「Taiwan Innotech Expo 2018」を台北世界貿易センターで開催

台湾の研究開発力を示すとともに、グローバルのつながりを促進

TECHNEWS TAIWAN INC.


台湾はハイテク製造業と世界トップクラスのグローバル・サプライチェーンで知られ、産学の緊密な連携のうえに築かれた経済力と技術力を継続的に発揮しています。このたび、国際市場における台湾企業のイノベーション価値創出を目的として、台湾の主要省庁(経済部、国防部、教育部、科学技術部、農業委員会、国家発展委員会)が主催となり、2018年9月27日から29日まで、台北世界貿易センター 展示ホール1にて「Taiwan Innotech Expo 2018」を開催します。

本イベントは「未来を形づくるイノベーション」という総合テーマのもと、台湾「5+2」の主要イノベーション産業に関連した展示を行います。北米、アジア太平洋、ヨーロッパなど、世界50か国以上からリーディング企業や研究開発組織が参加するほか、台湾政府の「新南向政策」に合わせ、東南アジア、南アジア、オーストラリアの企業も主催者招待により出展します。国内外の企業各社が最高のイノベーションを紹介するため、最新の商用アプリの開発や、独創的なユーザーエクスペリエンスの創造、技術的課題の効果的なソリューションを求める方には、必見の展示会です。

イベントの見どころは「未来のテクノロジー」「サステナビリティ」「革新的な発明」
「Taiwan Innotech Expo 2018」の展示は「未来のテクノロジー」「サステナビリティ」「革新的な発明」の3つのテーマに分かれています。「未来のテクノロジー」ではスマート製造、デジタルサービス、スマートライフ、バイオテクノロジーの分野において、今後数年間のうちに商業化や展開が見込まれる技術を扱います。「サステナビリティ」では、新しい形の高度な農業やグリーンエネルギー技術における長期的な研究開発の取り組みを紹介します。「革新的な発明」では、社会や産業のニーズを満たすため、すぐにも商業化できる試作品や技術を取り上げます。輸送、家庭生活、教育・学習、エンターテインメント、機械、防衛技術など、さまざまな用途や環境におけるスマート技術の実現方法を紹介します。 

これら3つのテーマの展示レイアウトは、販売経路の開拓や売り手と買い手のマッチング、海外企業との協力といったイベント参加者の目的を支援できるようにデザインされています。例えば「未来のテクノロジー」では、イベント訪問者がICタグを使ったIoTベースのインタラクティブ・システムを体験することが可能です。

「Taiwan Innotech Expo 2018」では、幅広い業種の技術を展示します。その多くは、特定の用途において大きな価値を創出すると期待されるものです。そのうち、台湾の工業技術研究院(ITRI)は、感染症の迅速な診断のための医療機器を開発しました。この感染症検出システムは片手で持てるサイズで、重さはわずか700グラムにもかかわらず、30分で分子検出処理を行い、ウイルスまたはバクテリアによる感染を特定することができます。この医療機器は、臨床現場即時検査(POCT)や遠隔医療の分野において大きな可能性を持っています。また、日本の研究開発支援のTCIは、バイオ燃料発電機と廃熱利用発電機を紹介します。TCIの熱発電技術に関する展示は、グリーンエネルギー分野の拡大を望む多くの方の参考になるでしょう。さらに、ワールド・ベジタブル・センターは、熱や病気に強い新種のトマトとピーマンを紹介します。台湾は米国、日本、韓国、タイ、ベトナム、フィリピン、およびアジア開発銀行とともに、ワールド・ベジタブル・センターの創立メンバーとなっています。「Taiwan Innotech Expo 2018」には、米国のAmazon Web ServicesやMicrosoft、日本の日産自動車、デンマークのエルステッド、フランスのVirbac、タイのNSTDAなど、有名企業や研究開発組織が出展します。

知的財産(IP)所有権は、競争力の重要な指標です。そのため、「Taiwan Innotech Expo」開催期間中の9月27日に台北国際会議センターで「International IP Strategy and Cross-Industry Innovation Summit 2018(国際知的財産戦略・産業間イノベーションサミット2018)」を開催します。このサミットの目的は特許権、技術ライセンス供与、技術投資戦略、M&A、産学共同の研究開発について、価値ある教訓を共有することです。さらに、テクノロジー分野のトレンドについて、人工知能(AI)やブロックチェーン技術に特に焦点を当てて討論します。このサミットでは、LES International元社長のHeinz Goddar博士、Qualcomm Technology Licensing副社長のJohn Han氏、Microsoft TaiwanのCOOでMicrosoft大中華圏事業のAIチーム責任者であるJason Tsao氏、Taiwan AI Labsの創立者兼CEOのEthan Tu氏、スタンフォード大学の技術ライセンス供与オフィスおよび産業契約オフィスの役員であるKatharine Ku氏が講演を行います。また、多くの大手グローバル企業の経営陣が出席する予定です。

最新技術と価値ある特許の情報が一同に会した「Taiwan Innotech Expo」は、ソリューションや専門知識の共有や来場者同士の交流を促進するグローバルハブへと成長しました。本イベントは多くのチャンスを提供するだけでなく、台湾の国際的プレゼンスを示すとともに、地域間協力を促進するものでもあります。特に本年は、東南アジアと先進国との技術的イノベーションの架け橋としての役割も果たすことになるでしょう。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ビジネスカテゴリ
国際情報・国際サービス
ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

TECHNEWS TAIWAN INC.

0フォロワー

RSS
URL
-
業種
情報通信
本社所在地
9F-1, No.150, Sec.2, Nanjing E. Rd., Zhongshan Dist., Taipei City 104, Taiwan
電話番号
-
代表者名
Chia Cheng Yeh
上場
未上場
資本金
-
設立
-