米国デイトリウム社、デイトリウム日本法人の設立ならびに日本市場における事業展開を開始

~ I/O高速化システム「Datrium DVX」の本格市場投入を発表 ~

2018年2月14日
デイトリウムジャパン合同会社
~ I/O高速化システム「Datrium DVX」の本格市場投入を発表 ~

仮想化環境でのシステム性能を最大限に高速化するソフトウェアとデータ保護ハードウェアをセットにした、新世代コンバージドシステムを提供するDatrium, Inc.(本社:米国カリフォルニア州サニーベール、CEO:ブライアン バイルズ、以下米国デイトリウム社)は、デイトリウム日本法人であるデイトリウムジャパン合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長:河野通明、以下デイトリウムジャパン)を設立し、日本市場における事業展開を開始することを発表しました。それに伴い、I/O高速化システムである「Datrium DVX(デイトリウム ディーブイエックス)」を本格市場投入します。

人と人、人と物が相互につながり、時間や場所にとらわれることなく継続的に新しい価値を創造させるデジタル トランスフォーメーションによって、急激なワークロードの変化がもたらされています。企業のITは仮想化やクラウドの活用を余儀なくされています。VMware vSphereやLinux KVMなどに代表される仮想化技術は、企業のITにおいて今や重要な役割を担い、強固な基盤として広く採用されています。当初VMware社のエンジニアであった米国デイトリウム社の創設者は、仮想化において重要な役割を担うI/O性能が充分に引き出せていないことに気づきました。そこで彼らはData Domain社の出身者と共同で2012年に米国デイトリウム社を設立し、データ保護の仕組みとネットワークのボトルネックから発生する性能劣化を解消して、フラッシュが持つ性能を最大限に引き出すことでI/Oを高速化するシステムを開発しました。

一般的に、ハイパーコンバージド インフラストラクチャー(以下HCI)や、サーバー / ネットワーク / ストレージで形成させる3 Tierインフラストラクチャー システム(以下3 Tierシステム)では、本番データが紛失しないためにパリティやミラーなどの保護の処理を加えてから保存しています。そのため、データの読み書きにデータ保護のオーバーヘッドが加わり、本来のフラッシュが持っている性能を発揮できていません。また、データの読み書きは必ずネットワークを経由して行われるため、データ量が増えるとネットワーク幅がボトルネックになってしまいます。特にHCIでは、システム規模が拡大するに伴いノード数は増加し、ネットワーク上のトラフィックが膨大となり、データ保護の処理と相まってI/O速度はリニアに伸びません。また3 Tierシステムでは、ネットワーク接続のストレージが必要となり、いくらフラッシュの性能が高くてもネットワークの速度以上には性能が出ません。

それらに対して、デイトリウムの「Datrium DVX」は、サーバー内に搭載されたCPUに近い場所のフラッシュを大容量キャッシュとして利用することで、ネットワークのボトルネックから解放された性能を引き出すことができます。キャッシュのデータには保護の処理を加える必要がないため、オーバーヘッドを無くしたフラッシュ ネイティブの性能を引き出します。また、キャッシュ データに圧縮と重複排除を掛けて格納するため、サーバー内のフラッシュからの読み込み速度を更に高速化させるだけではなく、コスト効率よく利用することができます。この仕組みを用いることで、仮想化環境のI/Oを極限まで高速化することができます。「Datrium DVX」を利用することで、VMwareやKVMなどの仮想化環境を最大1,800万IOPS(注1)まで高速化させることができます。
また、データ保護の処理を加えてないキャッシュ領域と全く同じデータを、後工程としてデータ保護処理を行ったのち専用ストレージに格納することで、サーバー内のフラッシュに万が一障害が発生しても、専用ストレージがI/Oを担うためダウンタイムは発生しません。障害が復旧したあとは、再度キャッシュデータとしてシステム稼働を継続させることができます。加えて、最大3,000個まで取得可能なスナップショットを利用することにより、バックアップにもなります。

「Datrium DVX」は、I/O高速化ソフトウェア「DVX Software(ディーブイエックス ソフトウェア)」、フラッシュ搭載サーバー ハードウェア「DVX Compute Node(ディーブイエックス コンピュートノード)」、データ保護機能を有したストレージ ハードウェア「DVX Data Node(ディーブイエックス データノード)」で構成されます。また、「DVX Software」は、ソフトウェア単体としても提供しており、フラッシュを搭載した一般的な業界標準サーバー(注2)にインストールすることが可能です。

 

Datrium DVXDatrium DVX


「DVX Software」はVMware vCenterプラグインとして表示され、「Datrium DVX」システム全体を管理するだけではなく、稼働する仮想マシン(VM)単位でのIOPS、スループット、レイテンシー、キャッシュヒット率などの細かいレベルで履歴管理を含めて状況を把握することができます。

DVX SoftwareDVX Software


「Datrium DVX」のデータをAmazon Web Serviceにバックアップするソフトウェア「Cloud DVX」も用意し、永久増分ネイティブ バックアップ およびVMとvDiskレベルの細かいリストアに対応します。グローバル重複排除を行い、Amazon Web Serviceの容量を効率よく利用することができます。また、直接ホスト間のリストアを提供するため、追加のバックアップやクラウド ゲートウェイ デバイスの管理は必要あません。「Cloud DVX」により「Datrium DVX」の遠隔地バックアップとリカバリーを安価かつ簡単に運用することができます。

Cloud DVXCloud DVX

 

 

米国デイトリウム社は2016年に最初の製品を出荷開始し、これまで米国でのビジネスを中心に展開していましたが、日本におけるクラウドビジネスの盛り上がりを受けて、日本市場での事業を本格的に開始する判断に至りました。そこで、このたび北米以外の初の海外拠点として、日本法人であるデイトリウムジャパン合同会社を設立しました。デイトリウムジャパンは、東京都港区を拠点とし、代表執行役員社長には河野通明(こうのみちあき)が同日付で就任しました。河野はネットアップ株式会社の創業メンバー、データドメイン株式会社代表取締役、EMCジャパン株式会社執行役員BRS事業本部長を経て、2012年にティントリジャパン合同会社の立ち上げとともに職務執行者社長を務めました。ティントリジャパンでは、仮想化環境における見える化と自動化を実現したプライマリー ストレージの日本市場でのビジネス拡大に貢献しました。また、データドメイン株式会社のもう一人の創業メンバーで、ティントリジャパン合同会社では技術担当副社長を務めた首藤憲治(しゅとうけんじ)が同社技術担当副社長に就任しました。

デイトリウムジャパン会社概要
名称:デイトリウムジャパン合同会社 (英表記:Datrium Japan, GK.)
代表者:代表執行役員社長 河野通明(こうのみちあき)
本社所在地:〒160-0032 東京都港区六本木6-2-31六本木ヒルズノースタワー17階
電話番号:03-5786-2170
E メール:info.japan@datrium.com
URL:http://www.datrium.com/

販売製品と価格について
「Datrium DVX」の主な仕様と価格は以下のとおりです。
  詳細 仕様 参考価格(税抜)
DVX Software I/O高速化ソフトウェア フラッシュを搭載した業界標準サーバーにインストール可能。
ノードライセンス。
1,800,000円
DVX Data Node データ保護機能を有したストレージ ハードウェア ハードディスク搭載。
2Uラックタイプ。
実効容量14TBまたは29TB。
(2-6Xのデータ削減効果により、29-180TBの論理容量)
10,725,000円~
DVX Data Node データ保護機能を有したストレージ ハードウェア SSD搭載。
2Uラックタイプ。
実効容量7TBまたは16TB。
(2-6Xのデータ削減効果により14-96TBの論理容量)
19,500,000円~
DVX Compute Node フラッシュ搭載サーバー ハードウェア 1Uラックタイプ。
※キャッシュ領域SSDはオプションで選択可能。
1,867,500円~


「Cloud DVX」の主な仕様と価格は以下のとおりです。

  詳細 仕様 参考価格(税抜)
Cloud DVX Amazon Web Serviceを利用した遠隔地データ保管 永久増分ネイティブ バックアップおよびVMとvDiskレベルの細かいリストアに対応。
5TBあたり1年間の利用料。
900,000円

 

動作環境
サポートハイパーバイザー:
  • VMware vSphere 5.5 u2以上、6.0以上
  • KVM RedHat Enterprise Linux 7.3
  • KVM CentOS7.3
サポートコンテナ:
  • Dockerコンテナエンジン 1.2 (RHEL/CentOS)

販売とサポートについて
「Datrium DVX」はDatrium販売代理店(ノックス株式会社:2018年2月現在)より購入いただけます。また、サポートサービスは購入先の販売代理店より提供されます。

(注1)最大構成128ホストによる4KBランダムリードの場合
(注2)サポートされるサーバー内のSSD本数は最小1台~最大16台、容量は最小800GB~最大16TBとなります。

デイトリウムジャパン合同会社について
デイトリウムジャパンは、米国デイトリウム社の日本法人として、2018年に設立されました。米国デイトリウム社は、ハイパーコンバージド インフラストラクチャー思想の先を見据えてデザインされたオープンコンバージドインフラストラクチャーをリードする企業です。同社のI/O高速化システムは、コンピューティング、プライマリーストレージ、バックアップを統合し、ハードウェアの限界を超えたI/Oの高速化を実現するとともに、ハイブリッド クラウド インフラストラクチャーの管理と保護を大幅に簡素化します。 同社は、Data DomainのCTOや創業者、VMwareの初期のプリンシパルエンジニアが率いています。

製品画像
Datrium DVX画像:
http://s3-us-west-1.amazonaws.com/cdn.datrium.com/wp-content/uploads/2018/02/12104505/DatriumServersCombo_092917.jpg

DVX Compute Node画像:
http://s3-us-west-1.amazonaws.com/cdn.datrium.com/wp-content/uploads/2018/02/11171042/Datrium_Black-Single.jpg

DVX Data Node (HDDモデル)画像:
http://s3-us-west-1.amazonaws.com/cdn.datrium.com/wp-content/uploads/2018/02/11171053/Datrium_White-Single.jpg

DVX Software GUI画像:
http://s3-us-west-1.amazonaws.com/cdn.datrium.com/wp-content/uploads/2017/10/02104451/DVX-Dashboard-new-large.png
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