出版物も数多く刊行していました。戦後には出版傾向を一新し、『ガモフ全集』や『ゲーデル、エッシャー、バッハ』など、主に一般向け科学翻訳書を数多く出版しています。
このたび創業100周年を記念して、単行本としては長らく入手不可能だった『不思議の国のトムキンス』を、昭和の科学少年少女が愛読したままの形で復刻出版します。

書籍情報
ジョージ・ガモフ著　伏見康治訳
Ｂ６判上製　168頁　1500円(税別)
ISBN978-4-8269-1000-2
白揚社サイト：http://www.hakuyo-sha.co.jp

販売サイト
Amazon: http://www.amazon.co.jp/dp/4826910002
紀伊國屋書店ウエブストア：https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784826910002
セブンネット：http://7net.omni7.jp/detail_isbn/9784826910002

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