司法修習生と法曹実務家のためのポータルサイト「司法修習ドットコム」

株式会社司法修習ドットコム(本社:東京都港区、代表取締役/弁護士:森永真人)は、2019年8月26日(月)に司法修習生とそのOBである法曹実務家(弁護士、裁判官及び検察官)のためのポータルサイト「司法修習ドットコム」(https://www.shihoushu2.com/)を公開しました。日本の法曹養成制度の中核をなす司法修習制度にフォーカスした初めてのポータルサイトです。

日本で法曹実務家になるためには、司法試験に合格し、原則として約1年間の司法修習を終える必要があります。司法修習では、最高裁判所が設置する司法研修所(埼玉県和光市)での座学を中心とする研修の他、日本各地の裁判所、検察庁、法律事務所での実地研修(以下「実務修習」といいます。)が行われます。実務修習先(以下「修習地」といいます。)については、全47都道府県計51箇所あり、各人の希望を踏まえて最高裁判所が決定し、配属されます。
司法修習生を取り巻く環境はスケジュール的に極めてタイトであり、充実した修習生活を送るには、予備知識の習得や入念な準備が欠かせません。

すなわち、修習生は、司法試験の合格発表の喜びも束の間、3ヶ月の経たないうちに司法研修所での導入修習がスタートするため、短期間のうちに、希望する修習地の選定、司法研修所や配属された修習地で生活する部屋の選定・賃貸借契約・引っ越し作業等が必要となります。

司法研修所での約半月の導入修習が終わると、各修習生は各修習地に移動し、実務修習が開始します。実務修習は、裁判修習(民事、刑事)、検察修習、弁護修習の4種類がありますが、いずれも2ヶ月弱の期間しか取られていないものの、学ぶべきことは極めて多岐に亘り、習得は必ずしも容易ではありません。

これら修習の本分に加えて、修習生は就職活動も同時並行的に行う必要があります。
このような状況において、先輩実務家(先輩修習生)が、辿った修習生活の生の声を参考にすることで、充実した修習生活をスムーズにスタートさせられるのではないかと考え、本ウェブサイトを立ち上げることとしました。
現在、司法修習ドットコム(https://www.shihoushu2.com/)には、46修習地101個の体験談が掲載されています。

 

体験談には、裁判修習、検察修習、弁護修習の各修習に関して、修習の際に感じたこと、修習生に意識して取り組んでもらいたい事項が多く記載されています。また、実務家の目線から修習中から勉強してほしい事柄についても多くの意見を掲載しています。

さらに、体験談には、就職活動に関する情報や部屋情報等の多くの生活情報も掲載しており、慣れない修習地での生活をより充実させるためのヒントがたくさん散りばめられています。

本サイトの情報が、将来の修習生の充実した修習生活に寄与することができれば、幸いです。司法修習ドットコムでは、今後も、司法修習生がより充実した修習を送れるようなサービスを展開していく予定です。


<代表のコメント>
司法修習は、日本の法曹養成制度の中核をなしていると言っても過言ではない制度です。裁判官や検察官になる機会は、基本的には司法修習中しかありません。本サイトに協力して頂いた多くの実務家の体験談でも言われているように、事件に関して裁判官の生の考え方を聞ける機会や、検察官と被疑者・被告人の処遇について意見を交わせる機会も司法修習以外にはほとんどないでしょう。また、他の弁護士の働きぶりをみるじっくり見る機会も司法修習中以外はありません。優秀な同期との出会いもあるかもしれません。

このような重要な機会であるにも関わらず、司法修習の期間はどんどん短縮されています。短い期間で充実した修習を行うには、修習の「質」を高めることが必要不可欠でしょう。そのためには、予め自分の中で修習生活のイメージを持ち、課題を持って修習に取り組むことが肝要ではないでしょうか。また、司法修習を二回経験することはできません。実務家になってみて、あのことをもっと聞いておけばよかった、見ておけばよかったと思い返すことも多々あります。どのような仕事をしているかによって、見ておいた方がよかったと感じる事は変わりうると思いますが、多くの実務家の意見を参考にし、それを意識する事でより充実した修習を送れると確信しています。
本サイトが法曹関係者の一助になれば幸いです。
2019年8月吉日

株式会社司法修習ドットコム 代表取締役 森永真人

  1. プレスリリース >
  2. 株式会社司法修習ドットコム >
  3. 司法修習生と法曹実務家のためのポータルサイト「司法修習ドットコム」