カメラグランプリ2017決定!

大賞はオリンパス OM-D E-M1 MarkII

カメラ記者クラブ

カメラ記者クラブおよびカメラグランプリ2017実行委員会では、カメラグランプリ2017 大賞/レンズ賞/あなたが選ぶベストカメラ賞/カメラ記者クラブ賞を決定しました。
カメラグランプリ2017 大賞 オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」。カメラグランプリ2017 レンズ賞 オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」。カメラグランプリ2017 あなたが選ぶベストカメラ賞 オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」。カメラグランプリ2017 カメラ記者クラブ賞 ニコン「D500」、 富士フイルム「GFX50S」。

 

 

カメラグランプリは、写真・カメラ専門の雑誌・Web媒体の担当者の集まりであるカメラ記者クラブ(1963年9月発足、2017年4月現在10媒体が加盟)が主催し、カメラグランプリ実行委員会の運営のもと、選考委員を組織し、2016年4月1日~2017年3月31日に発売された製品から各賞を選考しています。
カメラグランプリ「大賞」は、期間内に新発売されたスチルカメラの中から、最も優れたカメラ1機種を選び表彰するものです。また、日本国内で新発売された交換レンズの中から最も優れた1本を選ぶ「レンズ賞」、一般ユーザーがWeb上の専用サイトから投票する「あなたが選ぶベストカメラ賞」(投票期間:2017年3月18日~4月9日)、カメラ記者クラブ会員が「大賞」を受賞したカメラを除くすべてのカメラと写真製品・機材を対象に、大衆性、話題性、先進性に特に優れた製品を選ぶ「カメラ記者クラブ賞」の合計4つの賞を設けています。
選考委員は、カメラ記者クラブの会員をはじめ、加盟雑誌の編集長(もしくは代表者)、カメラグランプリ実行委員が委託した外部選考委員、特別選考委員(学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家、写真関連団体の代表等)、および特別会員のTIPA(The Technical Image Press Association:欧州を中心に16カ国30媒体が加盟する写真・映像雑誌の団体)で構成され、今年は総勢49名が選考にあたりました。

カメラグランプリ2017 大賞
オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」

 

 

 

[選考理由]
2013年に発売されたOM-D E-M1(カメラグランプリ2014 記者クラブ賞受賞)から3年、大幅な進化を遂げこれまでのミラーレスカメラの概念を超え、今後の方向性を示したといえるフラッグシップモデル。静音連写モードでのAF/AE追従最高18コマ/秒、AF/AE固定最高60コマ/秒という一眼レフを上回る連写性能で、それを生かす動体追従性に優れたAF性能を有している。ボディー内の5軸手ぶれ補正機能は、対応のレンズ内手ぶれ補正と連動し最高約6.5段分の補正効果を得られるのは驚異的。プロ/アマチュアのいずれが使っても十分な高画質と信頼性を兼ね備え、軽快に使える。グリップ感もよく、防塵・防滴性能を持ち、幅広いシーンで使えるカメラ。
 上記の点を評価して「カメラグランプリ2017 大賞」に決定した。

カメラグランプリ2017 レンズ
オリンパス
「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」

[選考理由]
 高倍率ズームレンズでありながら高い性能を兼ね備えている。標準/望遠ズームを1本にまとめ、さらにズーム全域で開放F4を実現。被写体や撮影場所を選ばないオールラウンダー。ズーム全域での画質が均一で、収差も少ない。ズームレンズであることを疑ってしまうほどの高画質。OM-D E-M1 MarkIIと組み合わせたとき世界最強の最大6.5段分(CIPA規格準拠)の補正効果は驚異的。1秒以上の手持ち撮影もできてしまうほどで、三脚が不要と思える性能。
 上記の点を評価して「カメラグランプリ2017 レンズ賞」に決定した。

カメラグランプリ2017 あなたが選ぶベストカメラ
オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」


カメラグランプリ25周年(2008年)を記念して設けられた賞であり、専用Web サイトでの一般ユーザー投票によって選考された。投票期間は2017年3月18日~4月9日。得票数1位はオリンパス「OM-D E-M1 MarkII」だった。選考理由として寄せられた選考理由の中から、代表的なものを列記する。

【選考理由(Web投票のコメントの中から抜粋)】
■ミラーレスが一眼レフを超えた歴史に残る機種である。(55歳・男性)
■飛翔する鳥にピントをさっと合わせられる部分や、圧倒的な手ぶれ補正で夜景撮りにおけるパフォーマンスなどもはや驚愕と言わざるを得ない。(42歳・男性)
■ヘタなのか、どうしても呼吸やシャッター押す瞬間などにブレてしまうので、ブレを徹底的に防いでくれるシステムは嬉しいです。写真画質も綺麗そう。(49歳・女性)
■ミラーレスの未来形が見えてくる(57歳・男性)
■オートフォーカスが高速で動体撮影も難なくこなしてくれるので、今まで挑戦したことがなかった写真を撮るきっかけになってくれました。(25歳・男性)
■なんたって、SLRに負けないAF性能、連写性能、プロキャプチャー、そして恐ろしいほどの手ぶれ補正(58歳・男性)
■AFの性能が前の機種と比べ格段にアップしています。力士の写真を撮るのが好きなのですが、この機種に変えてから納得がいく写真が撮れるようになりました。(41歳・女性)
■革新的。感動した!(50歳・男性)
■反応速度の高いEVF、高速連写。ミラーレスでありながら、一眼レフ機に負けない高性能。(43歳・男性)
■防塵・防滴、5軸5.5段ぶんの「5軸シンクロ手ぶれ補正」で安心して使える。(55歳・女性)
■動体撮影におけるAFの正確さ(60歳・男性)
■私が欲しい機能がほぼ満たされている。例えば視認性の良い電子ファインダーや連写速度など。(53歳・男性)
■これからのカメラの方向性を左右する性能を有するため(48歳・男性)
■10年後に振り返ればこのカメラからだったな、と捉えられるものとなるでしょう。(49歳・男性)
■デジタル一眼レフに匹敵する高スペックでありながら、小型化かつ軽量で長時間の移動でも苦にならないから。(37歳・男性)
■レンズを含めたシステムの小型化と高品位画質の両立もここまできたかという感じがします。特に「ブレない」そのスゴさには脱帽の一言です!(57歳・男性)
■小型・軽量で必要機能満載、特にプロキャプチャーや深度合成といった先進機能が搭載されこれ以上のカメラは今存在しない。(60歳・男性)
■一眼レフカメラとミラーレス一眼の垣根をかぎりなくなくした。また特定のレンズと組み合わせることにより強力な手ぶれ補正が働き、その効果は、スローシャッターも可能になるほど。(26歳・女性)
■非常に先進的。前機種からの進化に驚いている。特に動きものの撮影でストレスがなくなった。(46歳・男性)
■E-M1からの飛躍的な改良。レフ機に匹敵する性能。(22歳・男性)
■小さなボディーに思い切り詰め込まれた性能がたまらない。(56歳・男性)
■CP+で触り、今までにないAFの追従性能や連写性能など、ミラーレスが従来苦手としていたものに対して強くなった点。(31歳・男性)

カメラグランプリ2017 カメラ記者クラブ賞
ニコン「D500」

[選考理由]
 長く待ち望まれていたニコンAPS-C一眼レフカメラの最上位機。35mm判フルサイズ機のフラッグシップ「D5」から継承したAFセンサーなどを搭載して基本装備を充実させつつ、一般ユーザーでも手の届く価格帯で発売したバランスのよさを評価した。剛性感の高い外装、高品位のファインダー、余裕ある連続撮影性能も高級機と呼ぶにふさわしく、APS-C機そのものの魅力を高めたカメラといえる。画面内を広くカバーするAFエリアや、動体撮影時の歩留まりの高さも秀逸。ミラーレスカメラの発展がめざましい現在であっても一眼レフカメラの魅力を改めて感じる一台だ。

カメラグランプリ2017 カメラ記者クラブ賞
富士フイルム「GFX 50S」

[選考理由]
 中判ミラーレスカメラという新ジャンルを世に広く知らしめたモデル。35mm判の約1.66倍という面積の撮像素子を搭載しながらも、ミラーボックスを持たない構造を生かして小型・軽量に仕上げている。中判と呼ばれるフォーマットには、中判フィルムカメラを長年作ってきた富士フイルム自体のカメラメーカーとしての歴史と繋がる部分もあり、同社の伝統と最新技術が結実した一台といえる。解像感の高さはもちろん、APS-CミラーレスカメラのXシリーズで培ってきた経験と実績から、一号機でありながら高い完成度を持つ点も評価を集めた。


≪カメラ記者クラブ/カメラグランプリ2017実行委員会≫
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業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区一番町25
電話番号
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代表者名
福田祐一郎
上場
未上場
資本金
-
設立
1963年09月