<6月21日は世界ALSデー>世界初・脳波でラップする「BRAIN RAP」。脳波を通じてコミュニケーションできる未来へ

KEEPMOVING  伝え続けよう

一般社団法人WITH ALSの代表理事を務め、自身もALS患者として障がい者と健常者に垣根のない未来を実現するために活動を続ける武藤将胤は、6月21日の「世界ALSデー」にむけて、世界初・脳波でラップをプレイする ”BRAIN RAP”を実現するプロジェクトを発表致します。
 

6月21日は、世界ALSデー。

武藤はこれまで、目でDJ・VJをプレイする“EYE VDJ”として、ボーダレスエンターテイメントを創出してまいりました。「テクノロジーの力で、すべての人に、表現の自由を。」をメッセージに活動する武藤は、さらなる可能性を追求し、脳波を通じたコミュニケーションでラップを成立させるという、新しいエンターテイメントの形を切り開くプロジェクトをスタートします。

意識や五感、知能の働きは正常なまま、運動神経だけが衰え、徐々に全身が動かなくなる難病ALS。

ALSの最終的段階には、TLS「Totally Locked-inState(完全な閉じ込め状態)」という、眼球運動やまばたきなど、全ての筋肉が完全に停止して、周囲との意思伝達を奪われてしまうことがあります。

そこで武藤は現在、ALS患者のコミュニケーションの未来を変えるべく、電通サイエンスジャムと共同で、脳波を活用した意思伝達装置の研究開発に取り組んでいます。

電通サイエンスジャムと開発を目指す「NOUPATHY」は、脳波によってコマンドを選択できる新しいコミュニケーションツールです。また、「意識の辞書」という個人が日々書き起こすメッセージをAIが学習し、その人らしい単語マップを生成するシステムを組み合わせる事により、脳波で選択した言葉をベースに、AIがリリック(韻を踏んだ歌詞)を生成していきます。

“BRAIN RAP”プロジェクトは、このテクノロジーを融合し、武藤の想いを音楽に乗せて、ラッパーが想いを代弁します。

このボーダレスエンターテイメントを通して、ALS、TLSと闘っている仲間をはじめ、多くの方に希望を届けたいです。たとえ、全身が動かなくなったとしても、脳波で自分の意思を伝え続けられる未来の実現を目指してまいります。ALSをはじめ、様々な方のコミュニケーションの未来を、テクノロジーの力で、明るく変えていきます。




■脳波がALS患者のコミュニケーション手段となる未来へ

ALSの最終的段階には、TLS[Totally Locked-in State(完全な閉じ込め状態)]という、眼球運動やまばたきなど、全ての筋肉が完全に停止して、周囲との意思伝達を奪われてしまうことがあります。
その状態になっても、意識や五感、知能の働きも正常のままなのです。
私を含め、多くのALS患者が最も恐怖を抱いている状態です。また、現に、TLSと闘っている仲間もいます。

そこで意志を伝え続ける、最後の希望が脳波なのです。
脳波を使って、コミュニケーションを取ることができれば、たとえTLSになったとしても、自分の意志を伝え続けることができるのです。

ALSをはじめ、様々な方のコミュニケーションの未来を、テクノロジーの力で、明るく変えていきます。


クラウドファンディングをスタート
 

クラウドファンディングプラットフォーム「GoodMorning」にて、2019年6月20日から9月7日日までの80日間、資金を募集します。
目標金額は400万円。
皆さまのご協力をお待ちしています。
・クラウドファンディングページ:https://camp-fire.jp/projects/view/170345 ※6/20 18:00公開
・プロジェクト動画:https://youtu.be/S5SZ7K08yNU ※6/20公開


■ NOUPATHYとは

NOUPATHY(脳パシー)は「脳波」を使った新しいコミュニケーションツールです。小型でポータブルな脳波計とタブレットで、特殊な脳波を読み取り、使用者の発したい意思を選択肢の中から選ぶことができます。
ALSの最終段階であるTLSでは、意思疎通が完全にできなくなってしまいます。
しかしながら脳は正常であるため、脳波を使って意思疎通ができる手段を開発しました。NOUPATHYは2019/7/26〜7/27に開催されるヨコハマ ヒューマン&テクノランドにて展示予定です。


■WITH ALSが取り組むその他のコミュニケーション
さらに、脳波でのコミュニケーションに加え、WITH ALSではALS患者の方のための視線入力音声合成システムのプロジェクト「ALS SAVE VOICE」も同時に発表いたしました。
「ALS SAVE VOICE」は、音声合成プラットフォーム「コエステーションTM」と目を使った意思伝達装置「OriHime eye」を連携させ、ALS患者が自分の声で発話し続けられるサービス。
株式会社オリィ研究所・東芝デジタルソリューションズ株式会社・一般社団法人WITH ALSの、3社共同開発で実現しました。
私たちはこれらのプロジェクトを通じて、一人でも多くのALS患者さんが、より自分らしく前向きな人生を歩み続けられるよう願っています。



■電通サイエンスジャムについて
電通サイエンスジャムでは脳波をはじめとする生体信号解析をベースに、先端科学技術にアイデアを加え、新たなビジネスの開発と産業の創造および育成を行っています。日本にはまだまだ知られざる最先端科学が潜んでいます。しかし、それらがビジネスと結びつく機会は限られていて、優れた技術が十分に生かされてないことが多々あります。
同様に、様々な企業にも素晴らしい技術が眠っていることがあります。
そのような技術にアイデアを付加し、企業ニーズと結びつけ、新しいビジネスへと昇華させていきます。



■電通サイエンスジャム 満倉靖恵CTOのコメント
ALSが最終段階になるとTLSという状態になります。このTLSは意識ははっきりしていて脳は正常なのにもかかわらず、病気が進行するにつれて完全に意思疎通ができない状態のことを指します。

この状態はきつく、苦しいものです。物理学者のホーキング博士もこの病気に苦しみました。これを解決するために、私達は脳波を使ったコミュニケーション手段の研究をWITH ALSさんと共に行っています。
ALS患者さんは視覚は失っても、聴覚は残っています。耳に働きかける「音」と組み合わせることで、高い精度の脳波検出技術の確立を試みました。

WITH ALSさんと一緒に、技術を通して、全国のALSの方に希望を与えられればと思っています。



▼プロフィール

武藤将胤(むとう・まさたね)
1986年ロサンゼルス生まれ、東京育ち。難病ALS患者。一般社団法人WITH ALS代表理事、コミュニケーションクリエイター、EYE VDJ。また、(株)REBORNにて、広告コミュニケーション領域における、クリエイティブディレクターを兼務。過去には広告会社・博報堂にて、様々な大手クライアントのプラン立案に従事。

2013年26歳の時にALSを発症し、2014年27歳の時にALSと宣告を受ける。現在は世界中にALSの認知・理解を高めるため「WITH ALS」を立ち上げCOMMUNICATION×COLLABORATIONの力を核にして、BORDERLESS ENTERTAINMENT / EMPOWERMENT TECHNOLOGY / HUMAN CAREの3つの領域で、活動に取り組んでいます。
昨年、初の著書「KEEP MOVING 限界を作らない生き方」を発売。



■WITH ALSについて

27歳でALSと診断された、コミュニケーションクリエイターの武藤将胤が立ち上げた、ALSの課題解決を起点に、全ての人が自分らしく挑戦出来るBORDERLESSな社会を創造する団体です。
COMMUNICATION×COLLABORATIONの力を核にして、BORDERLESS ENTERTAINMENT / EMPOWERMENT TECHNOLOGY / HUMAN CAREの3つの領域で、活動に取り組んでいます。
WITH ALS ホームページ:http://withals.com/
- WITH ALS 公式Facebook:https://www.facebook.com/project.withals/
- WITH ALS Instagram:https://www.instagram.com/withals_masa/


難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、 2019年現在、有効な治療法が確立されていない指定難病。意識や五感は正常のまま身体が動かなくなり、やがて呼吸障害を引き起こす。延命のためには、人口呼吸器が必要。平均余命は、3〜5年。呼吸器を装着する事で生きることはできるが、身体能力に加え発話能力も失っていく。現在年間約10万人に1人が発症しており、世界で約35万人、日本には約1万人の患者がいる。
 
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