「神社とは物語を語り伝えていく場である。」奈良県・葛城一言主神社で、地域の物語をテーマにしたトークと音楽&演劇のイベントを8月20日に開催
第4回目となる今年は、国文学者・上野誠氏によるトークと、県内の若手表現者によるオリジナル音楽&演劇での二部構成。
2014年のスタート当時からのコンセプト「神社とは物語を語り伝えていく場である。」はそのままに、今回は地域に伝わる物語をただそのまま伝えるだけでなく、そこからまた新たな物語を生み出していくという試みから、「古(いにしえ)のステージ」と「明日(あした)のステージ」の二部構成で開催します。
「古のステージ」では、奈良大学文学部 教授で国文学者の上野誠氏に「神話からのメッセージ ~一言主神社の里より~」をテーマにお話いただきます。後半には、同社・伊藤明 宮司との対談も。
「明日のステージ」では、奈良を拠点として活動し、演劇による地域活性プロジェクトなども手掛ける演出家・新居達也氏がこのイベントのために書きおろしたオリジナル演劇「ヒトリゴト」と、同じく奈良を拠点として活動するシンガーソングライター・吉田ともえ氏による演奏をお届けします。
【日 時】
平成29年8月20日(日)13:30~15:30
第一部「古のステージ」:13:30~ 14:30
第二部「明日のステージ」:14:40~ 15:30
※悪天の場合、予定を変更して開催します。
【会 場】
葛城一言主神社境内(奈良県御所市大字森脇432)
【アクセス】
JR・近鉄御所駅からタクシー約10分
近鉄御所駅から市コミュニュティバス(西コース内回り循環)「森脇」下車すぐ
近鉄御所駅から五條バスセンター行きバス「宮戸橋」下車、徒歩約30分
【駐車場】
普通車50台(無料)
【参加費・申込み】
無料・不要
【内 容】
第一部「古のステージ」
テーマ:「神話からのメッセージ ~一言主神社の里より~」
トーク:上野 誠(奈良大学文学部 教授/万葉研究者)
対 談:伊藤 明(当社宮司)
第二部「明日のステージ」
題 目:「ヒトリゴト」
演 出:新居 達也(Cross Rope Life/演出家)
出 演:こよしかおり(劇団いちご大福)、曽田真吾、米谷侑美琳、森山舞
音 楽:吉田 ともえ
【出演者プロフィール】
上野 誠(奈良大学文学部 教授/国文学者)
1960年、福岡生まれ。
国学院大学大学院文学研究科博士課程満期退学。博士(文学)。奈良大学文学部
教授。国際日本文化研究センター客員教授。
第12回日本民俗学会研究奨励賞、第15回上代文学会賞、第7回角川財団学芸賞
受賞。『古代日本の文芸空間』(雄山閣出版)、『万葉体感紀行』(小学館)、『大和
三山の古代』(講談社現代新書)、『魂の古代学――問いつづける折口信夫』(新潮
選書)、『万葉挽歌のこころ――夢と死の古代学』(角川学芸出版)など著書多数。
新居 達也(Cross Rope Life / 演出家)
1985年生まれ
高校の時に演劇部に入部、演劇を始める。2005年 Cross Rope Lifeを旗上げ。以後、
全作品の脚本・演出を担当。2010年「ナ・LIVE」1年目より実行委員として参加、
2015年度は実行委員長を務める.近年は奈良市内のCafeやGalleryなど、劇場では
ない場での公演を精力的に行っている。その場その場の空間を生かした作品創りに
は定評がある。また商店街を舞台にした芝居等、演劇を使った地域活性化にも取り
組んでいる。
吉田 ともえ(シンガーソングライター)
鍵盤で弾き語るシンガーソングライター。
生まれ育った奈良から大好きな歌を歌い続ける。「なら燈花会」や「なら瑠璃絵」
といった奈良を代表するイベントをはじめ、奈良県内外のイベント会場、お寺、
カフェ、ライブハウスなど多くの場所でライブを行う。また、奈良の若者アーティスト
と共に「びえんな〜ら」というイベントの企画も行う。2012年冬より、「歌垣」と
いうアーティスト名から本名で活動を開始。バンド「AYNIW TEPO」のメンバー
でもある。 HP http://www.yoshidatomoe.com
【音響】
松尾 謙(SOUND-1)
【企画・制作】
ならそら
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