「人々が医療の発展に参加できる未来を作る」Activaidがエンジェルラウンドで資金調達
-第一弾としてIBD(潰瘍性大腸炎/クローン病)患者向けにソーシャルデータプラットフォームを展開-
患者向けソーシャルデータプラットフォームを運営するActivaid株式会社(アクティヴェイド、本社:東京都新宿区、代表取締役:長谷部 靖明、以下 「Activaid」)は、北野 宏明氏、鎌田 富久氏、他3名の個人投資家を引受先とする第三者割当増資により、エンジェルラウンドの資金調達を実施したことをお知らせいたします。
■新薬の研究開発の現状とActivaidのミッション
(※1)bioinformatics:バイオインフォマティクス。生命情報科学と訳されることもあり、生物学のデータを情報科学の手法によって解析する学問および技術。
(※2)GDPR(General Data Protection Regulation):EU域内の個人情報を保護するための一般データ保護規則。2018年5月25日施行。
■患者向けソーシャルデータプラットフォーム「Activaid」
Activaidは、慢性疾患を抱える患者がお互いに支え合い、病気を管理し、新しい治療法の発見等に貢献することをサポートするためのソーシャルデータプラットフォームです。第一弾として、2019年2月にIBD(潰瘍性大腸炎/クローン病)患者向けサービスのベータ版をリリースしており、主にpatient reported outcome(※3)を、共有、評価できるような仕組みが整っています。登録者数は順調に増えており、既に10,000件を超えるデータが蓄積されています(2019年5月末日現在)。
(※3)patient reported outcome:患者報告アウトカムと訳される。患者の健康状態に関する、患者から直接得られた報告に基づく測定のこと。
https://activaid.me/about
<Activaidの主な機能>
- 患者同士を「つなげる」
- 病気を「見える化する」
- 患者ひとりひとりが医療の発展に「参加する」
■今回の資金調達の概要
・資金調達の目的と今後の展開
今回のエンジェルラウンドで調達した資金は、患者向けソーシャルデータプラットフォーム「Activaid」のさらなる改善に向けた追加開発費用として使用いたします。現在は疾患を限定して患者向けにウェブアプリを提供しておりますが、順次疾患を追加し、また、製薬企業や研究機関などに向けてのサービスも開発していく予定です。将来的には、遺伝子や各種Omicsデータも含んだ情報銀行化を目指します。
・株主紹介(一部)
北野 宏明氏(ソニーコンピュータサイエンス研究所代表取締役社長兼所長)
コメント
「デジタル時代の医療のあり方を体現している。個人の繋がりとしてのコミュニティー、コミュニティーと医療を提供する側がより密に繋がり一つのチームとして医療を進歩させ、病を克服していく。このミッションは、大きなチャレンジでもあります。このActivaidのチャレンジを支援していきます。」
鎌田 富久氏(TomyK Ltd.代表)
コメント
「つながる患者時代の到来、医療も他の分野と同じように、使う側と開発する側がつながることで、イノベーションを加速することができる。患者ひとりひとりが医療の進歩に参加する。そんな世界をめざすActivaidのミッションに共感し、社会的インパクトを志すスタートアップを応援するTomyKは積極的にサポートして行きます。」
■創業者・代表取締役の紹介
長谷部 靖明
コメント
「これからの医療の発展は研究者、企業任せではいけない。我々個々人が進んで協力していかなければいけないという危機感のもと、Activaidを創業しました。これまでも、これからも、患者さんと共に、より開かれた、患者中心の研究開発を実現できるよう全力を尽くします。多くの患者さん、そして研究機関、企業、行政等、様々な方のご協力を是非宜しくお願いいたします。」
■Activaid株式会社概要
会社名: Activaid株式会社
代表者: 代表取締役 長谷部 靖明
本社 : 東京都新宿区大久保1-1-10 グンカン東新宿ビル502
URL : https://activaid.me/company
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