アル·ゴア元米副大統領およびクライメート·リアリティ·プロジェクト日本で初めてとなるリーダーシップ·コミュニティ·トレーニングを開催
【東京/ワシントンDC 2019年8月20日】 クライメート·リアリティ·プロジェクトは本日、アル·ゴア元米副大統領が主催する「クライメート·リアリティ·リーダーシップ·コミュニティ·トレーニング(以下、本トレーニング)」を2019年10月2~3日の2日間にわたり東京で開催することをお知らせいたします。本トレーニングは今回が世界で43回目、日本では初めての開催となります。現在、本トレーニングへの参加申し込みを受け付けています。(申し込みフォームhttps://www.climaterealityproject.org/apply/tokyo)
企業の関係者や機関投資家、政府関係者、地方自治体職員、教育関係者、学生その他一般の方々も含めて幅広い層から参加者を募ります。参加者は2日間にわたり、クライメート·リアリティ·プロジェクトの会長を務めるアル·ゴア元副大統領をはじめ、この分野の第一線で活躍する専門家らから直接、気候危機の解決に向けた行動や方策について学びます。気候変動の科学のほか、気候に関する概念や事象をいかに説明していくのか、国連の持続可能な開発目標(SDGs)をいかに進めていくのかなどをテーマとしたプレゼンテーション、パネルディスカッション、スキル構築ワークショップなどが予定されています。
アル·ゴア元副大統領は次のようにコメントしています。「気候変動は人類がこれまでに直面した中で最も早急に解決が必要な課題です。政府、企業、市民などセクターの壁を越えて、社会のすべての人々が力を合わせて解決策を見出し、実践していく必要があります。今回のトレーニングを通じて、気候危機の解決に向けた変化の担い手となるクライメート·リアリティ·リーダーシップ·コミュニティが日本にも立ち上がり、日本の方々が世界の仲間たちと新たなつながりをもっていただくことを期待しています」。
世界の多くの国々と同様、日本でも既に気候変動による危険な現象が起きています。気温の上昇によって死者が出るような熱波や破壊力を増した台風が発生しており、人々の命を脅かすとともに経済にも多大な打撃を与えています。とりわけ、日本のインフラと農業は危機的状況に直面しています。
一方で、日本には排出量を削減する体制が整っており、国民や社会を危機から守る準備ができている、というプラスの側面もあります。また、日本は化石燃料から脱却してクリーン·エネルギー経済へと移行する能力を持ち合わせています。多くの企業や投資家は、気候危機に取り組むことがビジネスにとって好ましいと認識し、環境·社会·ガバナンスに配慮した投資(ESG投資)へと資本を移動させつつあります。これによって、広く社会に恩恵がもたらされ、SDGs達成に向けた取り組みのペースも加速化されていくことでしょう。特に、企業はその影響力を生かして革新的な解決策を生み出すとともに、変化を起こそうとする人々の行動を後押しする役割を果たすことができるはずです。
このように一部で進展がみられるものの、気候危機を引き起こす温室効果ガスの排出量を削減するために日本が取り組むべきことはまだ数多く残されています。他の国々が化石燃料からの脱却に動く中、日本は国内外で石炭火力発電所の新設を計画しており、「世界的なイノベーター」、「賢明な投資家」というこれまで築き上げた評判を落としています。今回のトレーニングでは、クリーン·エネルギー経済の恩恵を社会が享受し、グローバルで進展しつつあるエネルギー転換の流れに日本が取り残されることなく追従できるようにするために、市民や企業のリーダーや政府関係者がいかに協力し合うべきかについても検討します。
クライメート·リアリティは、これまでに154カ国で2万人を超える人々を対象にトレーニングを提供してきました。最近では、米ミネソタ州ミネアポリス·セントポール、豪州ブリスベーン、米ジョージア州アトランタ、米カリフォルニア州ロサンゼルス、ドイツのベルリン、メキシコのメキシコ市、中国の深セン、フィリピンのマニラ、インドのニューデリー、ブラジルのリオデジャネイロなどでトレーニングを開催しました。クライメート·リアリティ·プロジェクトは米国内の地方支部のほか、世界に10ヶ所の国際支部を構えています。
本トレーニングの詳細やお申し込みを希望される方はこちらをご覧ください(申込期限がありますのでご注意下さい)。https://www.climaterealityproject.org/apply/tokyo
以上
クライメート·リアリティ·プロジェクトについて:
クライメート·リアリティ·プロジェクトはノーベル平和賞を受賞したアル·ゴア元米副大統領が立ち上げました。気候危機に対して世界中が力を合わせて解決策を創り出し、社会のあらゆる人々が行動を起こすことが可能になるよう啓蒙活動を行っています。世界総勢500万人超の人々が参加する活動と、トレーニングを受講したクライメート·リアリティ·リーダーたちによる草の根ネットワークを通じて、気候危機の真実を広め、クリーン·エネルギーを通じた解決策に向けて人々が行動を起こすことを後押ししています。詳細は、www.climaterealityproject.org をご覧いただくか、Twitterで@ClimateRealityをフォローして下さい。
企業の関係者や機関投資家、政府関係者、地方自治体職員、教育関係者、学生その他一般の方々も含めて幅広い層から参加者を募ります。参加者は2日間にわたり、クライメート·リアリティ·プロジェクトの会長を務めるアル·ゴア元副大統領をはじめ、この分野の第一線で活躍する専門家らから直接、気候危機の解決に向けた行動や方策について学びます。気候変動の科学のほか、気候に関する概念や事象をいかに説明していくのか、国連の持続可能な開発目標(SDGs)をいかに進めていくのかなどをテーマとしたプレゼンテーション、パネルディスカッション、スキル構築ワークショップなどが予定されています。
アル·ゴア元副大統領は次のようにコメントしています。「気候変動は人類がこれまでに直面した中で最も早急に解決が必要な課題です。政府、企業、市民などセクターの壁を越えて、社会のすべての人々が力を合わせて解決策を見出し、実践していく必要があります。今回のトレーニングを通じて、気候危機の解決に向けた変化の担い手となるクライメート·リアリティ·リーダーシップ·コミュニティが日本にも立ち上がり、日本の方々が世界の仲間たちと新たなつながりをもっていただくことを期待しています」。
世界の多くの国々と同様、日本でも既に気候変動による危険な現象が起きています。気温の上昇によって死者が出るような熱波や破壊力を増した台風が発生しており、人々の命を脅かすとともに経済にも多大な打撃を与えています。とりわけ、日本のインフラと農業は危機的状況に直面しています。
一方で、日本には排出量を削減する体制が整っており、国民や社会を危機から守る準備ができている、というプラスの側面もあります。また、日本は化石燃料から脱却してクリーン·エネルギー経済へと移行する能力を持ち合わせています。多くの企業や投資家は、気候危機に取り組むことがビジネスにとって好ましいと認識し、環境·社会·ガバナンスに配慮した投資(ESG投資)へと資本を移動させつつあります。これによって、広く社会に恩恵がもたらされ、SDGs達成に向けた取り組みのペースも加速化されていくことでしょう。特に、企業はその影響力を生かして革新的な解決策を生み出すとともに、変化を起こそうとする人々の行動を後押しする役割を果たすことができるはずです。
このように一部で進展がみられるものの、気候危機を引き起こす温室効果ガスの排出量を削減するために日本が取り組むべきことはまだ数多く残されています。他の国々が化石燃料からの脱却に動く中、日本は国内外で石炭火力発電所の新設を計画しており、「世界的なイノベーター」、「賢明な投資家」というこれまで築き上げた評判を落としています。今回のトレーニングでは、クリーン·エネルギー経済の恩恵を社会が享受し、グローバルで進展しつつあるエネルギー転換の流れに日本が取り残されることなく追従できるようにするために、市民や企業のリーダーや政府関係者がいかに協力し合うべきかについても検討します。
クライメート·リアリティは、これまでに154カ国で2万人を超える人々を対象にトレーニングを提供してきました。最近では、米ミネソタ州ミネアポリス·セントポール、豪州ブリスベーン、米ジョージア州アトランタ、米カリフォルニア州ロサンゼルス、ドイツのベルリン、メキシコのメキシコ市、中国の深セン、フィリピンのマニラ、インドのニューデリー、ブラジルのリオデジャネイロなどでトレーニングを開催しました。クライメート·リアリティ·プロジェクトは米国内の地方支部のほか、世界に10ヶ所の国際支部を構えています。
本トレーニングの詳細やお申し込みを希望される方はこちらをご覧ください(申込期限がありますのでご注意下さい)。https://www.climaterealityproject.org/apply/tokyo
以上
クライメート·リアリティ·プロジェクトについて:
クライメート·リアリティ·プロジェクトはノーベル平和賞を受賞したアル·ゴア元米副大統領が立ち上げました。気候危機に対して世界中が力を合わせて解決策を創り出し、社会のあらゆる人々が行動を起こすことが可能になるよう啓蒙活動を行っています。世界総勢500万人超の人々が参加する活動と、トレーニングを受講したクライメート·リアリティ·リーダーたちによる草の根ネットワークを通じて、気候危機の真実を広め、クリーン·エネルギーを通じた解決策に向けて人々が行動を起こすことを後押ししています。詳細は、www.climaterealityproject.org をご覧いただくか、Twitterで@ClimateRealityをフォローして下さい。
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