「ベルカント発声法」がストレスを激減させる!?
精神状態判定ソフト「Mental Checker」で驚きの判定結果
2019 年 10月 22 日、東京: 株式会社翔栄クリエイト(新宿区西新宿1-8-1 代表 宇佐神慎)は、㈳サルバベルカント・アソシエーション・ジャパン(千葉県船橋市西船4-15-26)在籍の「サルバベルカント祝祭合唱団」20名(関西6名、東京14名)を対象に、同社が販売する精神状態判定ソフト「Mental Checker」によるストレスチェックを行ったところ、被験者全体の85%にあたる17名が標準値(過去10万人を対象に判定)を大幅に下回るという判定数値結果を発表した。
「Mental Checker」による10万人の感情分析データから分析された被験者の「ストレス量」は、通常「20~40」までの数値に収まる。ところが、今回の合唱団20名の内、17名(全体の85%)が20以下の数値となった。もっとも数値が低かった被験者で15.60を示した。。「Mental Checker」(製造元:ELSYS JAPAN株式会社 東京都品川区平塚2-5-8)とは、10万人の感情分析データから開発された、ストレス量、攻撃性、カリスマ性等、10項目に及ぶ感情分析を、たった1分間の動画撮影で測定、可視化する事を可能にしたソフトウェア。
今回の調査に協力を頂いた㈳サルバベルカント・アソシエーション・ジャパン代表の峯川知子氏は、世界的バリトン歌手アントニオ・サルバドーリ直伝の世界唯一のコレペティトール(※)。今月24日から各地で開催される「ステファン・ポップと仲間たち オペラ・ガラコンサート・ジャパン・ツアー2019」主催者。峯川氏は「ベルカント発声法は、あくびをする状態の口の開け方で横隔膜を下げ、腹式呼吸で声を出す。また音階の高い音を表現するのには、いかにリラックスできるかも重要。これがストレス軽減の要因なのでは」と語る
脳神経外科専門医で抗加齢医学専門医、日本体育協会スポーツドクターの菅原道仁氏(菅原脳神経外科クリニック 東京都八王子市万町175-1)に今回の調査結果について伺うと「今回は合唱団の方が対象という事で、好きなことしている方々の集まりともとれる。基本、好きなことをしている状態ではストレスはかからない。むしろ声楽の経験がない方にも同様の調査をしてみた時に、驚きの数値が出たというのなら、そちらの結果の方が興味深い」とした上で、「呼吸筋をはじめとする体全体で発声(表現)するオペラは、実際に運動するのと同じ位、健康維持に良いと思う」とコメント。
今回の調査結果はあくまで1度且つ少人数対象の調査結果であるため課題も見つかったが、今後、被験者年齢や性別等、対象を更に細分化し、「Mental Checker」のデータベース化を推し進めていきたいと考えている。
(※)コレペティトール・・・コレペティートルは、歌劇場などでオペラ歌手やバレエダンサーにピアノを弾きがら音楽稽古をつけるコーチを言う。日本では「コレペティトール」と呼称、表記されることも多い。
<記事関連URL>
株式会社翔栄クリエイト https://syouei.net/
一般社団法人サルバベルカント・アソシエーション・ジャパン https://salvabelcanto.or.jp/
ステファン・ポップと仲間たち オペラ・ガラ・コンサート・ジャパン・ツアー2019
https://salvabelcanto.or.jp/2019/05/13/stefan-pop-friends-opera-gala-concert-japan-tour/
菅原脳神経外科クリニック http://sugawaraclinic.jp/
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