【株式会社セラバリューズ】セラクルミン®の認知機能改善効果を確認
米国UCLA医学部教授、毎日のセラクルミン®の摂取が記憶や注意力を改善すると発表
米国カリフォルニア大学ロサンゼルス校 (UCLA) 医学部・長寿センターのゲイリー・W・スモール教授 (Dr. Gary W. Small) の研究チームは、株式会社セラバリューズの協力※1のもと、ウコンの有効成分であるクルクミンが非認知症高齢者の脳の、記憶や感情に関連する領域へのアミロイドプラークや神経原繊維変化(タウタンパク質の変化)を抑制し、記憶力・注意力・抑うつ感の改善に効果があることを発見しました。この研究の学術論文は、2018年1月19日に国際的な高齢者精神医学専門の学術誌 American Journal of Geriatric Psychiatry※2 オンライン版に掲載されました。
この研究では、51歳から84歳の何ら認知機能低下※3を示す兆候がない、または、軽度の認知機能低下を示す高齢の健常者男女計40人を対象に、二重盲検比較(群間比較)の臨床試験が行われました。被験者は高吸収化されたクルクミン素材(株式会社セラバリューズ製「セラクルミン®※4」90mg(含まれるクルクミン重量に換算)を使用)又はプラセボを1日2回摂取する2群に分けられ、18か月の摂取期間中、6か月ごとに、言語記憶・視覚記憶・注意力・抑うつ感について検査を受けました。さらに被験者中30人(クルクミン群15人、プラセボ群15人)に対して、試験開始時と18か月後の2回、FDDNP-PETを用いた脳の画像診断※5を行い、アミロイドプラーク及び神経原繊維変化の量を比較しました。
その結果、クルクミン摂取群は、言語記憶・視覚記憶・注意力・抑うつ感において試験前後で有意な改善が見られ、またプラセボ群との比較でも、言語記憶(長期記憶の想起)と注意力の変化率に有意な差が認められました。
さらに、FDDNP-PETを用いた脳の画像診断では、扁桃体においてクルクミン群でFDDNP結合の減少がみられました。また、視床下部においてプラセボ群でFDDNP結合の増加がみられ、群間の比較でも有意な差が認められました。
扁桃体や視床下部は、脳において記憶や感情をつかさどる領域であり、今回の研究結果は、クルクミンがそうした領域にある神経細胞を保護することで、記憶や注意力・抑うつ感の改善の効果につながっているものと考えられます。
株式会社セラバリューズでは、この研究の成果を人々の健康の維持増進に役立てるため、機能性表示食品としての開発を進める計画です。
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※1:株式会社セラバリューズは、本研究に対して臨床試験に用いるセラクルミン®及びプラセボカプセルの提供、被験者の血中クルクミン濃度分析のサポート、スモール教授の本研究に関する発表を行った国際学会(2017年アルツハイマー病協会国際会議(AAIC) 於・英国ロンドン)の出席にあたって協賛させていただきました。
※2:米国・カナダをはじめとする全世界の高齢者精神医学者・高齢者ヘルスケアの専門家が会員として活動している米国高齢者精神医学協会(AAGP = American Association of Geriatric Psychiatry)が毎月発行する高齢者精神医学の分野の権威ある学術誌。
※3:認知機能の低下のタイプは、アルツハイマー型、レビー小体型、血管性の3種に分けられる。そのうち、アルツハイマー型認知症は、認知症の約70%を占め、主な原因は脳に形成される老人斑(アミロイドβの蓄積・凝集:アミロイドプラーク)による神経細胞の障害と、アミロイドβの蓄積過程で生じるタウタンパク質の変化に伴う神経原繊維変化および神経細胞死と考えられている。
※4:株式会社セラバリューズにより開発された、秋ウコン由来のクルクミンを、特許技術を用いた微細化及び水溶液中での分散性向上により、人体への吸収性を約27倍と大幅に向上させたクルクミン製剤。
※5:脳内に形成された老人斑や神経原繊維変化に選択的に結合する物質FDDNPを静注し、PET (positron emission tomography 陽電子放出断層撮影) により結合部位を画像化する技術で、アルツハイマー型認知症に関する非侵襲的な病態理解の方法として利用されている。
本件に関するお問い合わせ・資料請求先
株式会社セラバリューズ
E-mail:info@theravalues.com
電話 :03-3234-7677
担当 :長瀬
論文について
掲載誌 :The American Journal of Geriatric Psychiatry, by Elsevier.
https://www.journals.elsevier.com/the-american-journal-of-geriatric-psychiatry
タイトル: "Memory and Brain Amyloid and Tau Effects of a Bioavailable Form of
Curcumin in Non-Demented Adults: A Double-Blind, Placebo-Controlled
18-Month Trial "
論文DOI : https://doi.org/10.1016/j.jagp.2017.10.010
その結果、クルクミン摂取群は、言語記憶・視覚記憶・注意力・抑うつ感において試験前後で有意な改善が見られ、またプラセボ群との比較でも、言語記憶(長期記憶の想起)と注意力の変化率に有意な差が認められました。
さらに、FDDNP-PETを用いた脳の画像診断では、扁桃体においてクルクミン群でFDDNP結合の減少がみられました。また、視床下部においてプラセボ群でFDDNP結合の増加がみられ、群間の比較でも有意な差が認められました。
扁桃体や視床下部は、脳において記憶や感情をつかさどる領域であり、今回の研究結果は、クルクミンがそうした領域にある神経細胞を保護することで、記憶や注意力・抑うつ感の改善の効果につながっているものと考えられます。
株式会社セラバリューズでは、この研究の成果を人々の健康の維持増進に役立てるため、機能性表示食品としての開発を進める計画です。
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※1:株式会社セラバリューズは、本研究に対して臨床試験に用いるセラクルミン®及びプラセボカプセルの提供、被験者の血中クルクミン濃度分析のサポート、スモール教授の本研究に関する発表を行った国際学会(2017年アルツハイマー病協会国際会議(AAIC) 於・英国ロンドン)の出席にあたって協賛させていただきました。
※2:米国・カナダをはじめとする全世界の高齢者精神医学者・高齢者ヘルスケアの専門家が会員として活動している米国高齢者精神医学協会(AAGP = American Association of Geriatric Psychiatry)が毎月発行する高齢者精神医学の分野の権威ある学術誌。
※3:認知機能の低下のタイプは、アルツハイマー型、レビー小体型、血管性の3種に分けられる。そのうち、アルツハイマー型認知症は、認知症の約70%を占め、主な原因は脳に形成される老人斑(アミロイドβの蓄積・凝集:アミロイドプラーク)による神経細胞の障害と、アミロイドβの蓄積過程で生じるタウタンパク質の変化に伴う神経原繊維変化および神経細胞死と考えられている。
※4:株式会社セラバリューズにより開発された、秋ウコン由来のクルクミンを、特許技術を用いた微細化及び水溶液中での分散性向上により、人体への吸収性を約27倍と大幅に向上させたクルクミン製剤。
※5:脳内に形成された老人斑や神経原繊維変化に選択的に結合する物質FDDNPを静注し、PET (positron emission tomography 陽電子放出断層撮影) により結合部位を画像化する技術で、アルツハイマー型認知症に関する非侵襲的な病態理解の方法として利用されている。
本件に関するお問い合わせ・資料請求先
株式会社セラバリューズ
E-mail:info@theravalues.com
電話 :03-3234-7677
担当 :長瀬
論文について
掲載誌 :The American Journal of Geriatric Psychiatry, by Elsevier.
https://www.journals.elsevier.com/the-american-journal-of-geriatric-psychiatry
タイトル: "Memory and Brain Amyloid and Tau Effects of a Bioavailable Form of
Curcumin in Non-Demented Adults: A Double-Blind, Placebo-Controlled
18-Month Trial "
論文DOI : https://doi.org/10.1016/j.jagp.2017.10.010
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