生物学者 福岡伸一『わたしの すきな もの』2月15日発売

オタク心満載のユーモアとやさしさにあふれるエッセイ。

婦人之友社から2019年2月15日に福岡伸一著『わたしの すきな もの』を発売します。

少年の日のある夏。…私の視線はその小さな輝点に釘づけになる。――第1章ハンミョウより。

昆虫が好き、化石も、文房具も、と福岡ハカセの興味は果てしなく広がります。本書は、2016年から『婦人之友』に好評連載中の生物学者 福岡伸一氏のエッセイのなかから厳選し、書き下ろしを加えて一冊にまとめたものです。さらに恐竜学者・真鍋真氏との対談「恐竜の謎、生命の不思議」を掲載。小さな“もの”への視点から豊かな世界が大きく膨らむフクオカワールドをお楽しみください。

◆ 昆虫少年の目が見つめたミクロの世界、母への慕情、人と自然への愛を綴った1冊
昆虫が好きでドリトル先生が好き。少年時代には、生活の中で細かく世話を焼く母を疎ましく思ったこともあった。しかし大人になった時、母への思いは募り、それは、自分を育み、励まし、守ってくれた全てのものへの愛につながった。そんな思いの中で著した「わたしの すきな もの」は・・・。

◆ 昆虫が友達だった少年は、フェルメールオタクの生物博士に。
内向的で孤独な少年に両親がある日与えた顕微鏡。顕微鏡の源流をたどると、少年は、オランダのデルフトという小さな町で顕微鏡を発明したアントニ・レーウェンフックにたどり着く。レーウェンフックが生を受けた1632年、福岡少年にとって後のヒーローとなる画家のヨハネス・フェルメールも同じデルフトの町で生まれていた。著者にとっての2人のヒーロー、レーウェンフックとフェルメール。そのつながりに、想像を膨らませる少年のような福岡氏の筆致は読者の想像力もかきたてられる。

◆ 「生物学者」と「恐竜学者」の対談も興味深い。
何事も「源流をたどるのが好き」という著者と、恐竜研究の第一人者として知られる真鍋真氏との対談「恐竜の謎、生命の不思議」も掲載。鳥類が恐竜から進化したことなど、謎が徐々に明らかになってくる 地球50億年の生命について語り合う。

● 著者・福岡伸一コメント
私を育ててくれたもの、私に気づきを与えてくれたもの、私を謙虚にさせるもの。それが「わたしの すきな もの」。こんなに楽しい表紙の本になり、自分で書いたものなのにワクワクしています。皆さんの「わたしの すきな もの」に加えていただけたら、うれしいです。

● 書誌情報

書名:わたしの すきな もの
著者:福岡伸一
発売日:2019年2月15日
ページ数:128
サイズ:四六判
価格:1,620円(税込)
ISBN:978-4-8292-0887-8
URL:https://www.fujinnotomo.co.jp/book/essay/b2402/
装丁・本文デザイン:坂川栄治+鳴田小夜子(坂川事務所)
写真:齋藤海月・鈴木慶子・亀村俊二
装画:いしざきなおこ

● 内容

◆ 1章 「少年の目、母の眼」
三つ折メガネ/はるみ ほか
孤独で昆虫少年だった福岡ハカセ。その少年時代の母の記憶やエピソードを綴っています。

◆ 2章 「自然の神秘」
青い蝶/サンショウ ほか
人生の大切なことはすべて蝶から学んだと言う、福岡少年のオタクぶりが見事。
 

◆ 3章 「だいじな友だち」
古いタイプライター/手作り万年筆 ほか
福岡ハカセのこだわりの逸品を紹介。モノへのこだわり方が楽しいフクオカワールド。

◆ 4章 「小さな至福」
ビスコッティとヴィンサント/竹生島 ほか
福岡ハカセが旅した先での食べ物や、暮らした場所、空想の世界まで小さな至福を感じる時を紹介。

 

◆ 5章 「“始まり”への旅」
デルフトのタイル/古い銀貨 ほか
福岡ハカセならではの、旅先で買い求めたコレクションからわかる、モノ知りと教養人の差。

◆ 真鍋 真さんとの対談 「恐竜の謎、生命の不思議」
恐竜研究の第一人者として知られる真鍋真氏との対談。鳥類が恐竜から進化したことなど、謎が徐々に明らかになってくる地球50億年の生命、深淵な時間の物語を語り合っています。

本書は、『婦人之友』2016年1月号~2018年10月号に掲載された中から33篇と対談を加筆・修正したものに、書き下ろしの「光る泥団子」を加えたものです。

● 著者プロフィール

福岡 伸一
生物学者 1959年 東京生まれ。
青山学院大学教授、米ロックフェラー大学客員教授。
子どもの頃は昆虫少年で、大学時代から分子生物学の世界へ。
著書『生物と無生物のあいだ』『動的平衡』ほか。
『婦人之友』に「わたしの・すきな・もの」を連載中。
フェルメールファンとしても有名。フェルメールの作品を所蔵する美術館をすべて訪ね、現地で鑑賞したというマニア。現在、恵比寿三越2階にて開催中の「フェルメール「音楽と指紋の謎」展」を監修。フェルメールの作品を「re-createリ・クリエイト」した全37作品を一堂に展示している。2月24日まで開催。

● コメント
阿川 佐和子 氏
ハカセが指揮棒をひと振りすると、見慣れた景色が、不気味な虫が、読んだはずの絵本が、みるみる息を吹き返し、色と音の中で嬉しそうに踊り出す。そして私たちはいつしか子どもの心を取り戻すのだ。

国立科学博物館
標本資料センター・コレクションディレクター
分子生物多様性研究資料センター・センター長
真鍋 真 氏
福岡さんと同じようなモノが好きだったりすると嬉しくなる。モノを通してお好きなコトを語っているこの本からは、福岡さんのココロが感じられる。モノを見ているだけで、そのココロにもっと近づけたような気がして、また嬉しくなる。

● 婦人之友社について ―― 生活を愛する人とともに116年

婦人之友社は1903年(明治36)に羽仁もと子と羽仁吉一により創立。その年に創刊した雑誌『婦人之友』(家庭之友を改題)は世代を超えて読み継がれ〝生活を愛する人とともに〟を編集の柱に116年を迎えています。1973年には高齢社会に先駆け、中高年の生活と健康を支える『明日の友』を、2007年には若い家庭向けに『かぞくのじかん』を創刊。書籍は、羽仁もと子創案の家計簿をはじめ料理、育児、洋裁、エッセイなど刊行。
「人・一生の教育」をテーマに家庭、社会に長く役立つ内容を、基本から取り上げています。
URL:https://www.fujinnotomo.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります。

メディア会員登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。
※内容はプレスリリースにより異なります。

  1. プレスリリース >
  2. 株式会社 婦人之友社 >
  3. 生物学者 福岡伸一『わたしの すきな もの』2月15日発売