創業10周年を迎えるカスタムメディアが「デジタルの10年」で次なるステージに挑む
数々のアワードを受賞してきたデザインハウス、カスタムメディアが創立10周年の節目を記念し、クライアント、スタッフ、協力企業に感謝の意を表する
創業者兼社長を務めるロバート・ヘルトが、自宅の空き部屋でカスタムメディアを立ち上げたのは、2008年3月。その後、デジタルエージェンシーとして成長し、赤坂見附駅近くに最初の拠点を設立しました。当初はコスト削減のため、共同創業者で発行人を務めるサイモン・ファレルは、この新オフィスのデスク脇に布団を引いて寝起きしたほどです。創業直後の12ヶ月は二人とも無給で働きました。在日英国商業会議所(BCCJ)のオフィシャル月刊誌『BCCJ ACUMEN』を制作、発行したのち(このマガジンをきっかけにエディトリアル、デザインマーケティングのオファーが増加)、経験豊富なスタッフを雇い入れてチームを強化し、赤坂御所の眺めが素晴らしい次のオフィスへと引っ越しました。
BCCJ のエグゼクティブ・ディレクターを務めるロリ・ヘンダーソン氏は、カスタムメディアの創業10周年に際し、次のようなコメントを寄せています。「心からの祝福と感謝を送ります。この10年、BCCJ ACUMENを制作、発行してくれて本当にありがとう。サイモン・ファレルと社長のロバート・ヘルトに率いられたカスタムメディアのチームは、マガジンのみならず、2009年からはBCCJ British Business Awardsに関連するエディトリアル、デザインプロジェクトでもBCCJをサポートしてくれています。ACUMENが、この10年間のカスタムメディアの成長に大きく寄与したことを嬉しくまた誇りに思います。これからのさらなる飛躍を心よりお祈りしています」。
森ビル株式会社シニア・マネージャーの山本将克氏は「創業10周年おめでとうございます。長年にわたるカスタムメディアとの実り多きパートナシップに感謝しています。エディトリアルやクリエイティブの制作を通じて、森ビルが掲げる“未来の東京”のビジョンに共感し、またそのビジョンを世界各国のステークホルダーへ向けてコミュニケーションしていくうえでとても重要な役割を果たしてくれています。どんなプロジェクトでも必ず責任を全うし、常に国際的視点に立って仕事の真意を理解、洞察する力には、私たちも全幅の信頼を置いています」と語ります。
2008年のリーマンショック、そして2011年の東日本大震災という厳しい時期を経ながらも、会社はスタッフ20人を擁するまでに急成長。この時ヘルトは「オフィスのロケーションは最高だけれど、近いうち手狭になってしまうだろう」と直感したといいます。
2013年、カスタムメディアは、現在の拠点である港区麻布台に次のオフィスを構えます。これにより在日英国商業会議所および在日米国商工会議所(ACCJ)、東京アメリカンクラブ(TAC)、六本木ヒルズにある森ビルと、主要クライアントと地理的にも近くなったのです。「2009年よりBCCJ ACUMENを発行、2013年からはACCJの『The Journal』も手がけ、さらにはTACが発行する雑誌『INTOUCH』の専属広告代理店として仕事をする私たちにとって、麻布台はミーティング、イベント、社交をするのにとても便利なロケーションです」とファレル。「もっともやりがいがあり、しかし同時にチャレンジングだったのは2013年です。この年、英語のビジネスビデオチャンネルである『BIJ.TV』をローンチしました。その後、オフィスを移転し、栄誉あるアワードも二つ受賞しただけでなく、大規模な出版プロジェクトも受注したのです」とヘルトは振り返ります。
(2015年度日英協会賞授賞式にて。ロバート・ヘルト(左) とサイモン・ファレル(右))
今日、カスタムメディアは、クリエイティブ、セールス、管理部門など25名のスタッフを抱え、さらには常時プロジェクトに関わるフリーランスのライター、フォトグラファー、コンサルタントが約10名います。「スタンダードが高いスタッフのスキルが、よりパーソナルな親しみをもってプロジェクトで発揮されるよう、緻密な会社経営を行っています。長年にわたってサポートしてくれるクライアント、スタッフ、協力企業には、私たちのサービス・プロダクトの高いクオリティ維持に不可欠なサポートを付与していただき本当に感謝しています」とヘルト。
2013年からプロジェクト・マネージャーを務める岡崎めぐみはカスタムメディアの社風を次のように語ります。「クリシェに聞こえるかもしれませんが、私たちスタッフは本当にファミリーのような関係です。退職したスタッフとも交流を続けていますし、忙しい仕事の合間にもチームで食事をする機会を設けるなど、皆がそれぞれの強みを活かし、協力しあって働く環境を大事にしています。」
カスタムメディアで勤務年数が一番長いのは、スタジオ・マネージャーのポール・レオナルドです。「カスタムメディアは、ダイバーシティ、イノベーション、ワークライフバランスのどれをとってもライバル企業の先をいっています。バイリンガルの日本人スタッフや英語のネイティブスピーカー以外にも、性別に関係なく、メキシコ人、スウェーデン人、アフリカ人、オランダ人、インドネシア人、インド人などスタッフの国籍はバラエティに富んでいます。まるで国連のようです…ただしお互いの間の紛争はありません(笑)。スタッフ同士がベストを尽くせるよう切磋琢磨するだけでなく、常に新しいことを学ぼうとする文化があります。」
最後に、Saatchi & Saatchi Tokyoでソーシャルチームを率いるマラン・アントワンも「インデペンデント系エージェンシー/パブリッシャーとして影響力をもつカスタムメディアのさらなる飛躍をお祈りします。私たちがもつラグジュアリー系クライアント向けにこれまで一緒に仕事をしてきましたが、質の高い仕事ぶりに毎回とても満足しています。日本で富裕層にリーチしたいブランド、エージェンシーにはカスタムメディアを強く推薦します」と祝福のメッセージを送っています。
国連難民支援会のエグゼクティブ・ディレクターを務め、大英帝国勲位を受勲したジェーン・ベスト氏は、次のように語ります。「創業10周年、本当におめでとうございます。カスタムメディアが、数年来にわたって私たちのパートナーを続けている理由は、単にデジタル、出版双方における優秀なデザイナー、エディター、校正スタッフ、プロジェクト・マネージャーを擁しているだけでなく、私たちの活動に対しまるで自分のことのように親身になって取り組んでくれるからです。それは私たちにとってとても重要なことです。カスタムメディアのスタッフは、紛争によって避難を余儀なくされたアジア、アフリカ、中東、南アメリカの人々を私たちがサポートできるよう、多忙なスケジュールでもミーティングする時間を設け、また期日もしっかり守った仕事をしてくれます。彼らが日英のバイリンガルで行う、ブランディング/マーケティング活動、年次報告書などの制作出版は、私たちの活動に対するアウェアネスを向上するだけでなく、資金調達やボランティアの人材確保にとても大きな貢献をしてくれています。次なる10年そしてその先もカスタムメディアのさらなる活躍を願っています」
カスタムメディアは、エディトリアル、広告、ソーシャルメディア、ウェブサイト、ビデオ、PR、イベントなど各種プラットフォームにおいて、力強いコンテンツをデジタル・出版の双方で制作しています。これまでの10年間に、一般企業、政府、NGO、社交クラブ、民間組織、大学、リテール企業などがクライアントとして名前を連ねています。
【Contact】
robert@custom-media.com
simon@custom-media.com
【Websites】
https://custom-media.com
https://bij.tv
https://bccjacumen.com
https://journal.accj.or.jp
https://thecanadian.cccj.or.jp
【Awards】
2015: The Japan-British Society Award
2013: BCCJ Company of the Year
2013: Gourmand World Cookbook Awards:
Best Charity & Fund Raising Cookbook—Asia
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