～主人公の姿が、女手ひとつで育ててくれた母親と重なった～演歌歌手の三山ひろしが人生と映画について語るオリジナル番組「この映画が観たい」 ムービープラスで5月放送

CS映画専門チャンネル「ムービープラス」（ジュピターエンタテインメント㈱、東京都千代田区、代表取締役社長：寺嶋博礼）で放送中のオリジナル番組「この映画が観たい」は、様々な分野で活躍する著名人の方々にかけがえのない“映画体験”と、それにまつわる人生のエピソードをお聞きする番組です。
5月は、昨年紅白歌合戦にも出場し、話題の演歌歌手・三山ひろしさんが登場。彼がセレクトした映画「男はつらいよ（1969年）」 「たそがれ清兵衛（2002年）」 「壬生義士伝（2002年）」 「スタンド・バイ・ミー（1986年）」 「プライベート・ライアン（1998年）」の5作品について、番組で熱く語っていただきました。

「この映画が観たい」に出演する演歌歌手の三山ひろし

＜三山ひろしさん 収録インタビュー＞
最初に紹介するのは、大人になってから良さや面白さに気付いた「男はつらいよ」です。シリーズ通して大好きなんですけど、特にこの一作目が一番好きですね。演歌って生活の中のドラマが歌になっているんですけど、「男はつらいよ」も生活の中の日常が描かれているので、映画を観ることで歌の勉強にもなっているんですよね。寅さんを始めとするキャラクターがとてもリアルで、演技なのかそうじゃないのか分からないくらい。役者さんたちの演技力にも圧倒されます。役とはいえ、役者さんはそのキャラクターの人生を映画の中で生きるわけじゃないですか。歌の世界も同じで、実際に経験がなかったとしても、歌の主人公の気持ちになって声で表現する。つまり演じるということなので、映画はとても良いお手本になりますね。

ガソリンスタンドでアルバイトしていた時期に観た「たそがれ清兵衛」も思い入れが強いです。主人公の清兵衛は、家族のために生きている。黙して語らず、そんな清兵衛がとてもかっこよく見えました。それに、その姿が自分の母親と重なって、堪らない気持ちになりました。私は母子家庭で育ったんですが、母は私が成人するまで愚痴ひとつこぼさない、明るくて前向きな人でした。私も母を見習って、文句や愚痴を言わないようにしています。母がいてくれたから今の自分があるし、この映画のおかげで自分の気持ちを再確認できた。そう思って感謝しています。

少年時代の夢が詰まっていて、大人になるまでの分岐点を見ているような気分になる「スタンド・バイ・ミー」は、だいたい寝る前に横になりながら観ることが多いです。自分も小学生の時は、友達と下校中に秘密基地を作って遊んでいたりして、国は違っても子供って同じなんだなと思いました。この映画では、みんなそれぞれ問題を抱えていても、お互いに励ましあう姿が描かれていて、子供の頃からの友達の大切さを改めて感じました。もし子供がうまれたら、ぜひこの映画を観てほしいですね。

そのほか、上京して作曲家の中村典正氏の下で送った3年間の修行生活や、今後の夢や目標についてなど、貴重なエピソードが満載の番組「この映画が観たい＃５６ ～三山ひろしのオールタイム・ベスト～ 」。ぜひ、ムービープラスでご覧ください。

★チャンネル銀河では、4月に行われ三山さんも出演した「三波春夫 追善 新潟記念公演」の模様を5月20日（日）13：00～独占放送！「この映画が観たい」とあわせてお楽しみください★

「この映画が観たい＃５６ ～三山ひろしのオールタイム・ベスト～」
初回放送：5月7日（月）23：00～23：30　ほか　※再放送あり


三山ひろし　プロフィール
1980年9月17日生まれ。高知県出身。「祝い船」などの作曲家・中村典正氏の下で修業し、デビュー曲「人恋酒場」で10万枚のセールスを突破し、2010年9月度の日本レコード協会ゴールドディスクに認定される。魅力である温もりの声と、安定した歌唱力で、懐かしい流行歌の数々を歌ったアルバム「歌い継ぐ！昭和の流行歌」を発売。昭和歌謡の歌唱に定評がありアルバムがシリーズ化し、5月2日に9枚目の最新作が発売予定。自身も出演した、4月に行われた「三波春夫 追善 新潟記念公演」の模様を、チャンネル銀河で5月20日に独占放送！演歌界でいま、最も注目を集めている。

6月は、サッカー元日本代表の北澤豪さんが登場します。
「この映画が観たい」公式ページ　http://www.movieplus.jp/guide/mybest/


ムービープラス（ジュピターエンタテインメント株式会社、代表取締役社長：寺嶋博礼）は、来年開局30周年を迎える日本最大級の映画チャンネルです。ハリウッドのヒット作をはじめとする国内外の選りすぐりの映画、映画祭、最新映画情報を放送し、J:COMなど全国のケーブルテレビやスカパー！、IP放送を通じ、約715万世帯のお客様にご覧いただいています。 URL： http://www.movieplus.jp