住友商事100%事業投資会社SCデジタルメディア、新規事業の第１弾として「AlphaBoat 」を設立

世界で８万人超のクリエイターを抱えるFULLSCREEN Inc.とのジョイントベンチャーにて、日本の“クリエイター育成”を本格化。

SCデジタル株式会社

2018年4月26日 11時01分

住友商事株式会社（本社：東京都中央区、社長執行役員 CEO：兵頭誠之、以下「住友商事」）のデジタルメディア事業推進の中核として、昨年12月に設立されたＳＣデジタルメディア株式会社（本社：東京都渋谷区、代表取締役社長：長澤修一、以下「SCデジタルメディア」）は、その第一弾事業として、住友商事と戦略的パートナーシップ契約を締結する米国のThe Chernin Group, LLC（以下「TCG」）傘下の、FULLSCREEN, Inc.（本社：米国カリフォルニア州、Founder CEO：ジョージ・ストロンポロス、以下「FULLSCREEN」）との合弁会社を設立することに合意し、今般、AlphaBoat合同会社（AlphaBoat LLC, 社長：西谷大蔵、以下「AlphaBoat」）を設立いたしました。

◆新会社「AlphaBoat」設立の背景と目的

　AlphaBoatは、世界最大級のクリエイターネットワークを有し、最先端デジタルマーケティングサービスを提供するFULLSCREENの先進モデル（ノウハウ・システム）の導入を通じて、デジタル・ネイティブ世代に向けた、コンテンツの自社制作によるスタジオ機能に加え、クリエイターの発掘・育成・動画制作支援機能、ソーシャルメディアの運用や動画チャンネルの運営機能、更には若年層マーケティング・ラボ機能など、クリエイティブ制作からブランド企業のプロモーション・マーケティングまでをワンストップで展開し、日本のデジタルメディア市場に新たな価値を提供していきます。
　ＳＣデジタルメディアは、 AlphaBoatにおけるFULLSCREENとの合弁事業を皮切りに、今後更に、デジタルメディア事業やデジタルマーケティング事業へ幅広く取り組むとともに、米国や中国など、グローバル展開も視野に入れて事業に取り組んでいきます。

〜FULLSCREEN Founder CEO　ジョージ・ストロンポロス　コメント〜
「我々FULLSCREENは、AlphaBoat設立に参画し、日本のクリエイター及びブランドに新たな価値と機会を提供できることに心を躍らせております。AlphaBoatの事業を通じて、我々は日本の次世代のクリエイターたちが持つ潜在能力を最大化することを支援し、デジタル上の若年層オーディエンスとのエンゲージメントを高めることで、革新・先鋭なマーケティングソリューションを日本のブランドに提供することを目指します。」

◆「AlphaBoat」について
〜社名の由来〜
Alpha (α）とは「物事の始め」かつ「オリジナル」であることを示し、Boatは陸から陸へ人やモノ、サービスを届けるビークルをあらわします。米国においては、ミレニアルズ世代やZ世代と呼ばれる世代のあと、2010年以降に誕生した新世代を「ジェネレーションα」と呼んでおり、これらの世代の新たなクリエィティビティーを世の中に届けたいとの想いから、「AlphaBoat」を社名と致しました。

〜事業について〜
ブランドやクリエイターが伝えたいメッセージを若年層に届ける仕組みを以下3軸ご提供いたします。
① スタジオ機能：コンテンツの自社制作によるスタジオ機能
② クリエイター・マネジメント機能：クリエイターの発掘・育成・動画制作支援機能
③ マーケティング機能：ソーシャルメディアや動画チャンネルの運営機能、ならびに若年層マーケティング・ラボ機能

〜会社情報〜
会社名　　：　AlphaBoat合同会社
代表者　　：　西谷　大蔵
設立年　　：　2018年4月
所在地　　：　東京都渋谷区神宮前二丁目２６番８号
事業内容　：　コンテンツ制作・クリエイターマネジメント・各種マーケティングサービスの提供

◆AlphaBoat合同会社社長西谷大蔵コメント
　企業やブランドからのメッセージが、より届きにくいと言われるデジタル・ネイティブ世代の若年層に対し、先行する米国FULLSCREENの先進的かつ次世代型のクリエイターネットワークとマーケティング機能を融合・最大限活用し、日本で本格的なユース・インサイトに基づいたコンテンツ・スタジオを展開いたします。これは、ブランド発のコミュニケーションと並行して、オーディエンス起点、クリエイター視点でユースに受け入れられる「コンテンツ」をつくり、それを主軸にしたコミュニケーション活動を行う必要性と効率性が高まってきたという認識に基づいています。
　時代の強い要請でもある「ブランド・セーフティー」が叫ばれる今だからこそ、新たなクリエイター活用のかたち、コンテンツ・マーケティングのかたちをご提案させて頂く意義があると考えています。また、クリエイターの皆様への支援、育成にも注力して参ります。様々なプラットフォームやデバイスを通じた動画コンテンツの視聴機会が日々拡大を続けている中、クリエイターの皆様に、次のステージや新たな活動機会を提供して参ります。

◆FULLSCREEN社について