【静岡県】「人権週間」プロモーションを実施

12月4日～10日は人権週間。今年は世界人権宣言から70周年。

静岡県（知事：川勝平太）では、人権問題が複雑・多様化している中、誰もが幸せに暮らせる社会を実現するため、12月４日から10日までの「人権週間」の期間を中心に、人権尊重の意識を日常生活の中に根付かせ、正しく理解し、行動へ繋げていくことを目的として、多様な広告媒体を活用した啓発広報や、講演会等のイベントを開催します。

12月4日（火）に啓発イベントを開催

日時：12月4日（火）7：30～8：30
会場：ＪＲ静岡駅北口地下イベント広場〔静岡県静岡市葵区黒金町50番地〕
主催：静岡県
内容：啓発用オリジナルクリアファイルの配布（1000枚配布予定）

世界人権宣言70周年となる平成30年度の人権啓発テーマは、昨年に引き続き、
「気づいてほしいんだな、人権のこと。」

静岡県出身の漫画家しりあがり寿氏が書き下ろした「人権仙人」が、身近に潜む人権問題に緩くも鋭い呟きを投じます。また、今年は仙人の相棒「人権犬」が、人権問題に寄りそう存在としてポスターやＣＭに登場。さらに特設サイトでは、静岡県出身のパラサイクリング選手で世界チャンピオンである野口佳子さんのインタビュー動画も公開し、違いを認め合い、自他の人権を尊重することの大切さを届けます。

特設サイト http://www.jinken-shizuoka.jp/
※11月27日から更新予定。それまでは平成29年度のコンテンツです。


啓発広報計画

	概要	期間
テレビスポットCM	15秒スポットCMを制作 期間中、県内民放2局（SBS、SDT）で計25回放送	12/4～12/10
ラジオスポットCM	20秒スポットCMを制作 期間中、県内民放2局（SBS、K-mix）で計20回放送	12/4～12/10
ポスター	ポスターを3,000枚作成 県内各学校、鉄道駅、店舗等に掲出	11月下旬～
インターネット広告	SNS（Facebook,Instagram）上に TVCM素材を活用したWeb広告を掲出	11月下旬～
啓発物品	オリジナルクリアファイル（Ａ4）を作成 人権週間を中心に開催される各種イベント等で配布	11月下旬～
その他	各種パブリシティ、特設サイトの公開※1、 街頭啓発（今年度初めて実施）※2、 LINEクリエイタ―ズスタンプの公開※3　など	11月下旬～

※１　特設サイト http://www.jinken-shizuoka.jp/（11月27日更新予定）にて、
　　　テレビＣＭのほか野口佳子さんのインタビュー動画・過去のアーカイブ動画も公開。
※２　12月4日（火）7:30～8:30　ＪＲ静岡駅北口地下イベント広場で、啓発物品を配布。
※３　昨年の第一弾に続き、第二弾を期間限定で公開。

イベント開催計画

日時	内容
平成30年 12月４日(火) 13:30～16:00	【人権講演会】 ・開催地：プラサヴェルデ（沼津市） ・第１部講演 　講　師：生島　清身 氏(社会人落語家(天神亭きよ美)・行政書士) 　演　題：「老い～超高齢社会の中で自分を生きる～」 ・第２部講演 　講　師：海田　新也 氏(一般社団法人しんきん成年後見サポート沼津) 　演　題：「老い支度は元気なうちに～はじめての任意後見～」 ・主　催：静岡県東部健康福祉センター(０５５－９２０－２０８０)
平成30年 12月12日(水) 13:30～15:10	【人権講演会】 ・開催地：袋井市月見の里学遊館（袋井市） ・講　師：渡辺　哲雄 氏（日本福祉大学中央福祉専門学校専任教員） ・演　題：「認知症になった波平～高齢者の人権について考える～」 ・主　催：静岡県西部健康福祉センター（０５３８－３７－２５１１）
平成30年 12月19日(水) 13:50～16:00	【ふじのくに人権フェスティバル】 ・開催地：島田市民総合施設プラザおおるり（島田市） ・講   師：石田　ゆうすけ 氏（旅作家・エッセイスト） ・演   題：「世界９万5000km自転車ひとり旅から考える人権」 ・概   要：第38回全国中学生人権作文コンテスト静岡県大会表彰式 ・主   催：静岡県人権啓発活動ネットワーク協議会／島田市 ・その他：県内学校児童・生徒による人権啓発ポスター展示など

平成30年度ポスターデザイン

LINEクリエイターズスタンプ
「人権仙人の気づいてほしいこと」/「人権仙人の気づいてほしいこと2」

キャラクターデザイン
しりあがり寿（しりあがりことぶき）

＜略歴＞
1958年　静岡県静岡市葵区生まれ、静岡高校卒業（59歳）
1981年　多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業キリンビール株式会社に入社
1985年　『エレキな春』で漫画家デビュー
1994年　独立、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表。
新聞の風刺4コママンガ、長編ストーリーマンガ、アンダーグラウンドマンガなど様々なジャンルで独自の活動を続ける一方、近年では映像、アートなどマンガ以外の多方面に創作の幅を広げる
＜受賞歴＞
2000年 　『時事おやじ2000』・『ゆるゆるオヤジ』／第46回文藝春秋漫画賞
2001年 　『弥次喜多 in DEEP』／第5回手塚治虫文化賞 マンガ優秀賞
2011年 　『あの日からのマンガ』／第15回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞
2013年 　『赤城乳業 BLACK シリーズ』 ／第50回ギャラクシー賞CM部門 優秀賞、第53回ACC賞テレビCM部門 ACCシルバー
2014年 　平成26年春の叙勲　紫綬褒章　受章
特設サイトhttp://www.jinken-shizuoka.jp/ （11月27日から更新予定）にて、インタビュー動画を公開予定。

スペシャルメッセンジャー
野口佳子（のぐちけいこ）

＜略歴＞
1970年　　  静岡県掛川市生まれ、掛川西高、北里大学卒業（47歳）
1990年代　  市民ランナーとして20代でマラソンを完走
2008年　　  38歳でトライアスロンの大会に出始める
2016年4月　実業団チームから誘われ、得意な自転車で本格的な練習を始めた矢先、修善寺でのロードレース大会中に転倒。脳挫傷、外傷性くも膜下出血、頭蓋骨・鎖骨・肋骨・肩甲骨を粉砕骨折、三半規管損傷を負い、意識不明の状態に
2017年5月　高次脳機能障害が残る中、パラサイクリングに挑戦
同年9月　　 初出場の世界選手権（南アフリカ）ロードタイムトライアルで優勝
同年11月　  チームブリヂストンに入団
＜受賞歴＞
2017年 　『2017パラサイクリングロード世界選手権』WC3ロードタイムトライアル優勝/ロードレース3位
2018年 　『2018パラサイクリングロード世界選手権』WC2ロードタイムトライアル準優勝/ロードレース優勝
特設サイトhttp://www.jinken-shizuoka.jp/ （11月27日から更新予定）にて、インタビュー動画を公開予定。