ルーブリック、新バージョン〈Andes 5.0〉を発表―ハイブリッド・クラウド上でミッション・クリティカルなアプリケーションとデータの保護・自動化・管理を実現

●〈Andes 5.0〉では、Oracleデータベースのインスタント・リカバリ、NAS Direct Archive、ポリシーベースのEpic EHR、さらにSAP HANA® 認定の保護機能を追加
●〈Rubrik Polaris SaaS〉プラットフォーム上のMicrosoft Office 365を始めとするクラウド・ネイティブなアプリケーションや、〈Rubrik Datos IO〉 for NoSQLデータベースを新たにサポート
クラウド・データ・マネジメントのソリューションを提供するルーブリック(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO:ビープル・シンハ)は、11月14日、データセンターやクラウドなど、環境に依存することなく利用されるさまざまなアプリケーションおよびデータを、単一のソフトウェアとして保護・自動化・管理できるルーブリックのフラッグシップ・プラットフォームの新バージョン、〈Rubrik Andes 5.0〉を発表しました。この〈Andes〉は、同製品14回目となるバージョンアップであり、大幅な機能拡張が図られています。OracleやSAP HANA®ビジネス・データ・プラットフォームなどのミッション・クリティカルなアプリケーション、ならびにOffice 365やNoSQLデータベースなどのクラウド・ネイティブなアプリケーションに対して画期的な革新性を提供し、企業のデジタル・トランスフォーメーションを加速します。

デジタル・トランスフォーメーションへの取り組みを加速させるにつれ、企業はビジネス・アプリケーションおよびデータが複数のデータセンターやクラウド上に分散してしまう問題に対処する必要があります。その一方で、厳しくなる一方のセキュリティ要件にも対応しなくてはなりません。ビジネスの結果を確実に出すためには、データセンターやクラウドをまたがる異なる環境下に存在するアプリケーションを保護し、サービスを大規模に自動化し、運用上の複雑さを取り除いたデータ・マネジメント・ソリューションが必要になります。このソリューションは同時に、ガバナンス、ならびにコンプライアンス、さらにランサムウェアのようなサイバー攻撃へのセキュリティにも貢献できなければなりません。

ルーブリックの共同創業者兼最高技術責任者(CTO)のアーヴィンド・ニスラカシャップは、次のように述べています。「旧来のソリューションは、コンプライアンスに対応しサイバー攻撃から身を護る必要があるデジタル志向の企業向けに開発されていませんでした。当社の〈Andes 5.0〉はガバナンス実行、コンプライアンス対応、今日勢いを増すセキュリティ上の脅威からのリカバリ、などの目的で、業務上の重要情報を保護・整理できる単一のソフトウェア・プラットフォームです。この〈Andes〉によって企業はデジタル・トランスフォーメーションに不可欠なすべての作業─すなわち、あらゆるミッション・クリティカルかつ次世代のアプリケーションのための業務上の稼働時間延長、開発スピードの加速、クラウドの有効活用─を実現できるのです」

ミッション・クリティカルなアプリケーションの自動化とセキュリティ向上
〈Andes〉は、ミッション・クリティカルなアプリケーションやデータへの瞬時のアクセス、クラウドモビリティ、さらにセルフサービスの自動化を提供します。

●Oracleデータベース:
〈Andes〉でOracleデータベースに向けに初提供するライブマウント機能によって、瞬時のリカバリとクローンが可能となり、業務の稼働率を高められるほか、アプリケーションの開発を加速できるようになります。ルーブリックは、自動リカバリやポリシーベースの自動化機能によって、最新のOracleデータベース環境に対しても、シンプルな運用性能を提供することができます。

●SAP HANA®:
〈Andes〉は、SAP HANA®との連携認定を受けています。データベース管理者は、SAP Hana CockpitやSAP HANA Studioなど、SAPのネイティブなツールを使って、インテリジェントなログ管理による迅速なポイント・イン・タイムのリカバリ、さらにデータ不変性によるランサムウェアの防御機能などを実装できます。

●EPIC医療電子記録(EHR):
ヘルスケア分野のお客様企業では、HIPAAの遵守やサイバー攻撃に対する防御が求められます。高品質を保証する〈Andes〉は、ポリシーに従った自動化とランサムウェアに対する不変性によって、InterSystems Cachéデータベース上のEpic EHR環境を容易に保護し、リカバリすることができます。

●NAS Direct Archive:
〈Andes〉のNAS Direct Archiveでは、データセンターとクラウドのストレージ上に存在する膨大な非構造化データセットを、効果的かつ安全に管理しながら、データについては、グローバル検索によってきめ細かな単位で瞬時にリカバリすることができます。

●Windowsマシン:
〈Andes〉では、ハイパーバイザーやクラウド・インスタンスへのシステム全体の移行など、Windowsのベアメタルリカバリが可能となります。

クラウド・ネイティブならびに次世代アプリケーションの保護と管理
〈Andes〉では、クラウド・ネイティブなアプリケーション保護と主要なパブリック・クラウドのサポートを通じ、クラウド・ネイティブ及び次世代のアプリケーションに対するサポートをさらに強化しています。

●Microsoft Office 365:
ルーブリックでは、〈Polaris SaaS〉プラットフォームを介して、Office 365のポリシーに従った保護を統括し、かつてないほどのシンプル性と、検索やリストアにおけるパフォーマンスを提供します。クラウド・ネイティブなプラットフォームが持つ柔軟性を活かし、Office 365のニーズに合わせて保護機能を自動拡張したり、バックアップデータを格納するクラウド上の場所をコントロールしたりすることができます。

●NoSQL データベース:
〈Andes〉では、〈Rubrik Datos IO〉と連携することで、MongoDBやCassandraなどのNoSQLデータベースの保護と管理が可能となり、DevOps(デブオプス)やデータベース管理者にとっては、顧客向けアプリケーションへのイノベーションをさらに加速できる機会となります。

その他のクラウド、セキュリティ、パフォーマンスに関する機能強化

●アプリケーション単位での柔軟なデータ保護:
〈Andes〉が提供するElastic App Serviceは、Oracle、SQL Server、MySQL、PostgreSQL、SAP HANA、MongoDBおよびCassandraなどのアプリケーションに対し、ハイパフォーマンスかつ安全なデータサービスを提供します。データベース管理者は、従来の管理ツールの使用を続けながら、ルーブリックの自動データ・ライフサイクル管理機能とデータ不変性によって、より効率的なネットワークやストレージを実現し、ランサムウェアなどのサイバー攻撃からデータを保護することができます。

●クラウドのパフォーマンス向上:
〈Andes〉は、永久増分クラウド・アーカイブによりパフォーマンスを大幅に向上させ、リカバリをより高速かつ低コストで実現します。ルーブリックのCloudOnサービスを使用することで、ディザスタリカバリや開発・テスト環境に向けた大規模な仮想マシンのクラウド・インスタンス化も、数分内に完了できるようになります。

●アクセラレーター〈Rubrik Accelerator for Microsoft Azure〉:
ルーブリックは、Microsoft Azureに特化して開発された新製品である〈Rubrik Accelerator for Microsoft Azure〉を発表しました。これにより、企業データの保護とデータセンターを横断する形でのアプリケーションのモビリティを提供します。

〈Andes 5.0〉に対するお客様企業の声
●「ASL Airlinesでは、簡単な操作性、クラウドのモビリティ、Edgeによるオーケストレーション、Oracleとの連携性能などが評価され、ルーブリックを導入しました。既にリストアの時間が3分の1になっただけでなく、管理に必要な時間を4分の1に減らすことができました。Andesが提供する幅広い機能、特にクラウド・ネイティブなMicrosoft Office 365への対応などが、クラウドを利用したデジタル・トランスフォーメーションを志向する当社のビジネスに対して、より優れた価値を提供してくれると期待しています」- ALS Airlines社、グループCTO、ファブリス・デ・ビアシオ氏

●「ルーブリックを導入するまで、NASデータのバックアップは頭痛の種であり、私たちはこれまでのソリューションに制約を受けていました。NAS Direct Archiveによって、数千億に上るファイルを好きな場所に移動することができ、クラウドの選択肢が増えるだけでなく、大規模なコスト削減も可能になりました。Radarのような新しいデータ管理アプリケーションと組み合わせることで、ランサムウェアなどのサイバー攻撃に対する防御力を強化するなど、私たち事業の戦略目標をさらに推進することができます」- 米国スーフォールズ市、システム管理担当、ブランドン・モリス氏

●「SAP HANAへのサポート認定を受けられるルーブリックの〈Andes 5.0〉では、これまでと同じ使い易さと信頼性をもって、ミッション・クリティカルなアプリケーションをすべて保護できるようになりました」- ザ・ヘリテージ・グループ社、ネットワーク管理者、トビー・タップ氏

● 「旧来のソリューションに対するルーブリックの最大の優位点として、Oracle RMANワークロードをポリシーベースで管理できることが挙げられます。結果として、Oracleの管理に必要とする時間は83%低減できました。〈Andes 5.0〉では、Oracleに対するサポートが強化され、ミッション・クリティカルなデータベースのよりシンプルな管理と、瞬時のリカバリが可能と考えています。さらに、データベース管理者や開発者、バックアップ管理者に向け、より柔軟な管理性能が提供されることも期待しています」- イギリス・クランフィールド大学、ITインフラ責任者、エドワード・ポール氏

〈Andes 5.0〉に対するチャネルパートナーの声

●「当社のお客様は、シンプルさや柔軟性、コスト削減能力から、ルーブリックを評価しています。加えてルーブリックはスピーディな革新性をもち、常に他社の一歩先を進んでいます。今回のリリースで、OracleやEpic EHR、SAP HANA、Microsoft Office 365に対する機能が追加されたことで、あらゆる業界のお客様が、ルーブリックによって、これまで以上に容易にクラウドを利用し、成長をもたらす次世代のテクノロジーを活用できるようになるでしょう」- CDI社、AVP兼チーフアーキテクト、ロブ・オーウェン氏

●「お客様は今、より迅速な変化への対応と、より優れたデータ・セキュリティ機能を提供する厳しいプレッシャーにさらされています。ルーブリックでは、このようなニーズに対して、今日存在するあらゆるプラットフォームよりも優れた対応が可能です。だからこそ、当社の中でルーブリックが最も実績を伸ばしているのです」- エコーストー社、社長兼CTO、スコット・トリンケ氏

●「レガシーなプロバイダーが、お客様の新しいハイブリッド・クラウドのニーズへの対応に苦しみ続ける中、ルーブリックは、〈Andes 5.0〉の発表によって、データマネジメントイノベーション分野において、さらにリードを拡大することでしょう。最新版のルーブリック・プラットフォームは、ハイブリッド・クラウド環境におけるビジネス・クリティカルなデータやアプリケーションに対して、このクラス最高の保護、管理、オーケストレーションといった機能を提供できる、現在のこの分野における最高の選択肢となっています」- 独SVA 有限会社、ビジネス・コンティニュイティ担当責任者、ミハイル・トット氏

 

本リリースは、2018年11月14日、ルーブリック本社(米国カリフォルニア州パロアルト)が発表したものです。
 

 

参考資料

[ビデオ] Introducing Rubrik Andes 5.0

 

[登録] Rubrik Andesテクニカル・ディープダイブ・ウェビナー・シリーズに登録
http://pages.rubrik.com/20181114-5.0-Webinar-Series-Rubrik-Reg.html
[インフォグラフィック] Top seven highlights of the Rubrik 5.0 Andes release
https://www.rubrik.com/wp-content/uploads/2018/11/Top-Highlights-from-Rubrik-Andes-Infographic.png

 

ルーブリックについて
ルーブリックでは、クラウド、エッジ、さらにオンプレミス上に拡がるデータの管理と保護を行うための単一プラットフォームを提供しています。多くの企業が、ルーブリックのデータ管理ソフトウェアを選択することで、バックアップやリカバリ作業をシンプル化し、クラウドの導入を加速し、さらに大規模な自動化を実現しています。クラウドファーストのポリシーを採用するあらゆる規模の企業が、ルーブリックの<Polaris SaaS>プラットフォームによってデータを統合し、セキュリティやガバナンス、コンプライアンスに対応しています。

Webサイト: https://www.rubrik.com
本社公式Twitter: @rubrikInc
ルーブリック日本法人Facebook: https://www.facebook.com/Rubrik.JP

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会社概要

URL
https://www.rubrik.com/ja/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門 1-10-5 WeWork KDX 虎ノ門1丁目ビル 11 階
電話番号
-
代表者名
石井 晃一
上場
未上場
資本金
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設立
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