小学生300人が描いた30ｍの巨大絵画　築地本願寺に展示!

風雨に負けない新開発の画材を使用したことにより、長期の屋外展示が実現！

東京都中央区「文化プログラム」応援委員会

2019年5月28日 10時01分

2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催を記念して催された大型ワークショップの大作がついに巡回展をスタート！

中央区の任意団体「東京都中央区『文化プログラム』応援委員会（代表：吉田誠男）」は、昨年10月、築地本願寺において、小学生300人が30ｍの和紙に絵を描くという大規模なワークショップを主催。この度、中央区、中央区教育委員会、中央区文化・国際交流振興協会などの後援を得て、その作品を築地本願寺正門と西門の間の外堀に展示することとなりました。

築地本願寺での展示の様子

絵画のテーマは『世界はみな友だち』。2020年の東京オリンピック・パラリンピックを意識し「世界が繋がるこの日のため、まだ見ぬ世界の友だちをイメージして描いてみよう」というのが趣旨。講師は世界的に活躍する画家・松井守男氏。

ワークショップの様子。今回、インドの子どもたちも大勢参加してくれました。

またこの屋外展示は、画材具店ウエマツ（東京・渋谷区）が新しく開発した、風雨に負けない和紙（三彩紙）に、雨に濡れても滲まず鮮やかさを保つ超微粒子顔料（染彩）により可能になりました。なお本展示は、築地本願寺を皮切りに７月１日以降、日本橋地区、月島地区を巡回する予定です。

今回の野外展示を可能にした、雨にも滲まない超微粒子顔料、染彩。ワークショップではこの5色セットが使われました。

◎展覧会名：「世界はみな友だち」巡回展
◎会　　期：2019年5月25日（土）～7月1日（月）
◎展示先：築地本願寺正門と西門の間の外堀
◎観覧料：無料

会場の築地本願寺

展示場所は正門すぐ右

また、今回の展示を記念して親子向けに下記、【特別企画】を開催いたします。
◆内容　
①重要文化財・築地本願寺　探検ツアー
②お勉強会『築地本願寺を設計した建築家・伊東忠太』

講師の原田敬美さん

建築家の原田敬美さんが紙芝居で伊東忠太と築地本願寺についてわかりやすく解説してくださいます。
◆日時　2019年6月9日（日）午前11時～12時
◆対象　小学生と保護者の2名30組
◆参加費　一組500円
◆講師：原田敬美さん（建築家・工学博士）
◆お申し込み方法　メールにて、bunkaouen2020@gmail.comまでお子様のお名前と学年、保護者の方のお名前をご記入の上、お申込みください。

主催：東京都中央区「文化プログラム」応援委員会
後援：中央区　中央区教育委員会　中央区文化・国際交流振興協会　在日フランス大使館／アンスティチュ・フランセ日本
協賛：松井建設株式会社　株式会社杉田製線　株式会社不二家　株式会社内田洋行　公益財団法人仏教伝道協会
協力：浄土真宗本願寺派築地本願寺　日本橋地域ルネッサンス100年計画委員会　都民塾　ショージオフィス　ウエマツ　Daijo V shop　NPO法人築地食のまちづくり協議会　一般社団法人文化芸術とスポーツの融合を推進する会　和仁輪仁　Cerisier de l’aube

昨年のワークショップ時の完成作品お披露目