高級西洋なし「ル レクチエ」、今年の解禁は11月22日に決定!
約40日間の追熟(ついじゅく)が生む、とろけるような果肉と芳醇な香り
JA全農にいがたは、新潟県特産の高級西洋なし「ル レクチエ」の販売解禁日を11月22日に決定いたしました。県産「ル レクチエ」は、早出し競争による品質低下を防ぐため、JAグループの自主的な取組として販売解禁日がもうけられております。生産量が限られ、出荷時期が約1ヵ月と短いため、希少価値の高い高級西洋なしとして、特に贈答用果実として高く評価されています。
〈鮮やかな色彩、とろけるような果肉、独特で芳醇な香りを生む追熟 〉
他の西洋なしと比べて特徴的な点が追熟期間の長さです。例えば、「ラ・フランス」の追熟期間は15~20日間ほどですが、「ル レクチエ」は約40日間の追熟期間を要します。10月中~下旬ごろからの収穫作業ののち10~15℃で管理することによって、表皮が緑色から鮮やかな黄色に変化し、高い糖度ととろけるような果肉、独特で芳醇な香りが生まれます。
〈フランス生まれ、新潟育ち「ル レクチエ」、100年の物語〉
「ル レクチエ」は、フランス生まれの西洋なしで、日本では明治36年(1903年)に新潟県で栽培されはじめました。皮が薄く、傷つきやすいデリケートな性質から「ル レクチエ」の栽培は、当初試行錯誤の繰り返しでした。しかし、ひとつひとつ袋をかけて大切に栽培するなど、産地をあげて本格的な栽培に取り組み、平成に入った頃、安定的に出荷できるようになりました。こうして新潟県は本国フランスをもしのぐ「ル レクチエ」の一大産地へと発展しました。現在、新潟県における「ル レクチエ」の年間生産量は約1,600トンにものぼり、国内における「ル レクチエ」の8割が県内の新潟市、加茂市、三条市など信濃川や阿賀野川流域の県中央部や、佐渡市などで盛んに生産されています。
【ル レクチエの概要】
- 正式名称 「ル レクチエ」
- 収穫時期 10月中旬から下旬
- 販売期間 11月22日から約1ヵ月
- 販売場所 全国各地の百貨店、果物専門店など
- 色 追熟で緑色から鮮やかな黄色に
- 味 濃厚な甘みと適度な酸味
- 香り 甘い香水のような芳醇な香り
- 形 首の部分がくびれた、エレガントな外観
- 食感 とろみがあってなめらかな口当たり
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