難民支援を越え、”難民当事者とともにカラフルなセカイを作る”「WELgee」がNPO法人化

日本初!難民と日本人のチームが、難民就労白書の作成と難民キャリア支援を本格始動

・WELgeeがNPO法人化
・難民申請者のキャリア支援を4月から本格始動
・難民就労白書の作成に着手
2018年2月6日 NPO法人WELgee(東京都渋谷区、代表理事:渡部 清花 以下「WELgee」)は法人化し、WELgeeからNPO法人WELgeeになったことをお知らせいたします。

 

NPO法人WELgeeのメンバー。左から広報林、インターン上原、ハウス事業統括安西、代表理事渡部、就労事業統括山本、経理安齋 ※他国政府に迫害されている難民の方がいる為、難民の方にはモザイクがかかっています。NPO法人WELgeeのメンバー。左から広報林、インターン上原、ハウス事業統括安西、代表理事渡部、就労事業統括山本、経理安齋 ※他国政府に迫害されている難民の方がいる為、難民の方にはモザイクがかかっています。

■ 1.法人にする経緯や意義そして決意
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ご存知でしょうか?

 

紛争、弾圧、迫害、テロ、人権侵害、虐殺・・・
いま世界では、1分に20人が、故郷を追われています。
(※UNHCR、Global Trends 2016)

そんな境遇から、日本に希望を求めてやってくる難民の人たちがいます。


しかし、日本の難民認定率はOECD諸国最低水準の0.1%。昨年はたった20人です。

2017年19,628人の難民申請者の中で、認定者は20人に止まった。2017年19,628人の難民申請者の中で、認定者は20人に止まった。


多くの意欲ある若者たちが、難民認定をひたすら待ち続け、見通せない将来に不安を抱えながら、日本社会から孤立し、今日も宙ぶらりん状態の日々を過ごしています。

「今日も僕はただ、生きただけだった」

「爆弾は降ってこないけれど、人間として生きている心地がしない」

働き盛りで志高い彼らは、生き延びた土地で学び・働き、

将来、平和になった社会の担い手となる人々です。

彼らが未来の選択肢をもち、志を全うできる状態は、日本にとっても世界にとっても大きな希望と力をもたらします。

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わたしたちの役割は「難民支援」ではなく「ともにカラフルなセカイをつくる」こと。

WELgeeに集う国際色豊かなメンバーが、国籍・人種・宗教等の違いを超え、自らの境遇に関わらず、ともに未来を築ける社会を目指します。
そのために私たちは、志を発掘し、つながりを拡げ、未来をデザインできる仕掛けをつくります

◎これまでの実績

2016年の任意団体発足以来、日本の家族と難民の方をつなぎ、日本社会への入り口を作り、市民の受け入れを進める『難民ホームステイ事業』や、当事者と語り当事者から学ぶ『WELgeeサロン』、個性あふれる難民の若者が、日本の人たちと共同生活を通じて自立や自己実現への準備を進める『シェアハウス事業』などを進めて参りました。

これからは、2年間の活動をさらに拡大し、寄付だけでなく自走できる事業モデルも確立し、新たなステージへと邁進するために、法人化することにいたしました。

■ 2.NPO法人化に伴って開始すること
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これまでWELgeeでは、
【Talk WITH】対話と啓発の創出

出張授業、ワークショップ、対話型サロン
【Live WITH】住まいの支援
緊急シェルター、シェアハウス事業

に力を入れて活動をしてきました。法人化に伴って、【Work WITH】(キャリアチャンネル)を本格始動いたします。その2つの柱として、難民就労白書の作成とキャリア支援事業を開始いたします。

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1,難民の就労実態の調査と『難民就労白書』作成
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これまで可視化されていなかった難民申請者の就労にまつわる課題の実態を明らかにし、より効果的な課題解決方法の議論の促進を目的とする、難民就労白書を作成いたします。

日本初となるこの調査は、”中央ろうきん若者応援ファンド2018”の助成の元、50名の難民申請者を対象とし、2018年4月~2019年3月の期間をかけて定性的に調査いたします。

社会的な不利・困難を抱え、不安定な就労や無業の状態にある若者を応援する、中央ろうきん若者応援ファンドの授賞式。社会的な不利・困難を抱え、不安定な就労や無業の状態にある若者を応援する、中央ろうきん若者応援ファンドの授賞式。

白書の出版に際して、ご協力くださる企業の方を募集しております。
近年認知されるようになってきた「難民の就労」に関して、より多様なセクターに向けた、適切な情報の提供と理解の促進を、共に進めてゆきませんか?

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2,インターンシップから始まる企業と個人のマッチング
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就労白書の作成と同時に進めるのが、難民申請中の人たちを対象にした、キャリア支援です。

WELgeeでは、彼らと築く信頼関係のなかで一人ひとりの特技やビジョンを発掘し、彼らが共に社会を変えたいと思う企業との出会いを創出します。

そして彼らが、自らの個性やスキルを活かして働くことで、難民認定をただ待ち続ける以外の選択肢を増やし、彼らが日本社会に新しい価値を生む仕掛けをつくります。
これまでも、二名の難民申請中の若者がIT系企業で就職しており、うち一名は研修生として受け入れ企業でゼロからプログラミングを学び、この冬、フロントエンドエンジニアとして就職しました。

未経験からプログラミングを学び、就職に至ったAさん未経験からプログラミングを学び、就職に至ったAさん

今後は、まず難民申請中の人が関心ある企業にインターンシップから関わり、ゆくゆくは正社員として就職し、活躍するスキームを策定し、今年度は5件のマッチングを目指しています。


有能で意欲あふれる若者が、「難民」としてでなく「チェンジメーカー」として、次の社会をつくってゆく仕掛けづくりに、共に挑戦するパートナー企業を募集しております。


■ 3.代表並びにメンバーのプロフィール
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◎代表理事 渡部清花
1991年、静岡県生まれ。東京大学・大学院総合文化研究科・国際社会科学専攻。人間の安全保障プログラム修士課程。大学時代はバングラデシュの紛争地にてNGOの駐在員。トビタテ!留学JAPAN1期生。バングラデシュ、国連開発計画(UNDP)元インターン。Makers University 1期生。パワーを秘めた難民の若者たちが、自分で人生をデザインできる仕組みを構築したい。

◎就労事業統括 山本菜奈
1994年生まれ。早稲田大学国際教養学部。小中高を欧米で過ごし、ネパールの山岳民族の若者たちとの出会いから、多様な人の社会活躍に関心を抱く。カナダへの留学、北海道での産業振興インターンシップを経て、現在は夢あふれる難民の若者たちの自立と自己実現の後押しを行う。

◎経理担当 安齋耀太
1990年、東京都葛飾区生まれ、千葉県我孫子市育ち。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻博士課程/日本学術振興会特別研究員。研究対象はドイツの庇護権。ドイツに研究滞在し、その間に現地の難民支援団体と交流。

◎ハウス事業統括 安西翔平
19歳の春、日系企業のインターンでロサンゼルスに向かい、ユーゴスラビア紛争地域からの難民の家にホームステイをする。同時に、かつての第二次世界大戦中にひどい差別を受けた日系人と出会う。彼らの衝撃的な経験を、背景を知って難民支援の道に進むことを決意する。WELgeeに参画後は、誰でも幸せになれる世界を実現するために、難民の若者と日本の若者による笑顔あふれる共同生活の実現に奮闘中。

◎広報担当 林将平
1995年生まれ。早稲田大学国際教養学部。トビタテ!留学JAPAN2期生。スウェーデンへの交換留学時に、シリア難民と出会い、彼らの壮絶な体験や、人としての美しさに心を動かされる。現在“可能性を引き出す表現者”をモットーに、広報として、WELgeeの魅力を発信するために奮闘中。

■新法人概要
名称    特定非営利活動法人WELgee
所在地    〒150-6027
東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー27階
株式会社デジサーチアンドアドバタイジング内「COEBI」

役員    
代表理事 渡部清花
理 事  安齋耀太
理 事  安西翔平
監 事  渡邉賢太郎
設立    2018年2月6日

目的    この法人は、日本に逃れてきた難民及びそれに準ずる人々(以下「難民」)に対して、日本社会とのつながりと住居・仕事にアクセスする機会を提供することにより、彼ら彼女らが第二の人生に希望を抱けるような、寛容性と多様性にあふれた社会づくりに寄与することを目的とする。(定款第3条)

■お問い合わせ先
電話:080-3584-1991
メール:info@welgee.jp
HP:https://welgee.jp

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