日本の中小企業M&Aに新しいスタンダードを。事業承継問題や企業の所有と経営の流動化に取り組むM&Aマーケットプレイス「Standard M&A」をリリース
東風津梁株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:津島越朗、以下東風津梁)は、8月23日に事業承継問題や、企業の所有と経営の流動化のためのM&Aマーケットプレイス「Standard M&A(スタンダード・エムアンドエー)」をリリース致しました。
Standard M&A(https://standardma.jp/)は、事業・企業の売買における売り手と買い手がダイレクトにWeb上で繋がれるM&Aのマーケットプレイスです。
これまでのM&A仲介企業が形成してきたマーケットでは事業規模の比較的大きな年商10億円以上の企業が主に売買されていました。 手間と手数料などの観点から、仲介企業が扱わない規模感の中小企業が売り手と買い手を探す手段は少なく、中小企業の後継者不足は大きな問題となっています。
Standard M&Aは、小規模を含めた、あらゆる規模の企業・事業が売り手と買い手を探すことができるマーケットプレイスとなることで 2020年までに、日本最大級のM&Aマーケットプレイスとなっていくことを目指します。
▼Standard M&Aの特徴
本サービスでは、事業売却を検討している売り手側は、センシティブな個社の事業情報の入力を求められることなく、匿名情報として買い手を募集できます。
M&Aには「身売り」のようなネガティブなイメージが残っていますが、自社の情報流出の警戒感の強い企業オーナーにとって参加ハードルの低いマーケットプレイスを創造することで、売り手にとってのM&A市場参加のハードルを下げ、事業承継案件の流動性を高め、後継者不足問題解決にも寄与したいと考えています。
買収案件不足を感じている買い手にとっては、売り手市場のM&Aマーケットにおいて市場に出回らない案件へのリーチが可能になるというメリットがあります。
また売り手と買い手が直接メッセージをやり取りすることが可能であるため、
従来型のエージェントを間に挟んだマッチングよりも、スピーディーで最適なマッチングが可能です。
▼「片手取引」について
単に売り手と買い手をマッチングさせるだけではないStandard M&Aならではの特徴の一つとして「片手取引」があります。
Standard M&Aでは、相対的に立場が弱い傾向にある売り手オーナーにとって、適正に高く売れるマーケット実現のために片手取引を原則としています。
片手取引とは、M&A交渉において、M&Aアドバイザリーが売り手側と買い手側の片方ずつに付き、それぞれの側からのみ手数料報酬を得る取引形式です。
世界的には、公平な取引のために売り手側には売り手のアドバイザリー、買い手側には買い手のアドバイザリーが付く、片手取引が一般的ですが、日本における一般的なM&Aは、一つの仲介事業者が買い手からも売り手からも手数料収入を得る「両手取引」が中心です。
これは仲介事業者にとって収益性の高い手法である一方、売り手にとって不利になる場合が多く発生し得る手法だと言われています。
両手取引では、その利益相反関係を一見よくまとめているようで、実は買い手に偏重傾向にある場合があります。
理由は、一度限りの取引となる売り手に対して買い手はリピート顧客になり得る点、買収費用を出すのは買い手である点です。
近年、銀行は金融庁指導を受けて両手取引を回避する流れがありますが、大手M&A仲介会社を中心に日本では両手取引が依然主流です。
【東風津梁株式会社について】
東風津梁は代表の津島が、旧・株式会社リクルート、株式会社ディー・エヌ・エーを経て2016年10月設立。実父が中小企業の元経営者であり事業承継に苦労した経験から事業承継問題を知り独立。
URL : https://standardma.jp/
所在地 : 東京都港区虎ノ門1-1-21 新虎ノ門実業会館5階
代表者名: 代表取締役社長 津島越朗
事業内容: M&Aマーケットプレイス「Standard M&A」の企画・開発・運営
【本プレスリリースのお問合せ先】
東風津梁株式会社
担当 : 折田
Tel : 03-4405-4102
E-mail:info@standardma.jp
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