八尾に暮らす人々が大切に守り育んできた民謡行事 おわら風の盆 開催
八尾の空気、町民の想いを感じてください
おわら風の盆行事運営委員会(所在地:富山県富山市八尾町)が運営する「おわら風の盆」が、2018年9月1日(土)、2日(日)、3日(月)に開催されます。
【特設サイト】http://www.yatsuo.net/kazenobon/
11の町が自分の町を中心にそれぞれ自主的に行っており、一堂に会するような事はありません。従って、全国に名の通った民謡行事としては観光イベント的な要素は少なく、皆様をもてなすことはあまり上手ではありません。近年は、山懐の小さな町には余る人並みで混雑を極めています。満足におわらの良さをご覧いただくことも困難になっています。
しかし、このような状況においても何とかして全国各地からお越しいただいた皆様に「おわら」を愉しんでいただきたいと考えております。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
■おわら風の盆の歴史
「越中婦負郡志」によるおわら節の起源として、元禄15年(1702)3月、加賀藩から下された「町建御墨付」を八尾の町衆が、町の開祖米屋少兵衛家所有から取り戻した祝いに、三日三晩歌舞音曲無礼講の賑わいで町を練り歩いたのが始まりとされています。
どんな賑わいもおとがめなしと言うことで、三日三晩は三味線、太鼓、尺八など鳴り物も賑々しく、俗謡、浄瑠璃などを唄いながら仮装して練り廻りました。これをきっかけに孟蘭盆会(旧暦7月15日)も歌舞音曲で練り廻るようになり、やがて二百十日の風の厄日に風神鎮魂を願う「風の盆」と称する祭りに変化し、9月1日から3日に行うようになったと言われます。
●会場:富山市立八尾小学校グラウンド
●日時:9月1日~3日 午後7:00~午後8:55
※荒天中止となることがあります。(ペット同伴不可)
●演舞場入場料:指定席 3,600円
自由席 2,100円
※平成30年 演舞場チケットの販売情報
http://www.yatsuo.net/kazenobon/guide/downroad/ticket.pdf
●演舞場出演支部(平成30年)
●9月1日~3日の輪踊り・町流しについて
9月1日/2日:
午後3:00~午後11:00(但し、午後5:00~午後7:00は夕食・休憩のため踊っておりません。)
9月3日:
午後7:00~午後11:00(午後7:00以前は、一切踊っておりません)
●ワンポイント
演舞場出演中の支部は、町内では踊っておりません。出演していない町内へ行くと町流しを見られる機会が増えます。
フラッシュ撮影を禁止としている町内もありますので、ご注意ください。
★越中八尾おわら風の盆ガイドマップ
URL : https://www.yatsuo.net/kazenobon/guide/downroad/2018_guidemap.pdf
おわらを演じるのは、八尾に暮らす一般の住民です。物心ついた時からおわらに触れ、八尾の生活には常におわらが介在します。幼少期は、お遊戯として心を育んでくれる。少年期は、練習会が地域に入り込む機会を与えてくれる。青年期は、連綿と受け継がれた伝統の重みを教えてくれる。壮年期は、芸事として打込むことで自らを高めてくれる。老年期は、後輩から教えを請われることで、次代へつなぐ伝達者とならしめてくれるのです。
おわら風の盆には、そんな八尾の住民らの思いが詰まっています。このわずか3日間に1年間の稽古の成果、いやこれまでの生涯の思いをぶつけます。ご来場になられる皆様、年に1度だけ与えられるこの瞬間を、ともに大切にし、そして楽しみましょう!
【おわら風の盆行事運営委員会事務局 楠】
★そのほか、前夜祭の情報、チケット販売情報、交通規制の情報など、随時詳細内容を公式ページにて更新しております。皆様ぜひご確認くださいませ。
http://www.yatsuo.net/kazenobon/index.html
二百十日の初秋の風が吹くころ、おわら風の盆の幕開けを迎えます。毎年9月1日から3日にかけて行われるこのおわら風の盆は、今も昔も多くの人々を魅了します。涼しげな揃いの浴衣に、編笠の間から少し顔を覗かせたその姿は、実に幻想的であり優美で、山々が赤くもえる夕暮れを過ぎると、家並みに沿って並ぶぼんぼりに淡い灯がともります。それぞれの町の伝統と個性を、いかんなく披露しながら唄い踊り、その町流しの後ろには、哀愁漂う音色に魅せられた人々が1人、また1人と自然につらなり、闇に橙色の灯が浮かび上がり、誰もがおわらに染まっていきます。
- おわら風の盆 とは?
町、鏡町、東町、西町、今町、下新町、天満町」と「福島」を合わせた合計11の町で行われます。
11の町が自分の町を中心にそれぞれ自主的に行っており、一堂に会するような事はありません。従って、全国に名の通った民謡行事としては観光イベント的な要素は少なく、皆様をもてなすことはあまり上手ではありません。近年は、山懐の小さな町には余る人並みで混雑を極めています。満足におわらの良さをご覧いただくことも困難になっています。
しかし、このような状況においても何とかして全国各地からお越しいただいた皆様に「おわら」を愉しんでいただきたいと考えております。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
■おわら風の盆の歴史
おわらがいつ始まったのか、明瞭な文献が残っていないためはっきりしません。
「越中婦負郡志」によるおわら節の起源として、元禄15年(1702)3月、加賀藩から下された「町建御墨付」を八尾の町衆が、町の開祖米屋少兵衛家所有から取り戻した祝いに、三日三晩歌舞音曲無礼講の賑わいで町を練り歩いたのが始まりとされています。
どんな賑わいもおとがめなしと言うことで、三日三晩は三味線、太鼓、尺八など鳴り物も賑々しく、俗謡、浄瑠璃などを唄いながら仮装して練り廻りました。これをきっかけに孟蘭盆会(旧暦7月15日)も歌舞音曲で練り廻るようになり、やがて二百十日の風の厄日に風神鎮魂を願う「風の盆」と称する祭りに変化し、9月1日から3日に行うようになったと言われます。
- 開催日程
●会場:富山市立八尾小学校グラウンド
●日時:9月1日~3日 午後7:00~午後8:55
※荒天中止となることがあります。(ペット同伴不可)
●演舞場入場料:指定席 3,600円
自由席 2,100円
※平成30年 演舞場チケットの販売情報
http://www.yatsuo.net/kazenobon/guide/downroad/ticket.pdf
●演舞場出演支部(平成30年)
9月1日 | 9月2日 | 9月3日 | 時間 |
福島 | 今町 | 八尾高校郷土芸能部 | 午後7:00~7:25 |
諏訪町 | 鏡町 | 西町 | 午後7:30~7:55 |
東町 | 上新町 | 天満町 | 午後8:00~8:25 |
下新町 | 東新町 | 西新町 | 午後8:30~8:55 |
■風の盆「各町内」
●9月1日~3日の輪踊り・町流しについて
各町内(11支部)が決めたコースでの輪踊り・町流しがあります。(降雨中の輪踊り・町流しはありません。)
9月1日/2日:
午後3:00~午後11:00(但し、午後5:00~午後7:00は夕食・休憩のため踊っておりません。)
9月3日:
午後7:00~午後11:00(午後7:00以前は、一切踊っておりません)
●ワンポイント
演舞場出演中の支部は、町内では踊っておりません。出演していない町内へ行くと町流しを見られる機会が増えます。
フラッシュ撮影を禁止としている町内もありますので、ご注意ください。
★越中八尾おわら風の盆ガイドマップ
URL : https://www.yatsuo.net/kazenobon/guide/downroad/2018_guidemap.pdf
- 運営者の想い
毎年、全国各地からおわら風の盆にご来場いただき、誠にありがとうございます。
おわらを演じるのは、八尾に暮らす一般の住民です。物心ついた時からおわらに触れ、八尾の生活には常におわらが介在します。幼少期は、お遊戯として心を育んでくれる。少年期は、練習会が地域に入り込む機会を与えてくれる。青年期は、連綿と受け継がれた伝統の重みを教えてくれる。壮年期は、芸事として打込むことで自らを高めてくれる。老年期は、後輩から教えを請われることで、次代へつなぐ伝達者とならしめてくれるのです。
おわら風の盆には、そんな八尾の住民らの思いが詰まっています。このわずか3日間に1年間の稽古の成果、いやこれまでの生涯の思いをぶつけます。ご来場になられる皆様、年に1度だけ与えられるこの瞬間を、ともに大切にし、そして楽しみましょう!
【おわら風の盆行事運営委員会事務局 楠】
★そのほか、前夜祭の情報、チケット販売情報、交通規制の情報など、随時詳細内容を公式ページにて更新しております。皆様ぜひご確認くださいませ。
http://www.yatsuo.net/kazenobon/index.html
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