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株式会社ミマキエンジニアリング
会社概要

ベルト搬送方式 ダイレクト捺染インクジェットプリンタ エントリーモデル Tx300P-1800B 販売開始のお知らせ 

薄手素材や伸縮素材でも安定した生地搬送を実現するベルト搬送方式を採用した、1.8m幅ダイレクト捺染インクジェットプリンタのエントリーモデル

株式会社ミマキエンジニアリング

 

 

   

                   

 

株式会社ミマキエンジニアリング(本社/長野県東御市、代表取締役社長/池田 和明)は、テキスタイル・アパレル市場に向けて、薄手素材や伸縮素材でも安定した生地搬送を実現するベルト搬送方式を採用した、1.8m幅ダイレクト捺染インクジェットプリンタのエントリーモデル『Tx300P-1800B』の販売を2016年12月より開始いたします。

近年、テキスタイル・アパレル市場では、これまで当たり前となっていた店頭での販売スタイルから、オンライン上での受注・販売へとビジネススタイルが変化しております。オンライン上では、多様化する消費者のニーズに伴い、デザイナーが自由な発想で作り上げた少量多品種の商品を展開。版を必要としないインクジェットプリンタによるオンデマンド生産の需要がますます高まっております。

『Tx300P-1800B』は、綿・麻などへのプリントに対して蒸し・洗いといった大型の設備が必要な工程を減らし、熱定着工程のみの比較的簡易な設備でプリントできる(※1)捺染顔料インクが搭載可能となり、オンデマンド生産を簡単に行うことができます。さらに、ベルト搬送機構を搭載することで、薄手素材、伸縮素材の安定搬送を実現。これまで困難とされていたハイギャップでの美しいプリントを可能にしたプリントヘッドを搭載し、厚みのある生地や、毛羽立ちやすい繊維生地でもヘッドと布とが干渉することなくプリントができます。また、反応染料、昇華染料、酸性染料、分散染料といった豊富なインク種をラインナップしており、綿・絹・麻・レーヨンなど、プリントしたい素材に合わせたご提案が可能です。初めてデジタルプリンタを導入されるお客様にも安心してお使いいただけるよう、当社「TAラボセンター」にてお客様のお仕事に合わせた前処理剤、後処理工程などのご提案や、ご使用にあたってのサポートをさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください。

これまで当社は、テキスタイル・アパレル市場に向けて、中速モデル「Tx500-1800B」から、高速モデル「Fox-1800B」、「Leopard-1800B」、「Tiger-1800B」、そして最高プリント速度800㎡/h(※2)を実現するハイエンドモデル「MM700-1800B」といった1.8m幅のベルト搬送方式ダイレクト捺染インクジェットプリンタを、幅広いラインナップで取りそろえてまいりました。ベルト搬送機構を採用することによって、テキスタイル・アパレル市場で需要の高い薄手素材やニットなどの伸縮素材など、幅広い種類の素材に対応し、安定した布搬送によって高精度・高画質プリントをサポートします。今回販売する『Tx300P-1800B』は、これらのエントリーモデルとして、サンプル作成や小ロットのオンデマンド生産が求められる、消費者近くでの生産現場、デザイン現場に向けてご提案いたします。
※1:プリントする条件によって蒸し・洗いなどの後工程が必要となる場合があります。
※2:800㎡/h:ドラフトモード 300×300dpi 2Pass      

◎概 要
ベルト搬送方式採用で、伸縮素材へのプリントに対応
・ベルトによる生地の搬送機構を採用し、薄い生地、伸びやすい生地でも安定したプリントが可能になります。

各種布への対応力を高めるプリントヘッド
・布により変化する厚みに柔軟に対応できるのはもちろん、繊維の毛羽立ちや、織りによるヘッドと布の干渉を防止するためにヘッドギャップを高くしても、美しいプリントを維持します。

美しさを追求するMimakiのプリント技術
・美しいプリントを実現する波形コントロール技術を搭載。
・バンディング(横縞)、色ムラを軽減し、安定した高画質プリントを維持する「MAPS4」。

「仕事を止めない」連続運転ソリューション
・「NCU」がノズル抜けの検出からクリーニングを自動で行い、クリーニングでも復旧しない場合は「NRS」が自動で代替ノズルを設定してプリントを再開します。ノズル抜けによるメディアのロスを最少に抑え、高品質での生産を自動で継続します。
・2L大容量インクパックを使用するインクバルクシステム「MBIS3」を標準搭載し、長時間の連続運転が可能です。

5種類の捺染インクをラインナップ
・用途に合わせて、昇華染料インク、分散染料インク、捺染顔料インク、反応染料インク、酸性染料インクの5種類からお選びいただけます。
・バルクシステムを標準装備し2Lのアルミパックで供給することでより低価格のインクをご提供いたします。

◎主な特長
1.ベルト搬送方式採用で、伸縮素材へのプリントに対応
1)ベルト搬送方式テキスタイルプリンタのエントリーモデル
サンプル作成から小ロット多品種生産まで幅広い用途でお使いいただけます。エントリーモデル「Tx300P-1800B」から、ハイエンドモデル「MM700-1800B」まで、1.8m幅のベルト搬送方式ダイレクト捺染インクジェットプリンタを豊富なラインナップで取りそろえ、お客様それぞれのお仕事に合わせた最適なプリンタをご提案いたします。

 

ベルト搬送方式ダイレクト捺染インクジェットプリンタ ポートフォリオベルト搬送方式ダイレクト捺染インクジェットプリンタ ポートフォリオ

 

2)安定した布搬送を実現する、ベルト搬送機構

図1:メディア搬送イメージ図1:メディア搬送イメージ

生地をベルトに固定し、引っ張ることなく搬送できるため、伸びやすい生地や薄い生地にも安定した高画質プリントが可能です。生地の送り量を計
測し、フィードバックすることで、搬送ベルトの繋ぎ目の段差(0.1~0.2mm)や、生地の送りムラから発生するバンディング(横縞)を自動的に低減補正する「ベルト補正機能」のほか、シワやたわみの発生を低減する「シワ取りローラー」「加圧ローラー」を搭載。安定した美しいプリント品質を保ちます。

2.各種布への対応力を高めるプリントヘッド

図2:プリントヘッドイメージ図2:プリントヘッドイメージ

布によっては、繊維が毛羽立ち、ヘッドと繊維との干渉を避けるために、ヘッドギャップを高く設定する必要があります。しかし、ヘッドギャップを高くすると、インクの着弾精度が落ち、高画質でのプリントが困難でした。「Tx300P-1800B」は、インクの吐出スピードを速くすることで直進性を高め、ヘッドギャップを高く設定しても着弾精度を落とさず、高画質でのプリントが行えるプリントヘッドを搭載。厚みのある素材や繊維の毛羽立った布のプリントも美しい仕上がりを実現します。
     
3.美しさを追求するMimakiのプリント技術
1)美しいプリントを実現する波形コントロール技術
インクは種類、色によって比重と粘度が異なります。当社では、ミマキ独自のインク吐出コントロール技術により、どのインクも真円に近い形状でまっすぐに吐出することが可能です。ヘッドギャップが高くても高い精度でメディアに着弾させることができ、高画質なプリントが実現します。また、エッジ部分や文字、罫線をシャープに表現する高精細なプリントに効果的な最小6pl(※3)から、生産性を求められる高速プリントの際に力を発揮する最大24pl(※3)のドロップサイズも正確に着弾させます。
※3:Sb420インクの場合。搭載インクにより変化します。

2)安定した高画質プリントを可能にする『MAPS4』
通常、パスの境界は直線になるため少しのズレにより、横シマが出るバンディングや、色ムラの原因になります。「MAPS4」(Mimaki Advanced Pass System 4)ではパスの端を拡散させ、境界線をグラデーションのようにすることでバンディングや色ムラの発生を軽減し美しいプリントを実現します。

図3:MAPS4使用イメージ図3:MAPS4使用イメージ


■MAPS4あり
パスの境界を拡散させてバンディングや色ムラを軽減し、美しい画質を実現。

■MAPS4なし
パスの境界線でバンディングが発生。横スジや色ムラが入るため著しく画質を損なう。




4.「仕事を止めない」連続運転ソリューション
インクやメディア切れ、ノズル抜け等、生産性を維持するために懸念される項目は多くあります。
「Tx300P-1800B」は、ユーザー目線で考えられたサポート技術を搭載し、連続運転をサポートいたします。

1)自動でノズル抜けを検出、クリーニングする『NCU(Nozzle Check Unit)』

図4:NCU検出イメージ図4:NCU検出イメージ

ノズルの状態をセンサーが自動で検知します。ノズル抜けを発見した場合は自動でクリーニングを実行しノズル抜けの解消を行います(図4)。ノズルの状態を確認するタイミングは作図データごと、時間単位で設定が可能。連続出力時のノズル抜発生以降の出力物を全て無駄にすることを未然に防ぎます。

2)生産性を維持するための『NRS(Nozzle Recovery System)』
クリーニングしても改善されないノズルトラブルは、サービスマンによる修理が終わるまでプリンタを停止する必要がありました。「NRS」は「NCU」による、クリーニングで改善できなかったノズル抜けを、別のノズルで代替してプリントします。サービスマンによる修理を待つ必要なく生産を再開できます(※4)。
※4:プリントモードによってNRSを使用できない場合があります。

3)長時間運転を可能にする『MBIS3(Mimaki Bulk Ink System3)』

2Lの大容量アルミパックからインクを供給することで長時間の連続運転を可能にするとともに、インクの単価を下げ、ランニングコストを削減いたします。




5.5種類の捺染インクをランナップ
用途に合わせて5種類の捺染インクをラインナップ(※5)

 


※5:プリンタ購入時に使用するインクをお選びいただきインクの充填を行います。充填後はお選びいただいたインク以外使用できません。
※6:プリントする条件によって蒸し、洗いなどの後工程が必要となる場合があります。

◎主な仕様

※7:TP400(捺染顔料インク)8色は2017年4月対応予定、Ac400(酸性染料インク)は2016年12月対応予定。
※記載の仕様、デザイン、寸法などは、技術改善等により予告なく変更する場合があります。


◎販売予定価格   Tx300P-1800B(RasterLink6同梱モデル)795万円(税別)
          Tx300P-1800B(TxLink3 Lite同梱モデル)825万円(税別)
◎販売開始     2016年12月
◎販売予定台数   50台/年(全世界)

製品関連ページ
http://japan.mimaki.com/news/product/entry-97092.html
株式会社ミマキエンジニアリング
http://japan.mimaki.com/

◎製品に関するお問い合わせ
株式会社ミマキエンジニアリング
営業本部プロモーショングループ 所 康武
住所:長野県東御市滋野乙1628-1  TEL:0268-64-2281 / FAX:0268-80-0041

 

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http://japan.mimaki.com/
業種
製造業
本社所在地
長野県東御市滋野乙2182-3 本社・牧家工場3階
電話番号
0268-64-2281
代表者名
池田 和明
上場
東証1部
資本金
43億5746万円
設立
1975年08月
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