社会課題を解決するSDGs貢献型クラウドファンディング事業をスタートします。
自社だけではなく社会も環境もよくなる取組をクラウドファンディングを通じて実践し、コロナ禍の中でビジネスモデルイノベーションを促進する
SDGs(持続可能な開発目標)とクラウドファンディングは、2000年代に登場した新しいコミュニケーションツールですが、ともすれば「寄付」や「ボランティア」といったイメージを抱きがちです。
当社では、コロナ禍における中小企業が単に生き残るのではなく、ポスト・コロナ時代から選ばれる会社になるためのイノベーションを促進できる手段になると考えています。
そこで、クラウドファンディングで応援することによって、SDGsが自然な形で自分事になり、その商品・サービスが広まることによって持続可能な社会づくりに貢献できる、従来の「購入型」でもない、「寄付型」でもない「SDGs貢献型クラウドファンディング事業」をスタートしました。
第一弾として、地方の一次産業と飲食店の問題を解決するクラウドファンディングがスタート
5月22日~6月30日までの間、真鯛養殖業の株式会社タイチ(本社:愛媛県宇和島市/代表取締役:徳弘 多一郎)のクラウドファンディングが、クラファン株式会社(本店:佐賀県佐賀市/代表取締役社長:板越 ジョージ)が運営しているcrafun.jpによってスタートします。
https://crafun.jp/projects/view/89
きっかけは、新型コロナの自粛によって、飲食店からの注文がストップしてしまったこと。そこで、行き場を失った養殖鯛「鯛一郎クン」をお家で食べて欲しいという想いをきっかけにプロジェクトチームが発足しました。
加工に適した「鯛一郎クン」の特性を活かし、リターンとして鯛だけを提供するクラファンではなく、愛媛県でイタリアンレストランを展開する株式会社マルブン(本社:愛媛県西条市/代表取締役:眞鍋 明)によるオリジナルピッツァをクラファン限定で開発。元々、マルブンでは、地元の生産者を活性化したいとの想いで鯛一郎クンをメニューに取り入れていました。この度のコロナ禍で、店舗営業を自粛している中、ネットショップ構築によって販路拡大を行っており、さらに広く自社の商品を拡散する手段としてクラファンでもパートナーシップで
取り組んでいます。
今回開発されたクラファン限定のリターン
マルブン特製鯛一郎クン紅白ピッツァセット
<内容>
【赤ピッツァ】四国・宇和島の日本一の養殖鯛「鯛一郎クン」とフレッシュトマトソースのピッツァ(写真左)
【白ピッツァ】四国・宇和島の日本一の養殖鯛「鯛一郎クン」と寺尾果樹園の瀬戸内レモンのピッツァ(写真右)
リターンとして提供される2キロ超のまるごと鯛一郎クン
一流料理人たちから選ばれてきたブランド鯛「鯛一郎クン」は、餌と手間、環境にこだわって育てられています。毎日「ありがとう」「おはよう」と声をかけ、愛情もたっぷり与えられています。
このプロジェクトによって解決を目指す社会課題
食料自給率が低い日本にとって、地方の一次産業は国の宝です。心優しく、志の高い生産者を守ることで、雇用を創出し、価値の高い商品を提供することによって、そこに関わる飲食店が活性化します。飲食店の活性化は街の活性化につながります。
また、加工に適した鯛の開発は、飲食店の生産性を向上させ、働き方改革を推進。地方のユニークな取組がクラファンによって広く認知されることで、都市部からのワーケーションや疎開ワーク推進の一助になることを狙いとしています。
起案者にとってのメリット
1社だけではなかなか行き詰りがちなプロジェクトも、ミッションを同じくする異業種のパートナーシップ(ミッションコラボ)による相乗効果によって新しい商品・サービスを生み出し、新しい顧客を獲得することができます。
まずはその商品が売れるのか売れないのかを判断するテストマーケティングをノーリスクで実施できるというのも、キャッシュアウトを防止したい起案者にとってはメリットになります。
クラウドファンディングでの成果は、金融機関からの評価対象にもなり、次なる設備投資や戦略策定での資金調達に役立ちます。
応援者にとってのメリット
SDGs貢献型クラウドファンディングのリターンは、日頃から「売り手良し、買い手良し、世間良し」の三方良しの理念経営を実践している企業が関わるため、社会にも環境にも人にも優しい商品。エシカル消費も自然に推進できると考えています。SDGsが全面に出すぎると難しく感じてしまう人も、その商品を買えば買うほど、楽しく食べれば食べるほど、結果として持続可能な社会づくりに貢献できるというきっかけをつくれます。
また、目先の資金調達という目的ではなく、中長期的視点で取り組むクラウドファンディングであるため、集まった資金は、社会や環境に役立つ新規事業として活用される循環づくりを狙いとしています。
今回のプロジェクトでは、応援してくださった方に、先日デザイナー貢献として作成したアマビエトレカ鯛一郎クンバージョンをプレゼントいたします。
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