愛媛県・西宇和産みかんが“品質保証マーク”を制定。2018年11月出荷時から西宇和みかんは“Nマーク”表示を始めます!

西宇和みかんの各種プロモーションもスタート

 

 JAにしうわ西宇和農業協同組合は、西宇和地区産の温州みかんを「西宇和みかん」として統一ブランド化し、品質を保証する“Nマーク”の表示を平成30年度出荷から開始します。段ボールや店頭販売の袋、店頭ツールなどにNマークを表示し、みかんの聖地、西宇和で獲れた「西宇和みかん」であることをわかりやすくお伝えします。

 愛媛県・西宇和みかんとは、八幡浜市、伊方町、西予市三瓶町の2市1町にまたがるエリアで生産され、JAにしうわ管内10ケ所から出荷されるみかんの総称です。この西宇和エリアは柑橘栽培に適した地形で、土地ならではの個性を受け継いだ高品質なみかんが育てられています。

 しかし、日本の冬の果物の代名詞「みかん」は、全国でも1970年代の最盛期には350万トンの年間生産量があったものが、平成29年度には74万トンまで減少しています。西宇和地区は、平均15度を超える傾斜地が多く収穫作業の機械化が難しいエリアです。このエリアで獲れるみかんの希少性は高まる一方、急勾配が続く厳しい園地ゆえ、生産者の高齢化と後継者不足に悩まされております。

 そこで、JAにしうわでは西宇和みかんのブランド化を図り、共同選果部会10地区のみかんで共通に使用するNマークを開発しました。このNマークを表示することで、生活者に「西宇和みかん」の美味しさや品質の高さをより分かりやすく伝え、手に取ってもらいやすくなることと同時に、後継者の育成を目指します。

 今後は、段ボールや店頭販売の袋、店頭ツールなどにNマークを表示すると共に、「西宇和みかん」オフィシャルウェブサイトでの品質情報発信を行います。また一部の店頭では西宇和みかんの特徴をお伝えするPOP『しゃべるみかん』を設置し、西宇和みかんの話題化や認知理解を促進します。それ以外に西宇和みかんの特徴を活かしたスイーツ・デザートの開発や、東京の人気カフェなどで期間限定提供するなどの各種プロモーションを予定しています。

西宇和で温州みかんの栽培がスタートしたのは明治28(1895)年。以来、JAにしうわでは、美味しく高品質な
みかんづくりに取り組んできました。日本を代表するみかんの聖地として、生産量の減少や人口減少社会に対応し、今後もより多くの生活者に美味しい「西宇和みかん」をお届けしたいと考えています。

◆「西宇和みかん ブランドサイト」 https://nishiuwamikan.com


品質保証マークについて
○使用開始:2018年11月5日(月)~
○ロゴマークのコンセプト(ロゴに込めた想いなど)
新マークは、日本を代表するみかん産地の証。日本のみかんを代表する愛媛のなかでも、100年を超える歴史と品質への高い評価をいただいている西宇和エリアのみかんだけが使用することができる「みかんの聖地」「みかんのブルゴーニュ(みかんに特化した産地)」を目指した品質宣言マークです。
※西宇和エリアは、全耕作地の95.8%で果樹栽培が行われています。

西宇和みかんのおいしさの秘密​
・かんきつ栽培に適した地形と気象条件

JAにしうわ管内は北は瀬戸内海、西は宇和海に面しています。また佐田岬半島の海岸線はリアス式海岸で急斜面が海岸に迫り、平坦地が少ない地形です。気象条件は、温暖で日照量が多く、年間平均気温は17.3℃・年間降水量1,540㎜と適度な降雨量となっています。

・「3つの太陽」

「3つの太陽」とは、太陽の光、海から反射する太陽光、段々畑の石垣から反射する太陽光のことです。
この「3つお太陽」の光をたっぷりとあびることで西宇和みかんは美味しくなります。

・海の恵み、山の恵み

西宇和では、みかんの樹の根が肥料を充分に吸収できるように、牡蠣殻や塩抜きした海藻を入れて土づくりをしています。また魚身粕や菜種粕などの有機質肥料をできるだけ多く使用してみかんを育てています。

・安心、安全のために様々な施策を実施

JAにしうわでは平成15年に「食の安全・安心推進対策本」を設置し、「取引先、消費者への情報開示」「生産履歴の情報作成」「産地偽装防止対策の策定と実施」など12項目に及ぶ取り組みを行っています。
また、それ以外にも生産農家から選果場、流通センターまで、情報を一元管理するトレーサビリティーシステムの構築を進めています。

西宇和みかん生産の現状と課題、取り組みについて​
○西宇和みかん生産の歴史
JAにしうわ管内総面積26㎢のうち耕作率は約20.2%、柑橘部門のウェートが極めて高く、全耕作地の95.8%で果樹が栽培されています。もともと西宇和は、みかんづくりが始まるまでは海岸線が複雑に入り組み、内陸部も平地が少ない作物の作りにくい地形で、半農半漁の地域でした。
温州みかんの栽培がスタートしたのは明治28(1895)年。山を切り開き、そこから出る石を積み上げて段々畑つくっていきました。日照量が多く、水はけのよいことからみかん栽培が盛んになり、今では西宇和みかんの生産量は愛媛県内で一位となる「みかんの里」となっています。

○課題・新しい取り組み
・課題
農業全体に関わることでもありますが、生産者の高齢化と後継者不足は重大な課題です。

・新たな取り組み「西宇和みかん支援隊」
JAにしうわでは、農繁期の援農者確保と新たな担い手の確保・育成・定着に向け、愛媛県、八幡浜市、伊方町、西
予市三瓶町と連携する「西宇和みかん支援隊」を平成26年3月に設立しました。
従来の収穫作業は近隣住民の雇用に頼っていましたが、年々確保が厳しくなっていることから、都市部・全国各地
から援農者を募集するとともに、宿泊施設整備等受け入れ体制の構築に取り組んでいます。


JAにしうわ 西宇和農業協同組合について
設立:平成5年10月
本店所在地:八幡浜市江戸岡1丁目12番10号
営業地区:八幡浜市、西宇和郡伊方町、西予市三瓶町の2市1町
出資金:30億3595万円
総資産:1602億円2960万円
職員数:552人(臨時・パート職員含む)
組合員数:12,362人 内正組合員5959人 准組合員数6403人
総代数:500人
連結自己資本比率:16.21%
子会社:株式会社ジェイエイにしうわ
株式会社丸八農協青果市場
(平成28年12月末現在)
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