セーリング ワールドカップシリーズ江の島大会を目前に日本代表が集結!メダル獲得への意気込みを語る「日の丸セーラーズ」記者発表会を実施
2018年9月9日(日)~16日(日)に神奈川県江の島で開催される「セーリングワールドカップシリーズ」第1戦に向けて、セーリング日本代表「日の丸セーラーズ」記者発表会が9月3日(月)にTOHOシネマズ六本木ヒルズSCREEN 4(東京都港区)で開催されました。当日は、8月12日(日)までオーフス(デンマーク)で開催されていた2018セーリング世界選手権大会で金メダルを獲得し、日本人女子初の世界チャンピオンとなった吉田愛・吉岡美帆組をはじめとする15選手が登壇し、2020年の東京五輪のセーリング競技会場でもある江の島での国際大会に向けて抱負を語りました。
大会実行委員会の会長でもある河野博文日本セーリング連盟会長は、「世界選手権での吉田・吉岡組の金メダル、磯崎・高柳組で銀メダルとダブルのメダル獲得、アジア大会では4種目で金メダルを獲得することで日本チームの実力がレベルアップを実感しているところであります。2020年の会場である江の島での開催ということもあり、江の島では世界の強豪はほぼ全員参加、このワールドカップは最大規模・最高レベルのヨットレースになると考えております。これまでの勢いで大活躍を期待しております。」と意気込みを語りました。
今後のセーリング日本代表「日の丸セーラーズ」の活動についてJOCナショナルコーチ中村健次氏は 、「世界選手権の男女同時のメダル獲得、アジア大会で4つのメダルは、コーチ陣も日本の応援している皆様も喜んでいますが、オリンピックの2年前ですので、次に最後のゴールは東京だと思っておりますので、もう一度気を引き締めて頑張っていきたいと思います。」と高い目標を掲げ、ビジョンを語りました。
大会への出場が予定されている女子470級の吉田愛・吉岡美帆のペアは、「世界選手権での金メダルとアジア大会は3回目の金メダルで、これまでのセーリング人生で一番嬉しい出来事でした。」(吉田愛選手)、「今回世界選手権で金メダルを獲得することができて、この2つの大会できちんと成績を出せたことは自信にもなったし、東京五輪に向けても勢いをつけることができたのでこれからも頑張りたいと思います。」(吉岡美帆選手)と9月のセーリングワールドカップシリーズ江の島大会に向けて、世界チャンピオンとしての抱負を語りました。
■セーリング ワールドカップシリーズとは
セーリング ワールドカップシリーズは、ワールドセーリング(国際セーリング連盟)が主催するオリン ピック種目の国際大会です。ワールドセーリングが統括するランキング上位者が出場し、世界を転戦し ながら1年間に4大会(予定)を行うシリーズレガッタで、総合ポイントによりチャンピオンが決定します。2013 年よりワールドセーリングが主催する大会となっています。日本初開催は、昨年10月15日~22日に愛知県蒲郡市の海陽ヨットハーバーで開催された「セーリング ワールドカップシリーズ愛知・蒲郡大会」(2018 シリーズの第1戦)で、この大会には38カ国・地域から253人の選手が参加しました。今年以降は大会拠点を東京オリンピック・セーリング競技会場である江の島ヨットハーバーに移し、3 年連続で行われます。2018年は9月9日~16日に行われ、2019年は8月25日~9月1日、2020 年は6月初旬で具体的な開催日程は、ワールドセーリングおよび関係団体と調整して決まります。競技種目は以下のとおりオリンピック種目10種目、パラリンピック種目1種目(東京パラリンピックではセーリング競技は実施されません)の予定です。
・ 470 級 男子(2 人乗り)
・ 470 級 女子(2 人乗り)
・ 49er 級 男子(2 人乗り)
・ 49erFX 級 女子(2 人乗り)
・ レーザー級 男子(1 人乗り)
・ レーザーラジアル級 女子(1 人乗り)
・ フィン級 男子(1 人乗り)
・ ナクラ17 級 男女混合(2 人乗り)
・ RS:X 級 男子(ウインドサーフィン)
・ RS:X 級 女子(ウインドサーフィン)
・ 2.4mR 級 (パラリンピック種目)
■9月3日(月)記者発表会参加の選手と主な成績
・470 級 男子 [磯崎 哲也/高柳 彬]
2018 年 プリンセスソフィア杯* 3位 *スペインで開催されるヨーロッパの主要大会
2018 年 世界選手権 オーフス大会 準優勝
2017 年 SWC シリーズ 愛知・蒲郡大会 準優勝
2018年アジア大会 優勝
※磯崎 哲也 出生地:東京都 26 歳 ㈱エス・ピー・ネットワーク所属
※高柳 彬 出生地:石川県 22 歳 日本経済大学在学中
・470 級 女子 [吉田 愛/吉岡 美帆]
2018 年 世界選手権 オーフス大会 優勝
2018年アジア大会 優勝
※吉田 愛 出生地:神奈川県 37 歳 ㈱ベネッセホールディングス所属 北京五輪、ロンドン五輪、リオ五輪代表
(リオ五輪5 位) 一児の母
※吉岡 美帆 出生地:広島県 28 歳 ㈱ベネッセホールディングス所属 リオ五輪代表(リオ五輪5 位)
・49er級 男子 [古谷 信玄/八山 慎司]
2017 年 SWCシリーズ 愛知・蒲郡大会14位
2018年アジア大会 優勝
※古谷 信玄 出生地:神奈川県 29歳 ㈱エス・ピー・ネットワーク所属
※八山 慎司 出生地:福岡県 31歳 ㈱エス・ピー・ネットワーク所属
・49erFX級 女子 [波多江 慶/板倉 広佳]
2017 年SWCシリーズ 愛知・蒲郡大会4位
※波多江 慶 出生地:福岡県 27歳 ㈱豊田自動織機所属
※板倉 広佳 出生地:愛知県 30歳 ㈱豊田自動織機所属
・RS:X 級 男子 [富澤 慎] ※本記者発表会は体調不良のため欠席
2018年 SWCシリーズ(イエール大会)5位
※富澤 慎 出生地:新潟県 34 歳 トヨタ自動車東日本(株)所属 北京五輪、ロンドン五輪、リオ五輪代表
・RS:X 級 女子 [小嶺 恵美] ※本記者発表会は体調不良のため欠席
2017 年SWCシリーズ 愛知・蒲郡大会5位
※小嶺 恵美 出生地:千葉県 31歳 愛媛県競技力向上対策本部/㈱ジェイ・ウィル・コーポレーション所属
・レーザー級 男子 [瀬川 和正]
2017 年SWCシリーズ 愛知・蒲郡大会17位
※瀬川 和正 出生地:島根県 29 歳 鳥取県立米子産業体育館所属
・レーザーラジアル級 女子 [土居 愛実]
2017 年 デルタロイドレガッタ* 優勝 *オランダで開催されるヨーロッパの主要大会
2017 年 レーザーラジアル女子世界選手権大会3 位
2018年アジア大会 優勝
※土居 愛実 出生地:神奈川県 25 歳 アビームコンサルティング㈱所属 ロンドン五輪、リオ五輪代表
・ナクラ17 級 男女混合 [飯束 潮吹/畑山 絵里]
2018 年 世界選手権 オーフス大会35位
※飯束 潮吹 出生地:神奈川県 30歳 ㈱エス・ピー・ネットワーク所属
※畑山 絵里 出生地:和歌山県 26歳 ㈱エス・ピー・ネットワーク所属
・フィン級 男子 [西尾 勇輝]
2018 年 世界選手権 オーフス大会 68位
※西尾 勇輝 出生地:大阪府 20歳 和歌山県立医科大学在学中
▽その他日の丸セーラーズ選手に関する情報は公式サイトをご覧ください。
日の丸セーラーズ公式サイト ⇒ www.jsaf.or.jp/hinomaru_s/
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