現代の汚泥処理問題を解決!大学との共同研究により裏付けされた技術「アクアブラスター」の排水処理効果について
株式会社アイエンス(代表取締役:吉田 憲史、本社:大阪市西区江戸堀1丁目21-7 コーワ江戸堀ビル3F、以下、アイエンス)と兵庫県立大学は、現代の汚泥処理問題の課題を解決することを目指し、すでに自社で開発されている排水処理散気管「アクアブラスター」の有効性について共同研究を行いました。
本研究では、 「アクアブラスター」の使用前と使用後を比較した結果、排水処理装置に浄化促進菌群を活発化させる効果があり、浄化後の水が好気性菌群主体である裏付けを得ることができました。
本研究では、 「アクアブラスター」の使用前と使用後を比較した結果、排水処理装置に浄化促進菌群を活発化させる効果があり、浄化後の水が好気性菌群主体である裏付けを得ることができました。
アイエンス(http://www.aience.co.jp/)は、【明るく美しい「子供たちの未来」を構築する】という理念のもと、2000年10月の設立以来、独自の技術による排水、循環水、排ガスの浄化処理事業を展開し、国内外で数多くの実績を重ねてまいりました。
2016年7月22日には、姫路信用金庫より兵庫県立大学と共同で開発を進める中小企業が対象の「平成28年度 ひめしん研究開発支援助成金」に採択されるなど、将来性や独自性を評価され、同年12月には、アクアブラスターを活用し高度な下水処理を可能にした排水処理技術「AIS(アイエンス・イノベイティヴ・システム)」を実現しました。
また、国際協力機構(JICA)の「2016年度第1回中小企業海外展開支援事業~普及・実証事業~」にも採択され、今後海外での展開も視野に入れ活動を行ってまいります。
■製品概要
処理水槽内に高性能の油脂分解菌を投入し、「アクアブラスター」が有機物を粉砕しながら、高酸素状態にする微細気泡の放出を行うため、処理水槽内のバイオが最大の分解力を発揮致します。
また、「アクアブラスター」を使用後の排水は、下水放流基準値に適合し、さらに、水中に懸濁している懸濁浮遊物質も、排水基準値以下に処理できるので、各企業の経費を圧迫する汚泥処理までもが下水放流時には不要となり、コスト削減も可能となります。
■調査内容
2016年11月14日、株式会社シマナカで実施した兵庫県立大学工学部の伊藤准教授らが行った調査データでは、処理前の原水と処理後を比べると、放流基準値を大きく下回る結果となりました。
また、同年行われた水質分析でも、処理後(放流槽)の数値は放水基準を満たすレベルまで減少していることが分かりました。これらの調査結果を受け、効率的かつ確実な水処理が行えたのは「アクアブラスター」の導入により微生物の活動が活発になったためと考えられます。
※BOD(生物化学的酸素要求量)…Biochemical Oxygen Demandの略称で、河川水や工場排水中の汚染物質(有機物)が微生物によって無機化あるいはガス化されるときに必要とされる酸素量のことで、水質が汚濁していることを意味します。
※SS(浮遊物質量)…Suspended Solid(懸濁物質)の略称で、水中に浮遊している物質の量のことをいい、数値が大きい程、その水の濁りが多いことを示します。
※N-hex…N-hex (ノルマルヘキサン)という有機溶媒によって抽出される不揮発性物質の総称で、水中に含まれる油分の指標を意味します。
■教授コメント
兵庫県立大学 大学院工学研究科
伊藤和宏 (いとう かずひろ)准教授
従来法の数倍の空気を供給する「アクアブラスター」の新発想に大きな期待を寄せています。実機による実験から、①驚くほどの低圧損、②汚泥層の攪拌に十分な流速の発生、③ファインバブルの大量生成といった、注目すべき確かな効果が確認されました。現代の水処理問題を解決に導いてくれる大きな技術革新だと私たちは捉えています。今後海外での展開も視野に入れ活動を続けるということなので、更なる発見に貢献できるよう努めさせて頂きます。
2016年7月22日には、姫路信用金庫より兵庫県立大学と共同で開発を進める中小企業が対象の「平成28年度 ひめしん研究開発支援助成金」に採択されるなど、将来性や独自性を評価され、同年12月には、アクアブラスターを活用し高度な下水処理を可能にした排水処理技術「AIS(アイエンス・イノベイティヴ・システム)」を実現しました。
また、国際協力機構(JICA)の「2016年度第1回中小企業海外展開支援事業~普及・実証事業~」にも採択され、今後海外での展開も視野に入れ活動を行ってまいります。
■製品概要
<排水処理散喚起 アクアブラスター>
処理水槽内に高性能の油脂分解菌を投入し、「アクアブラスター」が有機物を粉砕しながら、高酸素状態にする微細気泡の放出を行うため、処理水槽内のバイオが最大の分解力を発揮致します。
また、「アクアブラスター」を使用後の排水は、下水放流基準値に適合し、さらに、水中に懸濁している懸濁浮遊物質も、排水基準値以下に処理できるので、各企業の経費を圧迫する汚泥処理までもが下水放流時には不要となり、コスト削減も可能となります。
■調査内容
2016年11月14日、株式会社シマナカで実施した兵庫県立大学工学部の伊藤准教授らが行った調査データでは、処理前の原水と処理後を比べると、放流基準値を大きく下回る結果となりました。
また、同年行われた水質分析でも、処理後(放流槽)の数値は放水基準を満たすレベルまで減少していることが分かりました。これらの調査結果を受け、効率的かつ確実な水処理が行えたのは「アクアブラスター」の導入により微生物の活動が活発になったためと考えられます。
※BOD(生物化学的酸素要求量)…Biochemical Oxygen Demandの略称で、河川水や工場排水中の汚染物質(有機物)が微生物によって無機化あるいはガス化されるときに必要とされる酸素量のことで、水質が汚濁していることを意味します。
※SS(浮遊物質量)…Suspended Solid(懸濁物質)の略称で、水中に浮遊している物質の量のことをいい、数値が大きい程、その水の濁りが多いことを示します。
※N-hex…N-hex (ノルマルヘキサン)という有機溶媒によって抽出される不揮発性物質の総称で、水中に含まれる油分の指標を意味します。
■教授コメント
兵庫県立大学 大学院工学研究科
伊藤和宏 (いとう かずひろ)准教授
従来法の数倍の空気を供給する「アクアブラスター」の新発想に大きな期待を寄せています。実機による実験から、①驚くほどの低圧損、②汚泥層の攪拌に十分な流速の発生、③ファインバブルの大量生成といった、注目すべき確かな効果が確認されました。現代の水処理問題を解決に導いてくれる大きな技術革新だと私たちは捉えています。今後海外での展開も視野に入れ活動を続けるということなので、更なる発見に貢献できるよう努めさせて頂きます。
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