早期支援に力を入れた虐待・貧困家庭の子ども向け学習支援拠点を、新たに増やすためのクラウドファンディングがスタート！

朝日新聞社 A-port「SDGsの達成に取り組むプロジェクト」村上財団・村上絢さん推薦団体

株式会社朝日新聞社が運営するクラウドファンディングサイト「A-port（エーポートhttps://a-port.asahi.com）」は、持続可能な開発目標（SDGs）に掲げられた課題の解決に取り組む団体を支援する特設サイトを4月に開設しました。特設サイト（https://a-port.asahi.com/SDGs/）では、社会貢献団体・社会起業家の支援に積極的な有識者3名が、「いま、未来に向けて投資すべき団体」を推薦して支援を促し、SDGsの認知拡大を図っています。

5月7日、一般財団法人村上財団の代表理事・村上絢さんの推薦団体として、主に児童養護施設で暮らす子どもたちに学習支援を行う、認定NPO法人3keys（スリーキーズ）がクラウドファンディングをスタートさせました。
https://a-port.asahi.com/projects/npo3keys/
 

認定NPO法人3keys（スリーキーズ） は、代表の森山が慶應義塾大学法学部政治学科に在学中、近所にあった児童養護施設のボランティアを行なった際、虐待や貧困など家庭環境に恵まれない子どもたちへの支援の足りなさや自立の難しさを知り、大学生が子どもたちに勉強を教える学生団体として設立され、2011年5月にNPO法人化して代表理事に就任。2017年3月には寄付金控除の対象となる認定NPO法人格を取得しました。

虐待や育児放棄などの家庭環境で育った子どもたちの多くは、読み書きや計算などの基本的な学習基盤や学習習慣が整っていないことが多く、小学校低学年から学習の遅れが顕著になるケースが見受けられ、やがて進学や将来の夢を諦めなければいけない子どもたちがたくさんいます。

3keysでは、どんな環境で生まれ育っても、十分な教育や愛情が受けられる、つまりすべての子どもの権利が保障される社会を目指して活動しています。2019年度は新たに2つの拠点で学習支援の運営を予定していますが、運営資金の調達が急務となっており、今回のプロジェクトで支援を募っています。ぜひ、プロジェクトの拡散やご支援のご協力をお願いいたします。
 

 

一般財団法人村上財団　代表理事・村上絢さんからの推薦コメント
子どもたちの貧困や虐待など心が痛くなるニュースが続く中、村上財団でも子どもたちの貧困や虐待への支援を様々な形で行ってまいりました。
認定NPO法人3keysさんは、生まれ育った環境によって子どもたちの権利が保障されない子どもたちをゼロにするため活動されている団体です。代表の森山誉恵さんは、大学時代のボランティアをきっかけに、虐待や貧困で頼れる大人がいない子どもたちの多さを目の当たりにし、ひとりで助けられる限界を感じ組織を立ち上げられました。同年代の彼女の活躍に良い刺激を頂いており、自信を持って推薦させて頂きたい団体です。
学習遅れを持つ子どもたちへの放課後教室は勉強だけでなく、子どもたちが自信を持つきっかけにもなるのではないかと考えます。私たちの寄付で、未来を生きる子どもたちの笑顔が増えることを心より願っております。
 

団体概要
認定NPO法人3keys（スリーキーズ） は、生まれ育った環境によらず、すべての子どもたちが十分な教育や愛情が受けられ、安心・安全な育ちや権利が保障される社会を目指して活動しています。主に、虐待や貧困などが原因で、児童養護施設や母子生活支援施設で生活する子どもたちに学習支援・進学指導を行ったり、深刻な悩みを相談する大人が周りに誰もいない子どもたちへの相談窓口や、10代の子ども向けに支援サービスの検索・相談サイトをまとめたポータルサイト「 Mex（ミークス）」の運営などを行なっています。
公式サイト：https://3keys.jp
10代向け支援サービス検索・相談サイト「 Mex（ミークス）」：https://me-x.jp

ーー 尾木ママ × 3keysトークイベントのご案内 ーー
2019年度、認定NPO法人3keysは設立から10年目を迎え、8月31日（土）には教育評論家の尾木直樹氏（尾木ママ）をお迎えして記念イベントを開催いたします。トークイベント後、軽食でのレセプションパーティーもご案内しておりますので、ぜひご参加をご検討ください。
詳細・お申し込み：https://3keys.jp/news/190427/
本イベントに関するお問い合わせ：[e-mail]（担当：野本）