"QRコードでつながる義肢・装具・車椅子"を目指す福祉機器トレーサビリティシステム「ぽーさぽーと」がリリース
2019/7/13 ぽーさぽーとプロジェクト(幸和義肢研究所×ペンギンシステム)
ペンギンシステム株式会社(茨城県つくば市千現。代表取締役仁衡琢磨)と株式会社幸和義肢研究所(茨城県つくば市大白硲、代表取締役:横張和壽)が共同で開発を進めてきた世界初となる義肢・装具・車椅子トレーサビリティシステム「ぽーさぽーと」について2019年7月8日に正式に業務提携に係る協定が結ばれ、同15日に販売が開始となります。
◆プロジェクト運営
プロジェクトを構成するのは、今年で創業から36年の義肢装具メーカー、株式会社 幸和義肢研究所(本社:つくば市大白硲、代表取締役:横張和壽)と、研究開発支援・医療向けのソフトウェアを開発し続けて36年のペンギンシステム株式会社(本社:つくば市千現、代表取締役社長:仁衡琢磨)です。2社が長年培ってきた技術力、知見を活かして、社会問題化しつつある「装具難民」を救済するための共同プロジェクトです。
◆装具難民とは
装具難民とは、破損あるいは耐用年数を超過した装具の利用者さんが正しいサポートを受けられずに、装具を利用し続けている、あるいは装具を利用できない状態にあることを指します。
◆ぽーさぽーとシステム概要
このシステムを利用することで、補装具(義肢・装具・車椅子の総称)に貼付されたQRコードからつながるWebサイトにその情報が表示されます。補装具の種別以外に、製作日、製作業者などが表示され、補装具情報のトレーサビリティが実現されます。
補装具製作業者向けには、QRコードラベルを発行するWindows向けソフトウェアを提供。購入すると、インストールCDと小型ラベルプリンター、テープが届き、すぐにでも自社製品のQRコードラベルが発行できます。
補装具利用者向けには、前述のトレーサビリティ情報提供以外に、Webサイトでログインすれば、自分が利用する補装具の説明書がダウンロードできるなど、「一人にしない」工夫が盛り込まれています。
◆今後の展開
今週末2019年7月13~14日に仙台で開かれる「第35回日本義肢装具学会学術大会」で当プロジェクトについて口演発表を行い、同時にぽーさぽーとシステム販売が開始されます。
また2019年10月には神戸で開かれる「第17回国際義肢装具協会(ISPO)世界大会」の参加をスタートに、海外展開が予定されています。
◆プロジェクト起案の思い
補装具を利用する人たちが、世間から切り離された思いで下を向くのではなく、自分の体の一部である補装具に積極的に向き合ってほしいという願いを2社が共有し、製作業者のサポートをアシストしたいという思いからプロジェクトがスタートしました。
【製作業者向け提供機能】
・製品の製作・修理情報登録
・QRラベル印刷
・補装具利用者向けメルマガ配信
・自社内ユーザ管理、自社内ユーザ操作履歴参照
【価格】
・初期費用 150,000 円(税別)
・月額費用 16,000 円(税別)
◆会社概要
名称:株式会社幸和義肢研究所
所在地:〒 305-0845 茨城県つくば市大白硲341-1
https://www.kowagishi.com
名称:ペンギンシステム株式会社 (英文社名 : Penguin System Co.,Ltd.)
所在地:〒305-0047茨城県つくば市千現2-1-6 つくば研究支援センター CB10
https://www.penguins.co.jp
◆「ぽーさぽーと」プロジェクトWebサイト
https://powsupport.com
◆「ぽーさぽーと」販売Webサイト
https://shop.powsupport.com
◆お問い合わせ先
Email:support@powsupport.com
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