東京テクニカルカレッジ、情報処理科の全学生がディープラーニングで ”マイAI “を育成
産学連携でエッジコンピューティングの実務AI教育を授業に導入開始
建築・インテリア・情報・ゲーム・Web・環境・バイオなど複数の工業系学科を設置している専門学校東京テクニカルカレッジ(校舎:東京都中野区、校長:高瀬恵悟、以下東京テクニカルカレッジ)は、5月25日(木)より産学連携による実務ベースのIoTデバイス向けエンベデッドディープラーニングフレームワークの演習授業を情報処理科(科長:井坂昭司、2年課程/定員40名)の学生に対し、開始致しました。
本取り組みは、産業機械等への組み込み(エンベデット)システムの開発を得意とするデータテクノロジー株式会社(本社:東京都立川市、代表取締役 渡邊和彦、以下データテクノロジー)と、国産初のIoT/エッジコンピューティング向けエンベデッドディープラーニングフレームワーク「KAIBER」を開発したディープインサイト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:久保田良則、以下ディープインサイト)との連携プロジェクトです。
ビジネスシーンにおけるAIやIoT活用の可能性が叫ばれて久しい中、 IT技術に精通する人材不足は社会的に課題視されており、本プロジェクトに連携している2社もAI技術者の獲得には課題を感じていました。
本プロジェクトでは、今年度より入学された情報処理科の全学生が、最新のディープラーニングフレームワークを用いて、自分専用の“マイAI”の育成を図るもので、2年間を通して「組み込み機器へのAIの実装」に関する技術を習得する狙いがあります。また、将来的には、建築監督科(4年課程)や環境テクノロジー科、バイオテクノロジー科といった他学科と協働するかたちで、分野を横断したAI教育を実践していくことも視野に入れています。
本校は、従前より産学連携・企業連携を通した問題発見・解決教育プログラム「リアル・ジョブ・プロジェクト(RJP)」に取り組んで参りましたが、今後も本プロジェクトのような様々な取り組みを通して、社会が求める最先端技術のニーズを先読みし、実社会で活躍できるプロフェショナルの育成に取り組んでまいります。
◯講座概要
講座名: 「「RJP1(1年生)」及び 「RJP5(2年生)」
サブタイトル: ディープラーニングを使った画像判定システム
開校日: 2017年5月25日(木)
対象: 情報処理科の全学生
本講座で期待する成果: AIを活用したWebアプリの開発
◯KAIBERについて
ディープインサイト社が開発したフレームワーク。膨大なデータを分析・理解することに能力を発揮する「ディープラーニング」と、IoTシステムのリアルタイム性を高める「エッジコンピューティング」が融合された特徴を有している。
◯リアル・ジョブ・プロジェクトついて
専門学校東京テクニカルカレッジで実施している産学連携よる独自の問題発見・解決教育プログラム。平成27年度からスタートし、在学中から異なる専門分野の技術者・デザイナーと連携しながら価値創造を行う楽しさや、難しさの気付きを導くアクティブラーニングの要素も有している。
◯専門学校東京テクニカルカレッジについて
設立: 1987年3月27日
設置者: 学校法人小山学園 理事長 山本匡
校長: 髙瀬恵悟
学生数: 358名
所在地: 東京都中野区東中野4-2-3
HP: http://www.tera-house.ac.jp/tec/
◯データテクノロジー株式会社について
設立: 1993年9月9日
代表者: 渡邊和彦
従業員数: 17名(※2013年4月現在)
資本金: 33,200千円
所在地: 東京都立川市錦町1-8-7 立川錦町ビル8F
HP: http://www.datec.co.jp/
◯ディープインサイト株式会社について
設立: 2016年3月9日
代表者: 久保田良則
従業員数: 2名
資本金: 4,000千円
所在地: 東京都品川区東五反田5-22-37
HP: https://www.deepinsight.co.jp/
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