2018年8月1日(水)から受検申し込み開始!色彩検定に「UC(色のユニバーサルデザイン)級」を新設

- 特定の色の組み合わせが判別しにくい人は約20人に1人、3,000万人の高齢者が見やすい色彩設計とは?-

公益社団法人 色彩検定協会(所在地・大阪市淀川区、理事⻑・山中喜代)は、「色に携わる全ての人が色覚の多様性について正しい知識を持ち、配慮をすることができる」社会の実現に向けて『色彩検定 UC(色のユニバーサルデザイン)級』を新設しました。2018年8月1日(⽔)から申込受付を開始し、第一回目となる本試験は東京や大阪など全国6カ所で2018年12月16日に実施いたします。
「特定の色の組み合わせが判別しにくい」人が、日本人男性の約20人に1人、⼥性の約500人に1人、全体でおよそ350万人存在するといわれています。このような人たちにとっては、一⾒分かり易く色分けされている鉄道の路線図や、危険を知らせるサイン、電源のON/OFFを⽰すパイロットランプなどが同じような色に⾒えてしまう場合があります。また、白内障等の眼の老化によっても見え方は変化し、区別できない色が増えるといわれています。

高齢化社会がますます進み、65歳以上の人口は3,000万人を超えています。また、2020年にはオリンピックを迎え、世界基準の公共施設・交通インフラ整備が求められています。色彩検定協会では『色彩検定 UC級』の知識や普及を通して、誰もが暮らしやすい社会の実現を目指していきます。

■色覚特性のタイプ

 



■様々な業界の方に知識を身につけていただくことで、よりよい社会の実現へ。

 

近年、ユニバーサルデザインの概念が普及していますが、色覚特性を意識した「色のユニバーサルデザイン」についてはまだまだ普及していないように感じています。たくさんの人が色覚特性をもっているにも関わらず、それを外見で判断できないことや、具体的な困り事が分かりづらいことなどから、そのような状況が生まれているのではないでしょうか。当協会では、より多くの人が「色覚の多様性」について正しい知識を持ち「色のユニバーサルデザイン」を意識する必要があると考えています。中でも「WEB、建築、出版、製造」など、多くの人が目にする製品を扱う業界では「見分けにくい色の組み合わせ」「誰もが見分けやすい色の組み合わせ」の知識が必須です。また、高齢者や多様な色覚をもつ人との接点が多い「医療、福祉、教育」関係の方にとっても重要な知識です。当協会では『色彩検定 UC級』を通して「色のユニバーサルデザイン」の考え方を定着させ、全ての人が暮らしやすい世界を実現したいと考えています。
 

■色のユニバーサルデザイン活用例 

●改善前
黄色と白の組み合わせは、色覚特性をもたない人にとっても分かりにくいが、高齢者にはさらに分かりにくい。小さな表示になると、より視認性が低下する。

〇改善後
矢印を黒くしたり、黒で囲んだりすると見やすくなり、黄色と黒の組み合わせは、小さな表示でも視認性は高い。


●改善前

〇改善後

●改善前

〇改善後




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本リリースの一部の画像は、アプリ「色のシミュレータ」を使用して作成しました。
「色のシミュレータ」は、様々な色覚特性を持つ人の色の見え方を体験できる色覚シミュレーションツールです。スマートデバイスの内蔵カメラまたは画像ファイルから得た画像をリアルタイムに変換し、それぞれの色覚タイプ(2色覚)ではどのように色が見えるのか、シミュレーションを行います。
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■試験概要 

◇試験日:2018年12月16日(日)
◇申込期間:2018年8月1日(水)〜10月11日(木)
◇試験会場:札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡
◇試験方法:マークシート方式(一部記述式) ※60分
◇試験内容:色が見えるしくみ、ユニバーサルデザイン、色覚の多様性、高齢者の見え方など。
 配色における注意点や改善方法の理解を問います。
◇合格ライン:満点の70%前後 
 ※問題の難易度により変動。
◇受検資格:制限はありません。
◇検定料:6,000円(税込)
◇申込方法:インターネット、書店、現金書留
 




 
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