テクノロジーを駆使した、先鋭的かつエモーショナルな“光”のアートワークで国内外の注目を集めるアーティスト松尾高弘(LUCENT代表)の2017年上期の新作情報
- NEWS from LUCENT by Takahiro Matsuo -
最新作となるのは、大阪・中之島エリアにオープンし、大きな話題となっているスマート・ラグジュアリーホテル「コンラッド大阪」(館内アート詳細URL: http://www.conradosaka.jp/news/detail/2309)に常設された3つの大型インスタレーション。松尾高弘がクリエイトした新作3点は、「コンラッド大阪」に展示されている389点のアートピースの中でも、ひときわ目を引くウェルカムエリアとなるエントランス周りと40階ラウンジエリアに配置されています。
“AURA“ ©Nacasa & Partners / ©LUCENT
本新作ニュースでは、“光”のインスタレーション作品で知られる松尾高弘の最も充実した作品群とも言えるこれら3点含め、2017年上期の最新の発表作品をご紹介します。多彩な表現と多様なテクノロジーを駆使し、アートとデザインを横断する“光”のアートワークを発表し続ける松尾高弘のクリエイションは、更に続きます。
■作品紹介
2017.06発表:コンラッド大阪(大阪) 常設インスタレーション(3点)
1.Phenomenon(フェノメノン)VISUAL INSTALLATION / 2017 @1F Hotel Entrance
©Nacasa & Partners / ©LUCENT
気流や水などの 流体現象を、無数の発光点群のふるまいによって視覚化した映像インスタレーション。実際の物理法則に基づき、緻密に計算された数百万個の粒子の塊が、無重力空間のキャンパスで刻々とフォルムを変え、流れながら漂い、消えていく。時間帯によって、ホワイト、ブルー、ゴールドに色が変化する。
【サンプル映像】 https://youtu.be/xazCRCKP9LQ
【サイズ】W5,800 x H550mm
2.Prism Chandelier(プリズム シャンデリア)LIGHTING OBJECT / 2017 @1F Elevator Hall
©Nacasa & Partners / ©LUCENT
立体的な幾何学折りのプリズムエレメントから構成されたアートシャンデリア。“輝く光の集合体”をイメージした独創的なフォルム、素材の持つ透明感、そこから生まれる虹色の光によって、唯一無二の輝きを生み出す。
【サイズ】 直径2,800mm 【素材】 ポリカーボネート、LED
【意匠登録】1574099号
【デザイン協力】 宮本厚樹(丹青社)
3.AURA(アウラ)INSTALLATION / 2017 @40F Lobby Entrance
©Nacasa & Partners / ©LUCENT
3万ものエレメントから構成され、圧倒的な存在感を放つ“光”のインスタレーション。輝く小さなエレメントの一群は、「宙に浮かび、輝く雲」を連想させる。無数のプリズムを内包するその輝きは、一日の太陽光の変化に従って様々に移ろい、作品を透過して生まれる数えきれないほどの虹が、ダイナミックに空間を満たす。
【サンプル映像】 https://youtu.be/-Gj28v6uDVg
【サイズ】 H7,000×W100,00×D2,500mm 【素材】 ポリカーボネート
■”光”のアーティスト 松尾高弘のご紹介
1979年生まれ(福岡県出身)
LUCENT代表
九州芸術工科大学大学院 芸術工学研究科修了
映像、照明、テクノロジー、インタラクションと、美的表現を融合させる光のインスタレーションを手がける。自ら制作する映像やライティング、プログラミングなど、多彩な表現と技術によりアートワークを一貫して構築。自然界の現象と法則性、イマジネーションによる繊細な光の表現と、直感的な参加性によるエモーショナルな作品群によって、世界各国のアート展、パブリックスペースのインスタレーションや、商空間のインタクティブアート、ラグジュアリーブランドのためのアートワークを展開している。
2007年より、世界的なメディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ」(オーストリア)での作品常設で注目を集め、その後も世界各国の主要なメディアアートフェスティバルやエキシビションにて国際的に活躍。2009年にはミラノサローネ(イタリア)でのキヤノン「NEOREAL」展にて、繊細なインタラクティブインスタレーションが世界的に話題を呼ぶ。2011年 ポーラミュージアム アネックス(銀座)、2012年三菱地所アルティアム(福岡)にて、個展「LIGHT EMOTION」を開催し、BVLGARI 「イタリア 至高の輝き」展(銀座)において、歴史的なアーカイブジュエリーとコラボレートするインスタレーションを発表。以降は、バーゼルワールド(スイス)のためのSEIKOショーウインドウが世界各都市に展開されるのを皮切りに、資生堂ザギンザの常設インスタレーション、CASSINA IXC.のライティングインスタレーション、表参道ヒルズのクリスマスツリー、丹青社品川オフィス常設アートワーク、資生堂アルティミューンインスタレーション、「Numérique Poétique」展(フランス)、生きてるミュージアム「NIFREL」球体インスタレーション「WONDER MOMENTS」など、多様なテクノロジーとフィールドをベースに、アートとデザインを横断するクリエイションを行っている。
主な受賞に、DSA日本空間デザイン賞2016銀賞、Laval Virtual Awards 2008 先端技術賞 (フランス)、文化庁メディア芸術祭2007アート部門 一般推薦作品選出など。
■主な過去のプロジェクト
INTERACTIVE ART / 2009
CANON / Aquatic Colors(アクアティックカラーズ)
@Salone del Mobile Milano
ミラノサローネ2009、キヤノン「NEOREAL」のための大規模なインタラクティブインスタレーション
©LUCENT
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WINDOW DISPLAY / 2017
SEIKO / Astron Holographic Display 2017
@Basel World 2017 (Basel, Switzerland)
時計の世界的見本市バーゼルワールド2017にて、SEIKOアストロンのためのホログラムディスプレイを制作
©LUCENT
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ART INSTALLATION / 2015
NIFREL / WONDER MOMENTS
@生きてるミュージアム“NIFREL” (Osaka, JAPAN)
球体映像と音楽、インタラクションによって、
まるで「宇宙から星を眺めるような」体験ができる光のインスタレーション
©Nacasa & Partners / ©LUCENT
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その他、松尾高弘の作品は公式サイトよりご覧頂けます。
http://www.lucent-design.co.jp/
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E-MAIL: info@lucent-design.co.jp
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