“海ごみ”なのにインスタ映え!?全国初!魚ではなく “海ごみ”を展示したアクアリウム
県民みんなで取り組む、かがわの“里海づくり”とは?
アートで人気の直島などの大小様々な島や日本のウユニ塩湖
と話題の父母ケ浜など、香川県には美しく豊かな里海が広がっています。そんな里海の課題は、沿岸の海ごみ。その多くが生活から出たごみが、川などを通じて海に流れ込んだものです。美しい里海を守り、子どもたちの代まで伝えるために、香川県では、これまでの行政の枠にとらわれない新しいカタチのプロモーションに挑戦しています。
と話題の父母ケ浜など、香川県には美しく豊かな里海が広がっています。そんな里海の課題は、沿岸の海ごみ。その多くが生活から出たごみが、川などを通じて海に流れ込んだものです。美しい里海を守り、子どもたちの代まで伝えるために、香川県では、これまでの行政の枠にとらわれない新しいカタチのプロモーションに挑戦しています。
父母ケ浜 (写真提供:三豊市観光交流局)
ビーチクリーンにて撮影(写真提供:NPO法人アーキペラゴ)
◆全国初!魚ではなく、“海ごみ”を展示したアクアリウム
香川県庁1Fギャラリーにて「かがわの海ごみアクアリウム展」を開催しています。アクアリウムの中には、香川県の海岸で収拾した、大小様々で種類豊富な漂着物を展示。そのほとんどがビンや食品袋など私たちが日ごろ生活で使っているものです。美しいアクアリウムの中をご覧いただき香川県の海ごみ問題を考えてみては。
「かがわの海ごみアクアリウム展」
展示期間/2月26日(月)~3月9日(金)
実際に展示物を見た人は、「水槽にあるのは、きちんと捨てることが当たり前のごみばかりで驚いた。」と話していました。
◆子どもたちがデザイン!海ごみ啓発バス運行中!
子どもたちが「大好きな海」をテーマに描いた絵をバスにラッピングして、”海ごみ啓発バス”を作りました。
出発式には、絵を描いた城東保育園の子どもたちが参加。
「みんなの絵がバスになって嬉しい。」「絵のようにごみのないきれいな海になってほしい。」と話してくれました。今年の夏休みにビーチクリーンへの参加を約束してくれる親子もいました。
海ごみ啓発バスは、3月15日(木)まで、高松市内を運行します。
◆県民みんなで取り組む!海ごみクリーン作戦
香川県では、毎年10月末から2週間、県内一斉海ごみクリーン作戦「さぬ☆キラ」を実施しています。海ごみの多くは、生活ごみであり、身近なごみを拾うことが実は海ごみを減らすことにつながっていることを、県民の皆さんに知ってもらうため、県内全域(山・川・里(まち)・海)で、集中的にクリーン活動を行う取組みです。
平成29年度は、56600人の方が参加し、74tのごみを回収しました!
◆ビーチクリーンアップリーダーを創出するため、
NPO法人アーキペラゴなどとタッグを組み、育成講座を開催!
もちろん、海岸のごみの回収も大切。しかしながら香川県は海岸線が長く、多くの海岸や大小112の島を有しておりビーチクリーンアップリーダーの数が足りません。そこで、NPO法人アーキペラゴなどの環境保全団体とタッグを組み、ビーチクリーンアップリーダーの育成講座を開催しています。
大人にも子どもにも参加してもらえるようなクリーン活動のヒントが見つかる座学や実習など、実践的な内容の講座を展開。年々ビーチクリーンアップリーダーが増えています。
今年度の育成講座は、2018年2月18日(日)に開催。3月11日(日)には、講座を受けた方が”リーダー”となって活動する、モニタリング調査を開催予定です。
◆香川県独自の海ごみ発生抑制活動から、美しい海と暮らしを全国へ
平成25年から香川県は全国に先駆けて、様々な海ごみ発生抑制の啓発活動を行っています。県民の皆様と共にこの海ごみ発生抑制活動に取組みながら、活発な海ごみの対策が全国に広がることを願い、これからも行政の枠にとらわれない新しいプロモーションにチャレンジし続けます。
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