高校生・大学生のための進路選択のヒント集『未来の自分をつくる場所:進路を考えるためのパターン・ランゲージ』(ミラパタ)をリリース!
クリエイティブシフト、河合塾と共同開発で。
株式会社クリエイティブシフト(本社:横浜市;代表取締役社長 井庭崇)と学校法人河合塾(本部:名古屋市;理事長 河合弘登)は、高校生・大学生のための進路選択のヒントをまとめた『未来の自分をつくる場所:進路を考えるためのパターン・ランゲージ』(以下、ミラパタ)を共同開発いたしました。ミラパタでは、進路選択の根本は「自分の生き方を考え、未来の自分をつくる場所を考える」ことである捉え、将来において自分がいきいきとできる進路選択を考えるきっかけを提供していくことを目的としています。ミラパタには、じっくり読むためのブックレット版と、考えたり対話したりするために用いるカード版があり、そのセットをオンラインショップ等で購入可能となります。進学や就職を考えるために、ぜひご活用ください。
■「未来の自分をつくる場所」(ミラパタ)とは
「未来の自分をつくる場所:進路を考えるためのパターン・ランゲージ」(通称ミラパタ)は、進学や就職を通じ、進路や生き方を考える中高生・大学生・社会人のための「考えるヒント」です。
進路選択の根本は、自分の生き方を考え、未来の自分をつくる場所を考えること。そのような視点で考えを深め、ひとりひとりが自分がいきいきとできる未来をつくっていけるよう、進路・キャリアをしっかりと検討し、今もその道をいきいきと邁進している先輩たちがしていたことを、27の「言葉」にまとめました。
27の「言葉」には、複数人が実践し意味があったと話してくれた考え方、行動が表されています。実は、これらの経験則は、実践している人をただ見るだけでは、なかなか捉えられません。しかも、実践している本人も意識できていないことがほとんどで、他者にも役立つノウハウとして伝えることができないものです。
そこで、考え方や行動の本質を「言葉」として可視化し、他者と共有できるようにしたのがミラパタです。この27の「言葉」を使って考えたり話したりすることで、先輩たちのノウハウを自然と取り入れていくことができるようにつくられています。ミラパタは、経験則(パターン)をまとめる「パターン・ランゲージ」という方法で言語化されているため、ひとつひとつの言葉は、「パターン」と呼ばれています(詳しくは後述)。
ミラパタを使うと、「未来の自分」を考えたり、その実現の場を探していくことが、ワクワクするものになるでしょう。友達や家族とも話しながら、楽しんで自分の進路を見つけていくお手伝いができればと思っています。
■ブックレットとカード
ミラパタ・ブックレット『未来の自分をつくる場所:進路を考えるためのパターン・ランゲージ』
27のヒントが詳細に記述されています。起こりやすい問題や乗りこえるための工夫などにも具体的な例が書かれており、一つひとつのヒントを読み込むときに向いています。
A5サイズ(全43ページ)
【カテゴリー】
A 輝き方を見つける
B 輝く場所を見つける
C 輝く先に向かって進み続ける
ミラパタ・カード「未来の自分をつくる場所:進路を考えるためのパターン・ランゲージ」
27のヒント概要が書かれたカードと、自己分析をするためのカードがセットになっています。27のヒントを一度に俯瞰したり、また必要なものだけを選んで考えたりすることができます。複数人で対話しながら、進路について考える時にも適しています。
B7サイズ パターン・カード(27枚)
ワーク・カード(4枚)
取り扱い説明書、および紙製の箱付き
■ミラパタ・ブックレット&カードの購入方法
Amazon.co.jp にて2017年8月4日(金)より販売開始。
ミラパタ(未来の自分をつくる場所:進路を考えるためのパターン・ランゲージ)ブックレット&カード セット
¥2,980 -
http://www.amazon.co.jp/dp/B074BWWXWD
■直販と関連講演のご案内
2017年8月5日(土)に開催される 2017 PCカンファレンス「創造する学び -アクティブ・ラーニング2.0-」にて、「未来の自分をつくる場所」(ミラパタ)ブックレット&カードの展示・販売と、制作・監修の井庭崇によるパターン・ランゲージに関する講演(参加無料)があります。
2017 PCカンファレンス「創造する学び -アクティブ・ラーニング2.0-」
日時:8月5日(土)〜7日(月)
会場:慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
主催:一般社団法人CIEC(コンピュータ利用教育学会), 全国大学生活協同組合連合会
受付のCIECコーナーにて、ミラパタ「未来の自分をつくる場所」のブックレット&カード セットの販売を行う予定です(数に限りがありますので、予めご了承ください)。8月6日(日)10:30〜17:00に行われる「教育・ITフェア」では、河合塾ブースでも、冊子やカードをご覧になれます。
また、8月5日(土) 12:30−13:40には、ミラパタの考え方・方法のベースとなっている「パターン・ランゲージ」についての基調講演「創造的な学びを促すパターン・ランゲージ」(井庭 崇 慶應義塾大学総合政策学部)もあります。詳細および参加登録は、 http://gakkai.univcoop.or.jp/pcc/2017/ をご覧ください。基調講演や教育・ITフェアなどの無料参加企画だけに参加される方は、「予約者連絡欄」に「無料参加企画へ参加」と記入してください。
■パターン・ランゲージとは
パターン・ランゲージは、建築家クリストファー・アレグザンダーが提唱した知識記述の方法です。よい町やよい建物に繰り返し現れる特徴を「パターン」と呼び、それを「ランゲージ」(言語)として表現し、共有する方法を考案しました。ある「状況」で生じる「問題」をどのように「解決」すればよいのかという実践的な知を記述することで、問題発見・問題解決を支援し、誰でも自分なりにデザイン・実践に取り組むことができるようにすることが目指されています。もともと建築の分野で始まったパターン・ランゲージの制作・研究は、その後ソフトウェア開発や、創造活動一般を支援する方法として広がっています。
■制作・監修者:井庭 崇(いば たかし / Takashi Iba)
慶應義塾大学総合政策学部准教授、同大学院政策メディア・研究科委員、株式会社クリエイティブシフト代表、および、 The Hillside Group 理事。博士(政策・メディア)。専門は、パターン・ランゲージ、システム理論、創造技法。慶應義塾大学環境情報学部卒業、慶應義塾大学政策・メディア研究科後期博士課程修了後、マサチューセッツ工科大学(MIT)スローン経営大学院 Center for Collective Intelligence 客員研究員等を経て、現職。著書に『パターン・ランゲージ:創造的な未来をつくるための言語』(2013年)、『プレゼンテーション・パターン:創造を誘発する表現のヒント』(2013年、2013年度グッドデザイン賞受賞)、『プロジェクト・デザイン・パターン:企画・プロデュース・新規事業に携わる人のための企画のコツ32』(2016年)など。平成27 年度文部科学省 高大接続システム改革会議新テストワーキンググループ委員としてこれからの教育に関して、また、平成28 年度経済産業省 日本再考委員会の有識者会議(座長:松岡正剛 編集工学研究所所長)委員としてこれからの社会に関しての提言・議論に携わっている。
■会社情報:株式会社クリエイティブシフト http://creativeshift.co.jp
慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス(SFC)井庭崇研究室で進められているパターン・ランゲージの研究を、ひろく社会に提供するための法人として2013年に設立。
■お問い合わせ
株式会社クリエイティブシフト
〒244-0817 神奈川県横浜市戸塚区吉田町112-2 SAビル3階
contact@ml.creativeshift.co.jp
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